プレタの服について、実はもう1つご案内したい。 それは、金洋服店の服部さんが展開するプレタです。 その試みの特徴は、本来のオートクチュールとプレタポルテの考えから構築したプレタである事です。 分かり易く言えば、既製服=プレタではなく、昔のようにオートクチュールの流れを汲んだプレタポルテと言う事で、そこには当然オートクチュールの技術を使っています。 技術的には、服部流仕立ての特徴である「プルダウン」や「歩きズボン」をプレタに落とし込むべく、新たに研究を重ねています。 セカンドライン的な物は、いかに作業工程を落とす・少なくする所に焦点が行きがちですが、作業時間の短縮と着心地の両立を図った、新技術が投入されています。 服部さん曰わく、「オーダーと比較して、80点以上でなければやりたくないんです。」と開発中に言って位ですから、期待大と思って頂いて間違いないと思います。
既に数点の男性・女性の見本が完成しており、GWの最中に東京・西麻布のレストラン「ジョージアンクラブ」にて御披露目されました。 その前に、ちゃっかりと(ジャケットのみですが)試着を済ましている私の感想を申し上げますと、オーダーが英国風なのに対して、プレタはイタリアっぽいのです。 これは確信犯的に敢えてそうしたのでしょうが、「アッ〇〇〇」辺りを想像させる柔らかさと言えば分かり易いと思います。
ほぼ同時期に発表された「細川毛織」・「金洋服店」の2つプレタの服ですが、コンセプトの違いこそあれその志しは高いので、是非応援して行きたいと思います。
注:“オーダーが英国風”と書きましたが、私が作って貰っている服は英国風ではないです。 何しろ注文の基本は、いずれも“柔らかく”ד柔らかく”してと言うものですから。
既に数点の男性・女性の見本が完成しており、GWの最中に東京・西麻布のレストラン「ジョージアンクラブ」にて御披露目されました。 その前に、ちゃっかりと(ジャケットのみですが)試着を済ましている私の感想を申し上げますと、オーダーが英国風なのに対して、プレタはイタリアっぽいのです。 これは確信犯的に敢えてそうしたのでしょうが、「アッ〇〇〇」辺りを想像させる柔らかさと言えば分かり易いと思います。
ほぼ同時期に発表された「細川毛織」・「金洋服店」の2つプレタの服ですが、コンセプトの違いこそあれその志しは高いので、是非応援して行きたいと思います。
注:“オーダーが英国風”と書きましたが、私が作って貰っている服は英国風ではないです。 何しろ注文の基本は、いずれも“柔らかく”ד柔らかく”してと言うものですから。