遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

これで引退 ~最後の仕事~

2024-03-24 07:24:44 | 仕事
先週の木曜日に最後のお仕事だった。
22歳の春から足掛け43年と約半年。
その間に1年半の産休、育休と7か月のブランクを挟んで、お役御免。
今年度、もう仕事は来ないかなと思っていたら思いがけず昨年末の復帰。
そこから4か月。思い残すことはない。
やり切ったと思う。
受けた限りは健康に気を付けて穴をあけてはいけないと思い頑張った。
思ったより最初はしんどかったけれど、年明けから慣れてきた。
細かい事は色々あったけれど、何とかキャリアだけのことはできたと思う。
起きるかもしれないトラブルはできるだけ未然に防いだつもりだ。
特に成績の事には気を使い、とても慎重に対処した。

そんなこんなを含めての仕事だ。
最後に「この事について何かあれば私が対処しますので連絡してください。来ますから。」と言い残して職場を後にした。

何日か前に新年度からの仕事のオファーもいただいたが、丁寧にお断りした。
ありがたいことだ。
でも、もう行かない。

この4か月があったからスパッと迷いなく辞めることができたことはソフトランディングできて良かったと心底思う。

最後に形だけ所属した学年の生徒達から心温まるクオリティの高い寄せ書きをいただいた。

裏表紙 私が趣味だと言った歌舞伎

表表紙 SF
中身も全てのクラスが素敵な丁寧な絵と共にそれぞれが一言書いてくれた。
ありがたいなー。こうやって人に何か感謝を伝えようとする姿勢がある生徒達だった。
サプライズを装い(すでに学年の先生から内容は聞いていたが)球技大会の後、全員の前で手渡されて挨拶もした。
最後にいい思いをさせてもらった。回りで支えていただいた皆さんのおかげである。

昨日の晩御飯は娘が久しぶりに厄落としに帰ってきたので、ちょっと張り切って品数を作った。
ヒラマサ、キュウリ。海老、玉ねぎ、人参のかき揚げ。旬菊の白和え。牛筋肉とゴボウの炊いたん。豆ごはん。あさりのお澄まし。

サラダは娘作、ベビーリーフ、トマト、セロリ、オリーブ。

ゴボウと牛筋はお代わりしてた。若いなー。





仕事の責任 報酬を得ると言うことは

2024-03-15 07:02:03 | 仕事
授業を三時間
その後、大きな仕事の詰め
一旦出来上がったとおもったけれど、後始末をしているとちょっと整合性がないところが気になった。
色々変えて、再度見直し
「そうか、こうした方がすっきりする。」と返って引っかかっていたところが腑に落ちる
この「腑に落ちる」ということが大事
この仕事にクレームが着いたら私が責任を持って説明をし、場合によっては頭を下げることになる
物事の成り立ちを知っていて、そのことを理解した上でこの場合はこうなったと説明がつかなければならない。

そういうことが「仕事を引き受ける」「報酬をもらう」ということだと思う。
肝据えてかかることにする。
と言う話を一緒に働いてきた同僚と話す。

終わると夕方に近かった。仕事もあと少し、向こうが見えてきた。

昨日の晩御飯は、グリルチキン。焼きピーマン、アスパラガス、トマト、セロリ。豆ごはんが少ししかなかったので付け合わせにパスタ。冷凍したミネストローネがあったので解凍してチーズを加えてオーブンで焼く。

