おはようございます。8月31日日曜日です。今日で8月が終わり、明日から9月です。早いと感じるか、特段何も感じないか、それとも、まだ9月かと感じるか、人それぞれでしょうが、とにかく時は動いています。
けさは9時半ころから愛犬との散歩に出かけましたが、やはりまだ陽射しは暑い。日陰を選んで歩きました。他家の生垣にざくろの実がなっていました。まだ小さく、これからまだ成長していく実と思われますが、昨年久しぶりにザクロを口にした私は、ザクロを見ても全く食べてみたいとは思わなくなっています。カラスさん、イチジクよりもザクロを選んで食べておくれと心で願った私でした。
さて、本日のお大師様の言葉です。
生まれてきた意味
生の意味を知るために精一杯生きる
生(うま)れ生れ生れ生れて生(しょう)の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終わりに冥(くら)し。 ( 『秘蔵宝鑰』 空海 )
何も学ばなければまた迷いの世界に帰っていくだけ
「何度も何度も生まれていながら生のはじめは暗く、何度も何度も死んでいきながらその終わりは冥い」---。これは前項の「三界の狂人は狂せることを知らず、四生の亡者は盲なることを識(し)らず」に続く言葉です。
悟りによって魂が浄土に安住しない限り、迷いの世界で延々と生死は繰り返されます。自分がどこから生まれてきたのかも、死の意味を知ることもできず、闇から生まれ、また闇に帰っていくのです。「いつまで暗闇にいるつもりか、闇から光の世界に生まれてきたのだから、心を仏の光で満たさないでどうするのか。そうでなければ光の世界に生まれてきた意味がない」。そんな空海の強烈な思いが響いてきます。
フランスの画家ポール・ゴーギャンの代表作に、「我々はどこから来たのか、われわれは何者か、われわれはどこに行くのか」という題名の絵があります。
これは人間の永遠の問いなのでしょう。私たちはなぜ生まれ、なぜ生きるのか・・・・・その答えを見つけようとする行為が世界の真実を学ぶことであり、人間らしさを失わずに「精一杯生きる」ということなのです。
(出典 生き方が変わる! 空海 黄金の言葉 宮下 真 著 名取 芳彦 監修 ナガオカ文庫 抜粋)
生まれ来た意味、それは全員にあると思っています。しかし、全員が全員その意味を悟っているわけではないと思われます。むしろ悟った人がごく少数で、ほとんどのひとはまだそれもわからず、さまよっているのかもしれません。故松下幸之助さんは「経営のコツはここなりと気づいた価値は百万両」と言っています。同じように、自分の生きる意味を悟った人は本当に心おおらかに人生を充実して過ごしているのかもしれません。
パンタカ兄弟の賢兄愚弟の話にしても愚弟が先に釈迦の悟りの世界へ入ります。それも日常のありふれた単純なことから、「はっと」これが仏の教えかと気付くのです。学び学んで悩み惑いの中にいるよりも、単純に一つのことを徹底して行い、単純を極めて見えてくる光もあるのです。
このようなとき、私は最近では、ハーバード大学の白熱教室を思い浮かべます。サンデル教授の話を思い出すのです。講義のことではなく、サンデル教授が同僚教授から言われた一言、「そんなことを考えたって、一円の儲けにもならないし、むしろビジネスの邪魔ではないか?」旨のことをいわれたといいます。サンデル教授を有名にした講座は「正義とは何か?」だったと思います。
人間が実社会で生きていくことと自分の信じる道を生きていくことは必ずしも一致せず、我慢に我慢を重ねている人がいるかもしれません。そのような方は何かを犠牲にして道を歩んでいるのかもしれません。
お金持ちは必ずしも幸福ではないといいます。心には不安や悩みはあるのです。その解消のためもあってか、商売を離れてボランティア活動をしたり、多額の寄付をしたりします。心の穴を埋めたいのです。そのような活動を通して、気づいた何かを以て人生を充実させていこうとしているのです。経営者が禅寺で座禅を組むのも同じような意味合いからと思われます。お金だけを儲け、目指していると、心が虚しいのです。人生の目的はこれだ、と気づいたとき、お金ではない百万両が手に入るのかもしれません。
