人生ブンダバー

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4/21 東響第95回川崎定期 サカリ・オラモ

2024-05-10 05:00:00 | 音楽

「いささか旧聞」が続く。4月21日(日)、東響川崎定期を聴く
(於ミューザ川崎)。

今回は東響初登場にして期待の、フィンランドの指揮者サカリ・
オラモ(1956-)だ。


優秀なフィンランドの指揮者は何人もいる。--例えば、ベルグ
ルンド(1929-2012)、ヴァンスカ(1953-)、サラステ(1956
-)、サロネン(1958-)、若いところではマケラ(1966ー)
等々。

サカリ・オラモ(1956-)もその一人だ。オラモいわく「おらも
フィンランドだ」。

<プログラム>
1.ラウタヴァーラ カントゥス・アルクティクス op.61
 (鳥とオーケストラのための協奏曲)
2.サーリアホ サーリコスキ歌曲集(管弦楽版)
 <日本初演>
--休憩--
3.シベリウス 交響詩「ルオンノタル」 op.70
4.ドヴォルザーク 交響曲第8番 ト長調 op.88
指揮:サカリ・オラモ
Sop.:アヌ・コムシ
コンサートマスター:小林壱成


1.ラウタヴァーラ カントゥス・アルクティクス op.61
 (鳥とオーケストラのための協奏曲)
オラモは長身!大股で登場。弦は14型。
プログラムノートを読んでいなかったので、最初は何だろう?と
思ったが、これはおもしろかった!
要は、作曲者が録音した「野鳥の鳴き声」とオーケストラの「協
奏曲」だ。

オケ内の下手寄りに位置した人が、指揮に合わせ、「鳴き声」の
ヴォリュームを調整し、演奏されていた。


2.サーリアホ サーリコスキ歌曲集(管弦楽版)
弦は12型。
Sop.アヌ・コムシ(緑地に赤などのドレス)を迎えて、5曲から
なる歌曲集が演奏された。歌とオケ伴奏が乖離する難しい曲だ。

会場が暗くてプログラムの歌詩が読めなかったが、Sop.の「声」
自体がオケと一体となっているようだった。

--休憩--

3.シベリウス 交響詩「ルオンノタル」 op.70
再び14型に。
これも初めて聴く曲。内容的には「Sop.とオーケストラのための
交響詩」だ。作曲は1913年というから、シベリウス48歳の年。

A.コムシはすばらしい紺色のドレスに衣装替え。音楽は、今まで
に聴いたことがないような類だった。はたしてP席ではどう聴こ
えただろう。

ちなみに第3ステージが終わると中央のスタンドマイク(録音用
だろう。)が撤去された。


4.ドヴォルザーク 交響曲第8番 ト長調 op.88
引き続き14型のステージ。
おもしろい選曲と思ったが・・・・・・結論的に(私に言わせれば、)
カラヤンよりは遠く、むしろフルトヴェングラーに近い(フルト
ヴェングラーの同曲録音はないが。)、パッショネートなドヴォ
8ですばらしかった。
メリハリが大きく、切れのある演奏だ。第4楽章には最終楽章ら
しく、まことに盛り上がる熱い演奏だった。

ラストのffとともに終わると、会場もまた大きく盛り上がり、
ブラボーがどんどん飛んでいた。



8:42


8:42


12:18


12:34


12:36 往路は地下鉄で横浜に


12:37


13:10 横浜


13:13 JRへ


13:23


13:32 川崎着


13:35


13:36


13:37


13:38


13:39


13:43 開演前


13:44 


14:52 ジンジャーエール ミューザのドリンクは久しぶり?



16:04 カーテンコール


16:05


16:05 お開き


16:07


16:11


16:17


16:39


16:41


16:48 溝の口


16:59 あざみ野に戻る。


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○団地のシャクナゲ(5/9)

そろそろ終わりかな?


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