片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

今、アジャイル(俊敏)な経営が求められており、情報システムもアジャイルに整備しなければならない

2011年02月23日 | 私の正論
いまどきシステム内製?五つの疑問と五つの解答。

先日開かれた「システムイニシアティブ・シンポジウム 2011」の総集編だ。
表題は、システムイニシアティブ研究会会長の木内里美氏が基調講演で語ったことば。

開発経験者数人から始め、最終的に数千人もの内製チームを作り上げた経験を持つ元NTT常務の石井孝氏は「5年あれば、どんな企業でも内製の体制を築ける」と断言する。「誰もやっていないことをやる訳ではない。どこかにお手本がある。まずは真似でよいから学ぶこと。それから自分のやり方を確立していけばよい」と。
システムを内製に戻そうと思っても、もう弱体化してしまってベンダーに頼るしかないと思っている経営者も多いと思う。ゼロから内製化を進めた石井氏の言葉は勇気を与えてくれる。
システム開発なんて、本業の業務を覚えるよりはよほど簡単なのに、はなからできないと思っている企業経営者が多い。今やっている仕事をコンピュータに手伝わせるだけなのだ。USP研究所の當仲氏は「仕事をしているとき、どこで電卓に手を伸ばすか、どこでEXCELを使うか、その延長線上にもう少し大きな仕掛けをするだけだ」といった趣旨のことを常に語っている。

企業の情報システム部員同士もっと勉強しようよという「システムイニシアティブ研究会」が立ち上がった。心ある方の参加をお待ちしております。


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