昨日からの続きになるかもしれませんが、英国の元首相サッチャーが「躊躇するものは負ける」ということを学んだのは、1956年勃発したスエズ危機からです。これはエジプトがスエズ運河国営化を宣言したことに端を発しています。当時のイギリスは中東の石油を本国へ輸送するためもあって、このスエズ運河のほとんどの株を持っていましたが、当時のイーデン首相は、何もできずイギリスの威信を失墜させ、失脚します。サッチャーが首相のときフォークランド紛争が起き、イギリスは間髪を入れず、フォークランド諸島の奪還に動きます。これは大成功に終わります。ここにリーダーの必要な要件が見えてきます。
FXの取引中にあれこれ考えるのは愚の骨頂なのかもしれません。「動くのか、動かないのかを考えて、どうなったらどう動くかを決めていれば、時々刻々と変化する相場へ一喜一憂することはなく、エントリーポイントへ来ればエントリーを淡々と進め、思いより逆に行けば、一線を超えればロスカットと決めていればそれを実行するだけなんです。」単にレートが上下するだけで売った買ったと動くのは「無駄な鉄砲撃ち」となってしまいます。103.5円付近で買った人の次の節目は105円付近となります。ここでは一部利食いをするつもりです。さらに上へ行けば買い直し、下へ行けば、残りを利食いします。高値が105.432円ですからこの付近での売り買い攻防はロスカットを巻き込むようになる強烈なものかもしれません。この高値更新をしてそのまま上へ行くのではなく、一旦押し目形成に入ってくる可能性もあります。もう一度104円の堅さを確認してから反発開始となる可能性もありそうです。このような節目の高値を更新したときは、一旦ポジションチェンジをするように師匠から学んだが、103円台から105円台へ入ると、150Pips前後かそれ以上の獲得となる。これくらい獲得すれば、利益確定の動きも出てくるだろうから、一旦利食いをして、次のエントリーチャンスを待つという方法もある。年末までの長期スイング実施者は当然の如く、買いポジ継続でしょう。リスクも大きくリターンも大きい。その間ドローダウンにも耐える必要がある。できるか?! ウクライナ情勢を考えると少し無謀さを感じます。
本日の私のテクニカルの公開です。
日々のブログの中で、「本日の健太君の判定は」として、「買い」は○○円超などと書いていますが、これに関して少しオープンします。
(20時43分、削除しました。)
これらはエクセルを使用すれば、すぐ算出できますので、興味の湧いた方は試してみてください。
本日分の公開は、前回同様、本日20時頃までの公開とします。それ以降は削除します。
なお、見忘れた、もう一度お知らせを、というご希望もあるかもしれませんが、FX取引のチャンス同様に考えて、チャンスを見逃さなかった方は利益を獲得でき、見逃した方は利益を獲得できなかったとご理解ください。
今週は、4日にECB理事会が、5日に米国雇用統計が発表になります。明日1日は米国は労働祭という祝日です。為替取引はありますが、一部市場は閉じたままになります。この労働祭を終えてからメジャー投資家は夏休みを終えて市場に戻ってくるようになります。これから年末を見据えた仕込みが始まります。
日本のMSQは12日、米国は19日。このスケジュールを考えると、5日雇用統計では高値更新するが、一旦調整し始めて、19日前後から再度上昇開始、というシナリオが一番無理がないように思われるんですが、果たして市場関係者はどのように取り組まれるのでしょうか。このように考えるメジャーがどのようにウクライナ情勢を利用してくるか、これも見物です。
今週から来週にかけては大きな節目に遭遇します。「節目では動く」ことを基本に考えていきます。
