遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

二条城庭園ランチ

2018-02-19 07:11:27 | 日々のあれこれ


さて日曜日、二条城の清流園のお庭に建っている香雲亭で湯葉料理のいそべの早春二条城弁当をいた だくというイベントに参加。

2月一杯、本来飲食厳禁のお庭に建つ貴重な建物の中でお庭を観ながら
お弁当を食べる。

税込3500円。



ぼんぼりのような二段お弁当の漆の器は像彦の作品。

寒いのではないかと心配をよそに昨日は珍しく快晴。
昼間はわりと暖かかった。

二条城じたい国宝の建物なので火気厳禁。香雲亭には一切火の気がないのでIHを持ち込み
白味噌仕立てのおつゆやらは暖めたそうです。建物の裏側に冷たい水しか出ない水道が一つだけあるそうです。

お料理のお味はまーまーでしたが、貴重な体験ができました
ホットカーペットも敷いてあり寒さは全く感じませんでした。

英勲という伏見のお酒をいただきました。

暖かかったのでてくてく歩いて北野天満宮へ。

途中で家の建て込む中の一画に小さな公園が
平安宮跡というではないか‼


なんでと息子にたずねると、二条城から西は江戸時代すごいぬかるみの湿地だったそうだ。

たどり着いた北野天満宮は梅がちらほら咲き始め、大安吉日で結婚式をやっていた。



宝物館では刀剣の展覧会が開かれ、刀剣乱舞のアニメのパネルが刀剣と一緒に展示されていた。

近くの上七軒の風情ある町並みがすっかり寂れている北野商店街とは対照的だった。





高島屋の地下で亀屋良永の鳥羽玉というお菓子を買う。自分家にも友達にも
職場にも買う。6こ入りで486円だから。

押さえた甘さでとても美味しい。本店は二条城を少し北に行ったところ。
関西は京都の高島屋しか売ってない。

寒かったけど京都堪能。


紫の銀盤

2018-02-18 08:05:29 | 美しい物
ピョンチャンオリンピックです。

このブログでも両性具有の美しさを称えた羽生結弦君の記事がヒットしてました。

やはり、金メダルを目指す人っていうのは圧倒的に勝つことに執念を燃やすものだなと実感しました。



安倍清明の世界を余すことなく表現したジャパンクールな演技内容。

アニメの主人公のような羽生君の容貌も相まって世界中にアピールしたのではないでしょうか?

ショートプログラムも素敵でした。



演技もさることながら、私が今回のオリンピックのフィギュアスケートでいたく感心したのは
このフェンスの色。紫。

フェンスだけでなく、氷に映り込んで氷上まで紫色に染められるのです。
スケートという演技をする舞台装置がすべて紫色の幻想に染め上げられているのです。
これが意外に効果的でした。やるな韓国。

紫という色はとても難しく、下手をすればとても冷たく、暗くなってしまう色です。

故に私は個人的にこの色を計算に入れて羽生君と今回不思議な魅力と実力を振りまいた
伏兵宇野昌磨君の勝算が働いていたのではと密かに思ったのです。



フリーのトゥーランドットのダイナミックな盛り上がりにのり、青系とゴールドのキラキラコスチュームはとても
この紫の幻想的な舞台装置に映えていました。

羽生君のコスチュームにも紫が差し色に使われていてとても効果的でした。

それに比べて今回のライバル、フェルナンデスやチェンはとても地味なモノトーンに近いコスチュームでした。

あまりに地味に見えませんでしたか?

かと言って真っ赤とかもねー。

という深読み観戦でした。

すごくハードな先週。一日ゆっくりリアルタイムでのフィギュアスケート観戦。

少し居眠りしている間に気が付けば、リンクにクマのぷーさんのぬいぐるみが飛び交っている画面に、
間抜けに羽生君のフリーを見逃した私でした。

深紅のビスチェとかをまとって宇野君のカルメンなんか観てみたい気がします。

それにしても若干20歳と23歳で世界中を魅了したお二人はとてもすごい存在です。

おめでとうございます。




ゴッホの部屋

2018-02-17 09:35:26 | 美術館、博物館
先週末、京都国立近代美術館へゴッホ展を観に行った。

美術館前で家族全員集合

例のごとく、娘は遅れてくる

土曜日は閉館時間が8時なので午後6時前にはチケット売り場は並んでいないし、会場内もそんな混雑はない。

絵の前に立ち止まり正面からがっつり観ることが可能だったのでとても良かった。

先週の連休は連日早朝から仕事だったが、思い切って観に来てよかった。

日本人が大好きなゴッホ。画集などでいつも観ている代表作は来ていなかったけれど
私が初めて観る作品があって、「どれもゴッホなんだ。紛れもなくゴッホなんだ。」といった感じだった。

