かしまミツバチプロジェクト

かしまミツバチプロジェクトの日々の活動の記録をブログで紹介します。

ニホンミツバチの蜂球を巣箱に移住させました

2011-10-10 11:58:08 | ミツバチ

  キュウイフルーツの棚に出来たニホンミツバチの蜂球が見つかり、これを巣箱に回収することになりました。

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 これが蜂球です。かなり小さな蜂球です。今から冬を越せるだけの蜂群に育成出来るのか不安がありますが、このままではスズメバチにもやられますので、回収することにしました。

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  蜂球に網を被せました。実はこの網は面布で急造したものです。面布は帽子に装着してミツバチから顔を防御するものです。この面布の片方を縛り、袋状にして蜂球に被せました。これで日暮れまでこのままにしました。

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日暮れまでにミツバチ達の受け入れ準備をしました。ミツバチは現代式縦型巣箱に移住させることにし、専用の人工巣脾に蜂蜜を擦り込みました。砂糖水を与えると、砂糖水がミツバチ達の餌、つまり蜂蜜になるまでには時間が掛かるのと、ミツバチ達が蜂蜜を作るまでに消耗してしまうため、直ぐに餌が食べられるよう蜂蜜を与えることにしました。

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 蜂場は蟻の多い場所のため、巣箱を置く台(集荷籠)には食用油を塗りました。蟻が這い上がりにくくするためです。

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 現代式縦型巣箱の準備状況です。3枚の巣脾を使い、両端の2枚に蜂蜜を塗り込んだ巣脾を配置しました。巣脾の両側に給餌箱を置き、これに少しだけ砂糖水も入れておきました。空間には新聞紙を丸めて詰めて断熱材としました。

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夕方の蜂球の様子です。昼間新しい巣を探しに出かけていた探索蜂達が帰ってきて網の上から蜂球にくっついていました。数は数十匹程でした。

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 探索蜂のくっついた網の上から袋を掛けて一網打尽にしました。枝にくっついた蜂は手で剥がして網の中に落とすようにしました。

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 捕獲したミツバチ達は網の中に入れてぶら下げながら持ち帰り、巣箱の前で網の口を広げ、巣門の中に誘導しました。

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 ほとんどの蜂が巣箱の中に入ってから女王蜂をしばらく閉じ込めるためにハチマイッターを取り付けました。





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