神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

谷戸の支流2

2016-12-06 06:14:58 | 桃園川3

 中野駅北口から発する支流を、合流地点の高根橋から追っての二回目です。地図からもそれと分るクネッた道路が最後まで続き、たどるのは極めて容易です。これは大正末からは昭和初期にかけての、中野町第一土地区画整理組合による区画整理、河川の改修が桃園川流域にとどまり、合流地点の付替えを除き、谷戸の支流は手つかずだったためです。下の二つの地図を見比べると、明治の流路がそのまま残っているのがよく分かります。

 

Yato2

    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)

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    ・ 「陸地測量部発行の1/10000地形図(明治42年測図) / 新井」と「同 / 中野」を合成したもので、上掲地図と同一場所、同一縮尺です。

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    1. 引き続き北に向かいます。ここでの水路は道路の左手を並行していました。

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    2. 左折、右折のクランクで稲荷社を迂回、やや西にシフトします。

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    3. 城山本通りを越えます。右写真は左手からのショットで、谷筋が分かります。 

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    4. 狭くクネッた路地が続きます。この区間は水路単独でした。