おはようございます。1月31日土曜日です。広島は曇り、時々雪がチラホラしています。散歩でいつもいく公園ではご近所さん達が集まり、グランドゴルフをに興じていらっしゃいます。暫しギャラリーとなり、観戦しました。上手な方がいらっしゃいました。寒い中、集まっての行事も楽しいでしょうね。
さて、今週の言い訳です。
最近は、スパンの短い、日替わりで山谷が入れ替わるようです。デイトレに最適のようで、スイングには適しているとは言い難い環境です。今度は来週の雇用統計に焦点を当ててきたようです。とにかく今は、押し下げておきたいとするヘッジファンド達の意向が勝っているようです。下げる理由は、やれ原油だとか、やれロシアだとか、やれ国債利回りだとか、いろいろ言われますが、それは実態を見極めることができないほとんどのマスメディアが、これまた、実態を知らない金融アナリストという人物のその説に乗り、報道しているわけで、本質を突いたものは出てきません。
かつて金融世界は、欧州ロスチャイルドと米国ロックフェラーの2大勢力が仕切っていましたが、サブプライムローン問題やリーマンショックなどで米国ロックフェラーが責任追及をされ、その時の当代ロックフェラーは、命を狙われる羽目となり、世界中を逃げ回ることになりました。しかし、インドに潜伏していることがわかり、その地で命を絶ったといわれています。少し前ですが、最近のことです。これで金融バランスが崩れ、世界の大金持ちも資産を増やすことができなくなって、資金を引き揚げてきているところです。資金の流れが変化してきているのです。彼らが今はリスクオフになってきているのです。新しい金融世界標準を作ろうとしているようですが、このような間隙を縫って、中国が金融世界への参入を画策しており、まだまだ落ち着かない金融情勢です。資金がどこへ流入し、流出しているかを見ていけば、一般大衆投資家でも少しは理解できると思われます。ロックフェラー自身は財団として生き残っていますが、世界影響力は弱まってきているようです。その配下にはGC,シティグループなど名だたる金融機関がありますが、総帥不在状態で、団結して影響力を行使できないようです。欧州は欧州で、金融不安やウクライナ情勢のような地政学的な事柄から、資金がタイトになってきているのではないかと想定できます。20世紀当初頃は、国自体に資金はなく、また、国の支出には、手間暇のかかる手続きが必要となり、対応が遅くなりますが、巨額資金のほとんどを保有するロスチャイルドが、必要に応じて、瞬時に提供して問題の解決にあたったと言います。、このようなことが現在はできなくなってきているのです。欧州は金融的には手詰まり状態かもしれません。
米国はそろそろ次期大統領候補の選出に入ってきます。候補者も出てきています。だれが、誰の支援を受けるのか、この構図に注目する時期になっています。一般的には、ロックフェラーは共和党と、ロスチャイルドは民主党と結びつきが強いといわれています。ロックフェラーは現在少し混迷していますので、次期大統領はまた、民主党からかもしれません。また、現在の米国のルー財務長官はいわば官僚出身者で、従来よく輩出していたGS出身者ではありません。これもあってか、この人事には反対者が多いのも事実。GSなどがオバマ大統領への協力を拒否したのかもしれません。
注目しているのは、ドイツ。今はECBの金融緩和もあってユーロ安が進行し、ドイツ経済は株価上昇に沸いているようですが、これはバブルとも言われており、要注意です。ドイツに注目している理由は別にあります。実は、ドイツにはロスチャイルド本家の流れをくむ組織が健在で、ドイツ経済が順調なうちは、問題ありませんが、バブル崩壊となって、足元の経済が混迷してくると、ロスチャイルドグループも弱体化してくる可能性が出てきます。破たんしたリーマンブラザーズは確かドイツ系の金融機関だったと思います。少しは影響を受けているはずです。今のところドイツ発のショックはありそうにはありませんが、注意はしていきたいと思っています。しかし、二つの世界大戦も乗り切ったロスチャイルドです。簡単には渋い動きにはならないと思われます。
ウクライナですが、資金繰りに苦悩しているようです。支援がない場合、破綻するとも言われています。昔なら、ロスチャイルドが一括支援していたと思われますが、その動きはないようです。EU連合やECBの苦悩は続きます。
現在の相場に話を戻します。
