通勤アスリート

レースと通勤の記録。通勤は舗装、山道をRUN&サイクル。たまにヒルクラも。MTB:Neo-Cot、Road:KEBEL。

2016TDN at Run!その壱

2016-05-31 14:27:22 | 結果全集
ツール・ド・日本海とは、サイクルハウス三上のクラブチーム、3UPの1年のメインイベントの一つ。
略してTDN。

埼玉は東飯能から高崎、草津、渋峠を越えて志賀高原、湯田中温泉、飯山を更に越えて日本海の鵜の浜がゴール。距離にして約270k、獲得標高は約3400mになる。
かつて僕もロードバイクで何度もチャレンジし、日本海に沈む素晴らしい夕日を見てきた。

2013年、自転車のイベントなのに店長に無理を言ってRUNで行かせてもらった。しかも足元はまだ慣れていないワラーチ。古いMTBタイヤを切っただけの超軽量タイプで。
足元から暑かったし、80kほど走ったところで正直嫌になった。草津では夜中に足湯に使って寝てしまったし、フラフラになりながら渋峠にアタック。。その下りで完全に脚が終わった感あって、これ以上やると故障しそうだと判断し、約200k地点でリタイヤを宣言した(時間的にももう無理だった)。

あれから3年。再び挑むことにした。

UTMBをVFFで、おんたけウルトラ100マイルを芝ーちで、同自転車クラブ主催のアタック299!(国道299号線を飯能からひたすら走ってゴールは麦草峠、約160km)でも芝ーちで24時間切りの完走ができて、それなりに自信がついてきた。小江戸大江戸も芝ーちで30時間を切ることができるようになり、距離に関する不安感はない。体の準備は万全だ。


ただ、2013年と状況が大きく違うのは、夜間の白根山越えができないこと(火山警報、朝の8時から夕方5時までしか通れない)。このため、あえて途中の湯田中温泉に一泊しての行程を組み、木曜の朝出発にした。通常に自転車なら土曜のまだ暗いうちからのスタートとなるので、2日近く早いスタートになる。

木曜の朝7時、東飯能駅には見送りに店長と仲間が一人来てくれて嬉しかった。暑くなりそうな空模様、07:01にスタートした。

スタートしてしばらくは30号線をひたすら北上。次第に暑くなって日差しも気になるので約17k地点のコンビニに入って補給がてら日焼け止めを買った、、、ここまで約2時間だったが。。。

 あ、無い!
  ち、地図が無いぃー!

バックパックのサイドポッケにしまっておいた計画書や地図一式ありません、、、どーやらどこかで落としたみたいでなんとなく、何故落としたかも直ぐにわかった。
んー完全に不注意。落とした位置もなんとなくわかるけれど、確証があるわけでもないので、スマホの中に残っていたデータ(FBにアップした内容)と記憶を頼りに進むことにした。できればコマ図もあればよかったけれど、クラウドにも入れてなかったし、リスク分析がまだまだあまちゃんだと認識した。

小川町、寄居あたりは難なく進めたけれど、次第に怪しくなって迷走モードに。そもそも道もかつてより新しくなってたりもして、スマホを取り出してはぐーぐるマップとにらめっこする場面も。

それでもCP1のコンビニ(約46k地点)には予定より16分ほど早く着いた。暑いのでけっこう水を飲むし冷たいものばかり。胃もたれみたいのも感じつつ、それでも進む。がりがりクンの工場が恨めしくもあったけれど、たまたま食べたがりがりクンは個人的には好きな味ではなくてがっかりでした。。。とほほ。


走っているときはいろいろなことを考える。一番思い描くのは、理想の走りが出来ているか?どう体を動かすべきか、動いている?あとは食べ物。今度のコンビニではあれが食べたい、これが食べたいなど。。コンビニに関しては、はやり7/11がいい。品ぞろえが素晴らしく欲しい食べ物がほぼある。一方青い店はつくり的にはおしゃれ感満載なのに、肝心な商品内容がランナー的にはチープすぎた。それに今回7/11はクジをやっていて、何かと当たって嬉しかった。今回よかったのは冷凍のカットフルーツ。これを保冷剤がわりにしておにぎりとかお惣菜を包んでおく。溶けたころにシャキシャキと食べごろのフルーツは火照った体にとてもしみました。最近はコンビニでカードが使えるので、ほぼ現金はいらないし、レジでまごつかなくていい。


CP2、倉渕峠麓のコンビニ(約100k地点)には予定よりも30分遅れの22時ジャストに着いた。実はここまで来るのに2度大きく迷走した。推定5kは多く走っている、フガァー。やはり地図を落としたことは痛い。日中に比べたらかなり走りやすくはなったけど、この先はずーっと登りだ。
 そうそう、ここに来る前に自販機群があって、たまたまその裏でトイレ済ませて出てきたら見慣れない社有車が止まっていた。。こんな時間に、、って思ってたらサラリーマンなおじさまが降りてきて、、軽く挨拶だけしようかと思ったら。。なんと知り合い、明日サポートする方でびっくり!!幻覚かと思いました、マジで。なんでも仕事帰りで僕を探してたと。いやぁー、奇遇というか、巡り合わせというものは本当に不思議なものです。

そこではオレンジ味の飲料だけ買って、撮影してもらい再び僕は漆黒の闇の中に消えていった。

<つづく>


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