カヤ日記

活動する研究者、かやちゅ。@カヤニストの行動記録
カヤネズミの研究&保護活動や野生生物の保全に関する話題をつれづれに

草原シンポジウム2016 in 東京

2016-06-23 | 事務局長備忘録

直前のお知らせになりましたが、明後日6/25(土)に東京で開催される「草原シンポジウム2016 in 東京」で、桂川のオギ原再生の取り組みについて話題提供します。
全国草原再生ネットワークの設立10周年を記念して開催されるシンポジウムで、各地で草原保全に関わる団体が話題提供やポスター展示などをします。
全国カヤネズミ・ネットワークも、活動紹介のポスター展示や、書籍等の販売を行います。
関心のある方は、ぜひご参加下さい。

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草原シンポジウム2016 in 東京~知っていますか?草原の価値~

日時:2016年6月25日(土) 14時~17時半(13時半~受付)
場所:朝日新聞東京本社2階「読者ホール」(東京都中央区築地5-3-2)
対象:草原に関心のある方ならどなたでも(約150名)

主催:全国草原再生ネットワーク
後援:公益財団法人森林文化協会、公益財団法人日本自然保護協会
協賛:シャボン玉石けん株式会社
チラシ(pdf)
申込方法(HP申込フォームあり)

プログラム:
第一部:~草原保全のこれまでの10年~
~草原保全のいろいろ~各地の草原の魅力を語ろう

阿蘇の草原保全・再生の取り組みについて
(公益財団法人阿蘇グリーンストック 清野 耕平)

「上ノ原入会の森」の魅力と保全 ~都市と地域と草原とのほどよい関係をめざして~
(森林塾青水 西村 大志(幹事))

カヤネズミの住むカヤ原復活プロジェクト
(全国カヤネズミ・ネットワーク 畠 佐代子)

安比高原シバ草原 草原と馬事文化の維持を目指して
(安比高原ふるさとクラブ 理事 岩手県立大学教授 渋谷 晃太郎)

環境にやさしい石けん系消火剤を用いた森林および草原保全の取り組み
(シャボン玉石けん株式会社 研究開発部 部長 川原 貴佳  係長 波多江 修一)

ビデオ上映:子ども達につなぐ草原の価値~阿蘇子どもサミットから~

第二部:~草原保全のこれからの10年~
パネルディスカッション:これからの草原保全、草原利用を皆で考えましょう
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「とうきょうねずみ」のマグカップ

2016-06-19 | カヤ・コレクション

「とうきょうねずみ」のマグカップ。
東京都に生息しているネズミ8種(アカネズミ・ヒメネズミ・カヤネズミ・ハタネズミ・スミスネズミ・ハツカネズミ・クマネズミ・ドブネズミ)が、細密なタッチで描かれています。

作者は松本晶さん。先日、産経児童出版文化賞の贈賞式の帰りに、理科美術展2016に訪れた際に見つけて、買い求めました。いつもは遠くていけないのですが、今回は贈賞式の会場からも近かったので、ぜひ行きたいと思っていました。


反対側。

描かれているネズミたちは、それぞれに特徴がありますが、やっぱりカヤネズミが一番かわいいですね(笑)

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知ってる?田んぼのカヤネズミのくらし

2016-06-15 | 研究日誌

日本最小のネズミ「カヤネズミ」は、生息地の減少により全国的に絶滅が危惧され、滋賀県でも希少種に選定されています。カヤネズミは、おもにイネ科植物の葉を編んだ巣で子育てをする習性があり、田んぼのイネにも巣を作るので、農家に害獣と見なされて捕殺されることがあります。これまでに、カヤネズミがイネを大きく食害したという報告はありませんが、詳しい調査は行われてきませんでした。

そこで、滋賀県彦根市開出今町の水田地帯において、2015年6月から11月まで調査を行い、カヤネズミの巣から採取された糞のDNA分析により餌生物の判別を行ったところ、水田雑草(イヌビエやスズメノヒエ)をよく食べており、イネはほとんど食害しないことを確認しました。

この研究成果を、地域のカヤネズミの保全や環境教育に活用していただきたいと考え、小冊子『知ってる?田んぼのカヤネズミのくらし』を作成しました。水田に生息するカヤネズミの生態や生息環境、イネ刈りや草刈で巣が見つかった時の対処法などについて、写真を使いわかりやすくま とめました。

滋賀県立大学のHPから、冊子のpdf版がダウンロードできます。
水田に生息するカヤネズミの食性研究の成果について

『知ってる?田んぼのカヤネズミのくらし』
執筆・発行責任者:畠佐代子(滋賀県立大学環境科学部非常勤講師・客員研究員)
協力:高倉耕一(滋賀県立大学環境科学部准教授)
2016年5月31日発行