これくらいで十分。

ひさーしぶりの飲み会

2024-01-27 08:08:31 | 仕事
久しぶりに職場の飲み会に参加した。
夜の飲み会は本当に久しぶり。寒かったし、ちょっと行く時はおっくうだったが。

そんなに大人数ではなかったし、通い慣れた駅のすぐそばだったから。

お料理は蟹すき


突き出しやお寿司もついてた。

コロナ禍以来初めてのお鍋かもしれない。
こんな風にお鍋を囲める日が来るなんてと感無量。
去年は香住に蟹を食べに行ったのをまた思い出した。

日本酒
山形の魔きり、初孫

写真撮るのを忘れたのでHPよりお借りしました。
これはこの前、実家へ持って行ったお酒。酒田のお酒です。

新潟の菊水、無冠帯


かなーり飲んだけど酔わなかった。

色々話ができて良かった。
駅からバスもなく、かえって暖かだったので家までブラブラ歩いて帰った。
朝までぐっすり。


仕事初め前日の悪夢

2024-01-13 07:06:46 | 仕事
新年の仕事始めであった。
授業の準備をしておく。未知の教材もあったので取り組んでどんな風に展開させるか考える。

そして次の日から授業という前日、悪夢にうなされる。
なんとご丁寧に二本立てになっていた。
一旦、目が覚めるとちょっと違うシュチエーションで続編が始まる感じ。
夢の中では「これは夢だ」と解っているが、すごく複雑な建物で美術室にいつまでも到達することができないとか、生徒が来ないとか授業が成り立たないとか立て続けに観る。

朝、起きると結構ぐったりしている。

再開した仕事に関して全くストレスの要因はない。年齢がいってだんだんストレスのない職場環境になりつつあるのはありがたい。

でも深層心理の中にプレッシャーを感じているのだろう。きっと。

それでも授業が始まると無意識にテンションを上げてどんどん行く。
「これは本来の私?」と疑問を持ちながら。
本来の自分ではない自分を演じている感じもある。
もう少し若い頃はこんな自分で一種の高揚感を感じたが、最近疑問である。
乖離している距離が遠くなったというか、、、。

というわけで何とか再開したが、いやはや気持ちや体力の消耗は激しいような気がした。

ある日の残り物小皿夕食

黒いのは奈良漬ではなくステーキ一切れ。

お正月が開けて安くなるであろうと期待していた鰻丼。ほうれん草の胡麻和え。セロリの浅漬け。豆腐、玉ねぎ、セロリの葉のお汁。


ない物ねだりの日々

2023-12-16 07:02:27 | 仕事
仕事に復帰して仕事にはすぐに慣れたのだが、なにせ9か月のブランクは一番体力に出る。
人的ストレスゼロ、仕事に不慣れはゼロに近いとほぼノーストレスなのに身体は心底疲れている。
どれだけ人間動かないと筋力が落ちるのかがよく解った。

一週間を終え、午前中にヨガに行き、1時間余り。お昼を食べ、取りためた録画のテレビドラマを観て、昼寝をして晩御飯をゆっくり作った。昨日はグラタンが食べたかったのでチキン、シュリンプグラタン。トマト、サニーレタス、セロリのシーザーサラダ。
微発砲ワイン。美味しかった。


夜は9時前にお布団に入ったが、なんだか授業しているたのが別世界のように遠く感じる。
やりがいもあるし、自習にならないで済んで誰かのお役に立てたとは思うのだが、果たして一年後、この状態で働くかな?と疑問に思った。なんだか違和感を感じる。
これが前期高齢者の状態かな?人それぞれだが、、、。
65歳定年というけれど、63歳を過ぎたら、仕事を辞めると言う選択肢は残されているのが当たり前になる世の中になっていて欲しいと思う。
仕事がなかったら物足りない。仕事に行けば身体がしんどい。ない物ねだりのような前期高齢者である。

クリスマスまでの日めくりカレンダーがまたゆっくり過ぎる。
あと半月で今年も終わる。毎日、丁寧に過ごしていきたいなー。


前期高齢者の働き方 ~全身筋肉痛の再就職~

2023-12-08 07:17:22 | 仕事
仕事に復帰した。
冷静に考えればこれほど好条件はない。
週に3日、通勤は片道1時間、実家へのアクセスも良い、学校全体が落ち着いている、生徒数が少ない。
そしてサブではなく、メインで一人でやれる。
しかも回りの人達も親切。一人手伝ってくれる同じ教科の人がいる。以前の職場の同僚がいる。
これほど恵まれていることはない。

だが、9か月のブランクを経て、実際初日働いてみると、なんとも大変。
1年生の授業だったのだが、最初は少し様子を見ることにした。
なんだかだった。
次のクラスは内容は良かったのだが、授業が終わってから生徒同士のトラブル発覚。
ちょっとショックだった。
ということで、ぐったり疲れて帰宅した。全身筋肉痛である。階段をあがったり降りたり、動き回る運動量が格段と増えたせいだ。
早々に寝る。8時30分からぐっすり寝られる。
2日目は開き直って、自分本来のペースで行くことにした。
学校生活にも慣れた明るい2年生だったのでいい感じで自分のペースで授業を進めることができた。
そうなると現金な物で、全く疲れを感じない。
足りなかった立体パズルの部品がはまり、自分という人間に厚みが増したような、色どりが鮮やかになったような気がした。
いい意味で発散した。

帰り、買い物をして実家へより、晩御飯を準備して、帰宅してカレーを作った。
午前中だけの勤務だからできること。
午後からゆっくり録画してあるドラマをこたつで観る。
ああ、しあわせ。
ブログ更新は当分飛び飛びかな?