本日も訪問いただきありがとうございました。今週もよろしくお願いします。合掌
けさは9時半ころから愛犬との散歩に出かけましたが、やはりまだ陽射しは暑い。日陰を選んで歩きました。他家の生垣にざくろの実がなっていました。まだ小さく、これからまだ成長していく実と思われますが、昨年久しぶりにザクロを口にした私は、ザクロを見ても全く食べてみたいとは思わなくなっています。カラスさん、イチジクよりもザクロを選んで食べておくれと心で願った私でした。
さて、本日のお大師様の言葉です。
生まれてきた意味
生の意味を知るために精一杯生きる
生(うま)れ生れ生れ生れて生(しょう)の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終わりに冥(くら)し。 ( 『秘蔵宝鑰』 空海 )
何も学ばなければまた迷いの世界に帰っていくだけ
「何度も何度も生まれていながら生のはじめは暗く、何度も何度も死んでいきながらその終わりは冥い」---。これは前項の「三界の狂人は狂せることを知らず、四生の亡者は盲なることを識(し)らず」に続く言葉です。
悟りによって魂が浄土に安住しない限り、迷いの世界で延々と生死は繰り返されます。自分がどこから生まれてきたのかも、死の意味を知ることもできず、闇から生まれ、また闇に帰っていくのです。「いつまで暗闇にいるつもりか、闇から光の世界に生まれてきたのだから、心を仏の光で満たさないでどうするのか。そうでなければ光の世界に生まれてきた意味がない」。そんな空海の強烈な思いが響いてきます。
フランスの画家ポール・ゴーギャンの代表作に、「我々はどこから来たのか、われわれは何者か、われわれはどこに行くのか」という題名の絵があります。
これは人間の永遠の問いなのでしょう。私たちはなぜ生まれ、なぜ生きるのか・・・・・その答えを見つけようとする行為が世界の真実を学ぶことであり、人間らしさを失わずに「精一杯生きる」ということなのです。
(出典 生き方が変わる! 空海 黄金の言葉 宮下 真 著 名取 芳彦 監修 ナガオカ文庫 抜粋)
生まれ来た意味、それは全員にあると思っています。しかし、全員が全員その意味を悟っているわけではないと思われます。むしろ悟った人がごく少数で、ほとんどのひとはまだそれもわからず、さまよっているのかもしれません。故松下幸之助さんは「経営のコツはここなりと気づいた価値は百万両」と言っています。同じように、自分の生きる意味を悟った人は本当に心おおらかに人生を充実して過ごしているのかもしれません。
パンタカ兄弟の賢兄愚弟の話にしても愚弟が先に釈迦の悟りの世界へ入ります。それも日常のありふれた単純なことから、「はっと」これが仏の教えかと気付くのです。学び学んで悩み惑いの中にいるよりも、単純に一つのことを徹底して行い、単純を極めて見えてくる光もあるのです。
このようなとき、私は最近では、ハーバード大学の白熱教室を思い浮かべます。サンデル教授の話を思い出すのです。講義のことではなく、サンデル教授が同僚教授から言われた一言、「そんなことを考えたって、一円の儲けにもならないし、むしろビジネスの邪魔ではないか?」旨のことをいわれたといいます。サンデル教授を有名にした講座は「正義とは何か?」だったと思います。
人間が実社会で生きていくことと自分の信じる道を生きていくことは必ずしも一致せず、我慢に我慢を重ねている人がいるかもしれません。そのような方は何かを犠牲にして道を歩んでいるのかもしれません。
お金持ちは必ずしも幸福ではないといいます。心には不安や悩みはあるのです。その解消のためもあってか、商売を離れてボランティア活動をしたり、多額の寄付をしたりします。心の穴を埋めたいのです。そのような活動を通して、気づいた何かを以て人生を充実させていこうとしているのです。経営者が禅寺で座禅を組むのも同じような意味合いからと思われます。お金だけを儲け、目指していると、心が虚しいのです。人生の目的はこれだ、と気づいたとき、お金ではない百万両が手に入るのかもしれません。