*本書は、平成27年度タカラ・ハーモニストファンドの助成研究「水田地帯に生息するカヤネズミの食性に関する研究」の成果物として作成しました。

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産経児童出版文化賞贈賞式

2016-06-11 | 論文・執筆記事・本

6月2日、第63回産経児童出版文化賞の贈賞式に行ってきました。



同行者は、カヤ原広報大使のキューちゃんとちびカヤ、そしてダンナ(笑)。
駅でくもん出版の担当のTさんと待ち合わせて、お昼を食べて、明治記念館へ。



明治記念館の入り口には立派な案内の看板が立っていました。
せっかくなので、ダンナと一緒に記念撮影してもらいました。カヤ日記初登場!(笑)


贈賞式の会場。
式の前にリハーサルがあり、立ち位置やおじぎ、賞状の受け取り方など、覚える部分はいろいろありましたが、わりあいになごやかに行われました。
なぜか、自分の結婚式の時のリハーサルを思い出しました(笑)

そして、いよいよ贈賞式。
秋篠宮妃紀子様がご出席され、全受賞作品について、それぞれにお言葉を述べられました、
『すぐそこに、カヤネズミ』については、次のようなお言葉をいただき、大変光栄に思いました。

『すぐそこに、カヤネズミ』は、絶滅が危惧されているカヤネズミやその巣を研究してきた作者が、やさしく語りかける本です。
カヤネズミが住み続けることができる環境を守るために、周りの人々がつながり合えるよう努力する中で、作者が感じた苦労や喜びが感じられます。
この本は、草地などの身近な自然環境と私たちの暮らしとに目を向ける、よい機会になることでしょう。


その後、賞ごとに前に呼ばれて、作家には賞状盾と目録、出版社には賞状盾とトロフィーが授与されました。
会場がほぼ満席になるくらい大勢の出席者の中、いただいた賞状盾は、きらきらと輝いて見えました。


贈賞式が終わったあと、紀子様と受賞者とで記念撮影があり、さらに、別室で紀子様とお話をする機会をいただきました。
お話をする前は、「受け答えに失礼があったらいけないな」とか考えて、ちょっと緊張していたのですが、すごく気さくに声をかけていただいて、楽しくお話しをさせていただきました。
「今日は、カヤネズミを連れてきました」とキューちゃんとちびカヤをお見せしたら、「わぁ、すごい!」とお手にとって、感心されていました。
「カヤネズミや巣を見てみたいけれど、赤坂御所にはいないだろうな。(筆者に)お会いしたら、カヤネズミがどこにいるのか聞いてみたい、と本を読みながら思っていました」と言われたので、「赤坂御所にはいないと思いますが、東京なら、多摩川の中流域にはいますよ」とお答えしたら、「多摩川に行く機会があったら、探してみたいです」とのお返事でした。
カヤネズミのファンになっていただいて、とてもうれしく思いました。

また、今回受賞された先生方や選考委員の先生方とお話する機会が持てたのも、うれしかったです。
先生方とのお話はとても楽しかったのですが、中でも、以前からファンだった、魔女の宅急便の作者の角野栄子先生とお話しできて感激でした。
角野先生は、以前、カヤネズミを見たことがあるそうで、うれしい驚きでした。

今回の受賞を機会に、カヤネズミや草地の生き物に関心が寄せられることを願っています。
本書がその橋渡しとなれば、うれしいです。

<関連ニュース>
秋篠宮妃紀子さま、産経児童出版文化賞贈賞式にご出席(FNN2016.6.2)
【第63回産経児童出版文化賞】「優れた本は大切な心の糧」秋篠宮妃紀子さまお言葉全文(産経新聞2016.6.3)
【第63回産経児童出版文化賞】産経新聞社賞『すぐそこに、カヤネズミ』(産経新聞2016.5.5)

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宮崎県小学生読書感想文コンクール選定図書&書評掲載

2016-05-17 | 論文・執筆記事・本

『すぐそこに、カヤネズミ』についての、うれしいニュースがふたつ。

まずは、宮崎県小学生読書感想文コンクール2016(宮崎日日新聞社主催)の、高学年の選定図書に決定!
たくさんの子どもたちに、感想文を書いて貰えたらうれしいです。

また、5月15日付の山陽新聞の子どもしんぶん「さん太タイムズ」に、本の紹介記事が掲載されました。
記事を書いて下さった岡山市立竹枝小学校司書の岡真智子さんによれば、昨年、小学校で実施した田んぼの生き物調査で、カヤネズミが見つかったとのこと。
子どもたちに、本を通じて、カヤネズミやフィールドに関心を持って貰えればうれしいです。

それから、本日の京都新聞朝刊に、カヤ原カフェの紹介記事が掲載されました(カヤネズミのフェルト人形、愛らしく 京都で展示)。
小さな記事ですが、カヤネズミのおかあさんと子カヤのきょうだいの展示写真付きで、カヤネズミが京都府で準絶滅危惧種であることや、「カヤネズミ命がけ環境向上作戦パート4」の目的などもしっかり紹介されていました。



カヤ原カフェは、5/22(日)までです(ムーレック 水・木定休、11時~18時)。
最終日の5/22(日)には、トークイベント「茅人たちのカヤ原トーク」が開催されます(14時~16時半、800円+1ドリンク注文)。まだまだ定員に余裕があります。
カヤ原カフェの次回開催は未定なので、この機会にぜひ足をお運び下さい。

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