片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

印刷業界ニューリーダー誕生

2009年03月13日 | 私の正論
印刷会社ディグの杉井社長とXMLデータベースの雄NeoCoreを擁するサイバーテックの橋元社長を引き合わせた。
杉井さんは、1989年DTPが出てきて、印刷業は八百屋が魚屋になったくらい変わったのに、印刷会社の社長の成功体験が邪魔して、ほとんどの印刷会社は時代について行けないでいる、という。
杉井さんは、また、自社開発の印刷マネージメントシステム「プリマジ」を、ほどんと無料に近い形で同業者に利用してもらい、印刷業界の変えるきっかけにしたいという。
一方コンテンツ編集にはXMLデータベースを使って、クライアントとデータ共有する形をとって行こうとしている。たとえば、旅行のパンフレットなど、客(旅行会社)に価格や日付を入れてもらって、最終仕上げをディグでやるというワークフローを考えている。
そのためにNeoCoreを使うという。
杉井さん、橋元さん、そしてサイバーテックの小野さんの3人が、新しい印刷管理システムを熱く語っているを見て、紹介した甲斐があったと、心から喜んだ。

杉井社長は、イギリスのブレア元首相の言葉を引用した。「7歳の子供の読書量が20年後の国力を決める」。情報はインターネットで得られるが、体系だった知識は本でしか得られない。印刷物の持っている力を知って欲しい、と熱く語る。

印刷能力が需要の6倍と言われる昨今。印刷会社は変化しなければ市場からの退場を余儀なくされる。これからの印刷はITの上でしか成り立たない。印刷会社の社長は、一度杉井さんのお話を聞いて欲しい。

今日は印刷業界にとって画期的な日ではないかと思って、写真を撮らせていただいた。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございました。 (小野@サイバーテック)
2009-03-13 21:28:57
片貝様、昨日は有難うございました。
印刷業界とIT業界の健全な成長のため、自分がそしてXMLがどんな貢献ができるか、これからいろいろな取組をしていきたいと考えています。
今後とも宜しくお願い致します。
返信する
こちらこそありがとうございます。 (片貝孝夫)
2009-03-14 05:31:38
小野さんにとっても、杉井社長との出会いは格別なものだったのではないでしょうか。仕事冥利に尽きるというところですね。
ご活躍を期待します。
返信する

コメントを投稿