昨日からの続きになるかもしれませんが、英国の元首相サッチャーが「躊躇するものは負ける」ということを学んだのは、1956年勃発したスエズ危機からです。これはエジプトがスエズ運河国営化を宣言したことに端を発しています。当時のイギリスは中東の石油を本国へ輸送するためもあって、このスエズ運河のほとんどの株を持っていましたが、当時のイーデン首相は、何もできずイギリスの威信を失墜させ、失脚します。サッチャーが首相のときフォークランド紛争が起き、イギリスは間髪を入れず、フォークランド諸島の奪還に動きます。これは大成功に終わります。ここにリーダーの必要な要件が見えてきます。
FXの取引中にあれこれ考えるのは愚の骨頂なのかもしれません。「動くのか、動かないのかを考えて、どうなったらどう動くかを決めていれば、時々刻々と変化する相場へ一喜一憂することはなく、エントリーポイントへ来ればエントリーを淡々と進め、思いより逆に行けば、一線を超えればロスカットと決めていればそれを実行するだけなんです。」単にレートが上下するだけで売った買ったと動くのは「無駄な鉄砲撃ち」となってしまいます。103.5円付近で買った人の次の節目は105円付近となります。ここでは一部利食いをするつもりです。さらに上へ行けば買い直し、下へ行けば、残りを利食いします。高値が105.432円ですからこの付近での売り買い攻防はロスカットを巻き込むようになる強烈なものかもしれません。この高値更新をしてそのまま上へ行くのではなく、一旦押し目形成に入ってくる可能性もあります。もう一度104円の堅さを確認してから反発開始となる可能性もありそうです。このような節目の高値を更新したときは、一旦ポジションチェンジをするように師匠から学んだが、103円台から105円台へ入ると、150Pips前後かそれ以上の獲得となる。これくらい獲得すれば、利益確定の動きも出てくるだろうから、一旦利食いをして、次のエントリーチャンスを待つという方法もある。年末までの長期スイング実施者は当然の如く、買いポジ継続でしょう。リスクも大きくリターンも大きい。その間ドローダウンにも耐える必要がある。できるか?! ウクライナ情勢を考えると少し無謀さを感じます。
本日の私のテクニカルの公開です。
日々のブログの中で、「本日の健太君の判定は」として、「買い」は○○円超などと書いていますが、これに関して少しオープンします。
(20時43分、削除しました。)
これらはエクセルを使用すれば、すぐ算出できますので、興味の湧いた方は試してみてください。
本日分の公開は、前回同様、本日20時頃までの公開とします。それ以降は削除します。
なお、見忘れた、もう一度お知らせを、というご希望もあるかもしれませんが、FX取引のチャンス同様に考えて、チャンスを見逃さなかった方は利益を獲得でき、見逃した方は利益を獲得できなかったとご理解ください。
今週は、4日にECB理事会が、5日に米国雇用統計が発表になります。明日1日は米国は労働祭という祝日です。為替取引はありますが、一部市場は閉じたままになります。この労働祭を終えてからメジャー投資家は夏休みを終えて市場に戻ってくるようになります。これから年末を見据えた仕込みが始まります。
日本のMSQは12日、米国は19日。このスケジュールを考えると、5日雇用統計では高値更新するが、一旦調整し始めて、19日前後から再度上昇開始、というシナリオが一番無理がないように思われるんですが、果たして市場関係者はどのように取り組まれるのでしょうか。このように考えるメジャーがどのようにウクライナ情勢を利用してくるか、これも見物です。
今週から来週にかけては大きな節目に遭遇します。「節目では動く」ことを基本に考えていきます。
本日も訪問いただきありがとうございました。今週もよろしくお願いします。合掌