久しぶりの牛すね肉カレー。




縁あっての、、、。再び仕事。

2023-12-05 06:59:49 | 仕事
実家からの帰りに電話がなった。
昨年まで一緒に働いていた同い年の元同僚。
同じ立場なので違う職場に週4日の時間講師、サポーターとして勤務している。
その職場の産休講師が見つからないので来てくれないかということ。
本来なら常勤講師でないとあかんのだが、時間数が少ないので時間講師でもいいという。
産休なのでずっと申請はしているのに「すでに待っている学校が2校ある。」と冷たいお上の返事。

一旦保留したが、内部事情も手に取るようにわかるのですぐに「OK」の返事をラインで送った。
私が動かなければ12月から産休に入る講師の授業は全て自習。学期末の忙しい時に他の教員にしわ寄せが行くに決まっている。
ヘタしたら3学期全て自習ということなりかねない。

ということで、急遽、今週途中から勤めることにあいなった。
すでに講師登録はしてあるので、履歴書と健康診断票、免許証、免許更新証明書のコピーを渡せば手続き完了となる。
ふむ。

完全休職になって9か月。
日々、楽しく過ごしているが、なんだか私という人間のいくつかのパーツが足りないような気がしていた矢先。
自分の楽しみだけで精神的に野放図というか、やることは規則正しくルーティーンを追っているが、なんだか物足りない。
という気がしていた。
だれかの役に立てればいいかと思う。幸い、既に予定が入っている日は授業を抜いてくれる。
これからまた週に3日。授業だけという私のニーズにもかなっている。お金も入ってくる。職場は落ち着いている。前の職場と通勤時間も変わらない。ちなみに期限は3月末。
仕事が決まったら決まったで、なんだかなーという億劫さも感じる。
色々千々に乱れる前期高齢者の心模様であった。

それにしても元同僚とは縁が深い。なんだか不思議な気もする。

昨日はレンコ鯛が安かったので野菜と一緒に蒸し焼きにしてみた。

ブロッコリー、蓮根、インゲン、大根、キャベツ、しいたけ、ほうれん草。ポン酢で食べた。
この後鍋に残った蒸し汁(すでにお酒は入れてある)とカツオ出汁を混ぜて作った玉吸いが絶品だった。
実家から持ち帰った生ハムを茹でて、ポテトサラダに入れてみる。




教師の体調管理

2022-09-22 06:07:53 | 仕事
私の職場はすこぶる人間関係がいい。
私が経験した中で最高だ。

だが、教師と言う職業ほど自己管理ができていないとしんどい。
時間的にも仕事内容的にもここまでという枠があやふやだからだ。
要するにやることが無尽蔵にあるし、きりがない。
やることを最低限にしてしまえばいいのだが、それでは教育の中身が薄くなるし、時々立ちいかない場合もある。
しかも突発的な指導が入ることはまったがない。
保護者との対応で時間がかなり遅くなったりもする。
以前の職場でまるでER(救急救命みたいやなー)と冗談で言っていた。要するにすぐに対処しなければならないこと突発的に起こる。
タイミングを誤ると余計に時間がかかる。場合によっては取返しの付かない場合も時にはある。

どちらにしても放課後までは分刻みで忙しい。
給食になってもともとないお昼休みがほとんどない状態になった。
私たち実技教科の移動教室組は後片付け準備をしていると悲惨な目に合う。

今の職場で熱心な若手で、2人ほど、偏食気味な男性教諭が20代で肝臓を壊しかけた。
一人はコンビニに買ってきた朝食を食べ、教室でお昼を食べないままに晩御飯をそれも時間がずれる時も多かったと思うが、ドカ食いしていた。健康診断で引っかかって昼食をきちんと食べるようになったら改善した。
若い人の食生活は何も教職に関わらず不規則になる場合はたくさんあるだろう。
もう一人の肝臓を悪くした若手の同期の男の子は最近痩せたから聞くと「一緒に住んでいる彼女がちゃんと晩御飯を作ってくれるから。」という返事だった。
やっぱり。彼も来年結婚を控えている。
きちんと栄養管理されていると体調も崩さない。
肝臓の疾患は一生もんである。若いうちから持病になってしまうとやっかいだしお金もかかる。
食生活を整えて健康になるのは長い目で見た節約なのだ。

