麻雀の技術の中でも一番重要度が高いのが、きちんとベタオリすることだ。
4人でやるゲームで自分だけが毎回あがれるとは限らない、というより、自分があがれない局のほうが遥かに多い。
降りてるつもりで筋で打った、なんて馬鹿みたいな話はいくらでもあるが、上級者ほどそういうミスが少ない。
ついさっきの試合なのだが、一見ただの危険牌に見えても通せたりするよ、という話を今日はしてみたい。
ちなみに結果は無放銃焼鳥の超空気三位(*´ω`*)
安全度はこれを
丸暗記するレベルで良い。
上に行けば行くほど安全。下に行けば行くほど、リーチしてなきゃ切るとか有り得ないからっていう牌。
現物
二枚見えてる字牌
筋の19
字牌
-------ここまでで放銃したら事故(ドラの字牌は除く)---------
筋の28
筋の37
無筋の123789
片筋の456
無筋の456
じゃあ順番に見ていきましょうね。
はい曲がりました。現物はありません。
鳴いて一発消しましょう。
鳴いた後には何を切りますかー。さっきの表で見ると、今持ってる中で一番安全なのは字牌の白ですね。
したらなんと二軒目です。ぷじゃけてやがりますね。宣言牌が5sなのが幸い。
5sが二人の安牌で、共通安牌なんかあるわけがないので、筋を切るしかないんだけど、2sと8sどっちでもいいのかな?
そんなわけないね。1sは2枚しか見えてませんね。9sは三枚見えてますね。
このことから、13で2待ってる可能性と79で8待ってる可能性とでは、後者のほうが低いってことになる。
更に、8sは二枚持ってるからシャボも薄そう。更に更に、8sは二枚持ってるから、
一度通れば次も通るね。これテストに出るよ。
はい、あっという間に現物がなくなりました。そろそろ
これ読んでるおまいらは1mとか切って振る頃ですね。あ、ネタバレしちゃった(*´ω`*)
とりあえずここは、3sと9sが通ってるので間の6sを通しました。
6sが当たるケースは、57で6待ってる場合かシャボ(か単騎)ですね。で、ここ少しだけ考えてみるよ。
左側の人は赤5切ってリーチだよね。
もう5持ってるわけ無いよね。黒い5、赤い5、7 この三つからなんで赤い5切って曲げるんですかね。ないよね。赤5、6、6からわざわざシャボにする理由もないよね。
上の人は、5切る前に4切ってるよね。最後に5,5,7の形から5を切って6待ちになるのはそうおかしくもないけど、その一回前に、4,5,5,7から4切るって有り得ないよね。この人も6で待ってるわけないのでこんなん余裕で通ります。
はい、安牌がちっとも増えなくて泣きそうになってくるね。
ここは7sを打つよ。
さっきの6sの応用で少し考えるとだね。
左側の人の4-7待ちは有り得ないよ、赤5切ってるから。56って持ってるわけが無いでしょ。
向かいの人には筋ですね。
シャボの可能性は全然捨てきれないんだけど、他のよりはマシなんで打つしかない。
おまいら
そろそろ振り合えよ。って言いたくなるけど我慢我慢。
ようやく5pが切れるようになったので切ったけど、またすぐなくなっちゃった。
ここは6mです。左の人の現物で、少なくともダブロンはないから。←これもテストに出るよ。
二軒リーチのときは、どっちにもある程度安全そうな牌よりも、片方には絶対に通る牌のほうが打つ優先度が高い。
3m通ってるので、45で3-6待ちはなく、8mが三枚見えてて、78で6-9待ちはワンチャンスになってるのもポイントが高い。
でもって決めては、
やっぱり二度通せるから。←期末だけじゃなく学年末試験にも出るよ!
あー、しんどかったー。
向かい側が1-4mで、左側はチートイの7p単騎。
俺にどんだけ集まってるんだよ。
ちなみにこの後は、まず白。そんで、6mが4枚、8mも4枚見えたので7mが打てますね。これで流局まで持ちます。
4/10が当たり牌、3枚が無筋の同じ牌とか切れる牌の選択肢が少なすぎたが光属性のナイトの手にかかればざっとこんなもん。