4時間足で見るとレートは5MA、21MAの下にあり、売り場となっていますが、ローソク足は、BB-2σにタッチしたようで、一旦反発も期待できるところと思われます。こうなると、昨夜の117.289円を当面の底と判断してよいのかもしれません。目先の動きとしては、15分足までは押し目買い優勢のシグナルが出てきています。そして1時間足で見られるように、117.5円前後で値が上下してきており、「底の兆し」かもしれません。一旦反発していくかもしれません。
しかし、相場全体の流れは、高値切り下げ、安値切り上げとなっており(現時点では)トレンドレス状態です。為替情報にあるように、下値候補が116円台ですから、下押しパワーもまだ残っているように見受けられます。来週も日替わりで上下を繰り返しながら雇用統計発表を待つという流れなのかもしれません。現在は上値118.5円、下値115.5円と理解していたほうが良いようです。これでようやく上下値幅3.0円ですが、これが2.5円付近からつまり、下値が116.0円付近からは底打ち注意となりそうです。現状はオプション取引でインザマネー状態かもしれません。そうなると、何度もこの範囲で上下を繰り返してくることになります。機関投資家の意思は、回転で稼ぐことにあるのかもしれません。微妙かもしれませんが、甘利大臣が「高過ぎる円高、安すぎる円安は、良くない」旨の発言をしています。これもレンジ相場を促す一因になっていると思われます。常識的なことでも、言わなきゃいいのに。この大臣は過去何度も失言をしている方です。3月期決算まではこの状況のままかもしれません。
そして月曜日ですが、7時寄り付きではGDして始まるかもしれません。月曜日は上昇することが想定されますが、ダウ平均も大きく下げて引け、米国債10年物利回りも最低値のようですので、上値は重く、GDから窓を埋めた後、再度下降していくことも想定できます。来週も発表される指標の内容で振れやすい週と思われます。まだ下振れ傾向がありますので注意して相場に臨みたいと思います。
広く見れば、12月7日高値121.838円と12月16日安値115.555円でペナント形成中とも考えられる環境です。相場全体には方向感はなくなっており、日銭稼ぎの機関投資家に上手くやられている相場と見ることができそうです。現状ではスイング取引は不利であり、デイトレの範囲が最も適切と考えられます。
ある著名な投資家の言葉です。「金曜日に大きく動いたときは、その傾向は来週へも続く。」と言っています。
私の師匠は、「ニュースは見るな聞くな。」と言います。相場はすべて4本値で判断していけと強く言います。 一般大衆投資家の苦悩と努力はまだまだ続きます。
今週も訪問いただきありがとうございました。よい週末をお過ごしください。合掌
追伸 17時03分です。もう少し現状のペナント状況について書いておきます。安値を結んだトレンドラインは、12月16日安値115.555円と1月16日安値115.841円を結んでできるライン。このラインは、現在、116.0円付近を少し右肩上がりで通過中。これも狙ってきやすい状況のようで、為替情報の下値が116.0円付近となっているのはこのためと思われます。
そして、高値を結んだトレンドラインは、12月7日121.838円と1月29日高値118.487円を結んだラインで、現在、118.4円付近を右肩下がりで通過中。この二つが交差するのはまだ先のことになります。
そこで、直近のラインで考えると、1月20日高値118.856円と29日高値118.487円を結んだトレンドラインと、1月16日安値115.841円と30日安値117.289円を結んだトレンドラインが引けます。このラインが集束するのは118.0円付近となり、来週中になりそうですが、このラインのどちらを向けていくかを見ていくことになりそうです。
もうひとつ、最新のチャネルラインを見ると、28日安値117.243円と30日安値117.289円を結んだラインで構成される下辺に対応する上辺は29日高値118.487円を通過しており、状況は少し右肩上がり状態です。
4時間足での相場の流れは、下降傾向を示してきていますので、戻してきても上値の重い展開になることが想定できます。反発しそうな姿勢を見せながら、下へ押していくという機関投資家好みの展開が想定できそうです。最近の例では117.5円前後では買い方の動きも確認できていますが、昨日は売り方が週末月末ということで売り込みを控えたというのが実態ではないでしょうか。一目均衡表で遅行線の位置を見ると、ローソク足の下に位置していますので、まだ買える状況にはないと言わざるを得ません。各チャートのテクニカルも不整合状態ですから、目先の動きに振り回されないように注意が必要になります。
明日は、刻々と変化する相場での目標値の考え方について書いてみたいと思います。