ということで食べることは働く上でも大切だなと改めて思った。

一昨日の晩は豚バラ肉とエビがあったので、たたいて、しいたけ、蓮根、きくらげを入れてシュウマイを蒸した。


それと先を見通した段取り力。
一週間、月単位、学期単位、年単位。できる時にできる仕事をしっかりやって段取りも付けておく。
これ大事です。





イケてる生活 ~自分の楽しみのことだけではなく誰かのために~

2022-06-25 06:28:44 | 仕事
非常勤勤務が始まって、「自分の授業だけやれたら幸せなのに。」と思うことが多々あった。
でもある日、ある本を読んでいて
奥さんがモーレツ仕事夫に「それで誰が幸せになるの?」といつも聞いていたという話が出てきた。

そうなんだよねー。
自分の生活に満足しているのになんだか一つ足りないと思うモヤモヤなんだ。
「これ、誰かのために役立っているんだろうか。」「私は社会のために役だっているのだろうか。」と言う疑問。
誤解のないように仕事を一旦リタイアしたのだから、当然私は世間的には大手を振って自分の楽しみだけに生きていいと思う。
これは声を大にしていいたい。でも私はそれだけだと、どうも何だか物足りないというか寂しいというか、満足感がない。

ずーと感じてた。かといって今更全く今までと違う世界に飛び込んで何かをする気があまりない。
要するに根はずぼらね。
ということは今まで身に付けてきたスキルと経験を生かすと今の立場しかないなと、はたと思い至った。

これって理想じゃん!

ということで日々の少なからずのストレスも「当たり前じゃん。ありがたいやん。」と思えるようになった。
すぐ身近なところで役だってなくてもどこかで社会のために役だってるって思えた。
これは貴重な立場であると実感した。
感謝せねば。
しかも自分の体力と気力を振り絞らねばならない状態では決してない。
のんびり、ゆっくり自分の気ままなペースでイケてる。
イケてるやん。

散歩している途中でみつけた梔子の花

映画「旅情」で最後に渡したのは梔子のブローチ、、、。

言葉に出して伝えること

2022-04-19 07:46:48 | 仕事
今年も咲いたけれどあんまり色が良くない庭の藤



新しい環境での仕事が始まりました。

具体的な環境は変わらないけど
人的環境が大きく変わりました。

始まって半月。思う事が100ほど出てきます。
一旦、どういう風に伝えようかと躊躇しますが、その時間が長いほど
自分がしんどくなるし、相手もしんどくなるので、すぐに伝えることにしました。

言葉を選んででも的確にしっかり短時間で伝えました。

その中で「やってもらって当たり前と思わないでほしい。」と言う言葉を使いました。

私は人間関係に淡泊と言うか仕事で人間関係を結ぶことを求めていない。
でも気持ちは結構フォア―ザチームなんだど。
結局仕事全体が上手く回るために自分のやってきた仕事は出し惜しみなく提供する。
でもそれが当たり前と思われるとカチンとくる。
当然だ。
ということでそれを伝えた。
提供してもらったら「ありがとう。」だし、
ギブ&テイクで頼んだことは速やかに取り組んで欲しい。
これは気持ちのリレイションシップだ。

今は自分の事しか見えてないけれど
どんな仕事でも組織で動いているのだを言う事を早い目に気づくべきだ。
目的は仕事を上手く達成すること。
決して人間関係を結ぶために取り組んでいることではない。
学生時代のクラブ活動ではないのだから。

人間関係を結ぶ目的はないけれど、
好意(あるいは行為)のリレイションシップはとても重要。
なんで無性の好意をあなたに抱くの?
と不思議になるし、腹も立つ。
だから情報や仕事の材料は提供するけれど
替わりにこれだけのことはやっておいてねというのは当たりまえと言う事を
結構はっきり伝えた。

状況はすぐに変わったけれど
言葉にしないとわからないんだなとつくづく思った。