それぞれの作品は少しずつ違っていて、でもその筆致、配色、構図、紛れもなくゴッホだ。

印象に残った作品

何故か2011年のフランス旅行を思い出させてくれた。


サントマリーへの道

サントマリードラメールへの道は7年前に訪れた海沿いの街。



タラスコンの乗り合い馬車

これもその時の旅行のアンティーブのホテルを思い出す。

黄色、赤、緑のとてもはっきりした色のコントラストが夏の南仏のくっきりした日差しを彷彿とさせる。
空気感や気温を感じる作品だ。


糸杉の見える花咲く果樹園

とても美しい空の色。

こんな柔らかい色もゴッホの色だ。

すみません。色々なホームページから写真お借りしました。

北斎や広重の浮世絵の作品も同時に観ることができた。

4階の常設展には森村さんの立体ゴッホの部屋


この作品は写真撮影し放題でした。


あいにく、冷たい雨が降っていたので
タクシーで四条河原町まで出ていつか行きたかった東華菜館へ



レトロな雰囲気、映画に出てきそうなエレベーター

1920年代の上海に紛れ込んだような内装だった。

窓の外には鴨川。川向いの灯りが美しい。

お料理はとても優しい味でした。チンタオビールも美味しかった。






動線が変わるとなんて楽

2018-02-06 06:08:46 | インテリア
久しぶりに家具を購入。

昨年11月くらいに京都アク○スで見た食器棚。
正確にはシステムキッチンの一部分。
言い換えれば隙間家具。

少し高さがありすぎるのが難点だが。

作りは、さすがにしっかりしていいが、お値段控えめの○トリやおしゃれなイ○ヤにくらぶれば
それなりにお高い。

扉の半透明なすりガラスなど好みである。
奥行きが十分でしかも設置するにはちょうどいい。

ガラスの器が好きなので季節を選ばずガラス食器だけを入れるゴールデンゾーンが
欲しかった。

アク○スはめったに値引きはしない。

年末とっても欲しくなって再訪。

ダンナから待てが出る。

年明け再訪。SALE!

家具一割引!

買うしかない。

結局、送料や二人配送なので結構なお値段になったが購入。

注文してから作るので来たのは3週間後。



冷蔵庫の横。

ちょっとしたカントリー風の棚でしのいでたが。

前から見たら結構な圧迫感。高さが失敗したかな?

でも少し斜めから見たらいい。


半端なく入るゴールデンゾーンにガラスの器を。

もともとガラス器が入ってた棚はこれも、もっと使いたかった漆の器を。
少し高い棚でも軽いので。

システムキッチンのバスケットの引き出しに入ってたテーブルクロスやらの
布類も一番上に集合。



一番下はビン類の食品ストック。

ラップは流しの斜め上の棚にと玉突き的に入れ換える。

キッチンの動線が少し変わっただけですごーいストレスが減る。

えらいもんだ。


スリービルボード ~ハンサムウーマンは止まらない~

2018-02-04 18:46:47 | 舞台、映画、DVD
土曜日、朝からなんだかお腹が痛い。しかも全身筋肉痛。
これは昨日のダンベル運動が原因?
いやどうも違う。これは巷にはやる胃腸炎、風邪?

でも食べなければそんなに痛くない。時々陣痛のように痛みが襲ってくる。
陣痛ほど痛くないけど。当たり前か。

ということで全身だるいのも何とかましになり、今日はオフ日なのでダンナが映画観に行こうと誘うので歩いてとことこ行ける映画館へ。外の方が暖かい。

観た映画はスリービルボード。




今年のアカデミー賞最候補作。

主役のフランシス.マグドーマンドが何しろうまい!血の気が多い見た目は冷静な南部の女を好演。


恋愛適齢期ではダイアンキートンの妹役で出てたそうな。



当然左端ね。全然存在感なかったけど。
かのファーゴで妊娠中の警官と言えば超印象的。

脇を固める2人の警官。
ウッディ、ハレルソン
 


サムロツクウェル



息子役のルーカス.ヘッジス



 

繊細なアメリカ青年をやらせたら右に出るものがない最近のナイスボーイ。
マンチェスターバイザシーでも主人公の甥を演じていた。

マンチェスターバイザシーもそうだったけどアメリカの一地方で起こり得る出来事。
人種問題も含めて飽きさせない、そんでもって観た後、なんだか月並みだけと暖かい気持ちになれる映画でした

帰ってお昼抜きで寝ました。



立春。こんなに寒いのに梅は咲きそうです。冬来たりなばですね。