歐亞茶房(ユーラシアのチャイハナ) <ЕВРАЗИЙСКАЯ ЧАЙХАНА> 

「チャイハナ」=中央ユーラシアの町や村の情報交換の場でもある茶店。それらの地域を含む旧ソ連圏各地の掲示板を翻訳。

ロシア人がリスペクトする武将(3)

2009-03-19 09:19:10 | ロシア関係

「お前らが一番”スゴい”と思うサムライを挙げよ」
原文: Кто для Вас самый "авторитетный" самурай? http://forum.sengoku.ru/viewtopic.php?t=29&postdays=0&postorder=asc&start=0&sid=7a01d5db944d3c6dcca8d4b981874dce
掲示板の住民による投票結果 (総投票数:23)
宮本武蔵   17%(4人)
徳川家康   17%(4人)
楠木正成   13%(3人)
鍋島直茂   13%(3人)
武田信玄   13%(3人)
豊臣秀吉   8%(2人)
上杉謙信   4%(1人)
源義経     4%(1人)
服部家長   4%(1人)
井伊直政    0%(0人)
斉藤道三     0%(0人)
その他      0%(0人)


1 名前:ジョーユー@モスクワ

みんなの尊敬にかなうブシ(=武士※原文ママ)を一度に挙げるのが無理なのは、分かってる。上のリストの中にない場合は、各自でその名を挙げられたし。


2 名前:タケゾー@モスクワ
俺が一番スゴいと思うのは、やっぱり新免武蔵守藤原玄信だな。彼は自ら全てを悟り、人生において栄達を求めることもなかった。武将の中から選ぶなら信玄。とにかく好きなんで。
※新免武蔵守藤原玄信‐宮本武蔵の正式名らしい。知らなかった….。日本では、一般に吉川英二の小説(“ヴァカボンド”も基本的にはこれを下敷きにしている)を通して“求道者”としての宮本武蔵像が浸透しているわけですが、実はこの小説はロシア語に訳されて、あちらでも広く読まれていたりします。その意味では、日本とロシアの武蔵ファンが持っている武蔵のイメージにほとんど違いはないのかも。

3 名前:サンジロー@ブラーツク
東シベリア、バイカル湖の北方にある都市
一番は、もちろん伊賀平内左衛門家長ww。上のリストの中では、義経かな。
 ※伊賀平内左衛門家長(?~1185)-平家長とも。平家物語にも登場する平氏方の武者であり、壇ノ浦にて戦死。伊賀服部家の祖とされる。これもググってみるまでは知らなかった。ちなみに、原文では「イガ・イエナガ・ヘイナイザエモン」と書かれているが、この人は「平内左衛門」をロシア語の父称(父親の名をもじったミドルネームみたいなもの)のようなものだと勘違いしているらしい。あちらでは、公式の文書に名前が記載される際は、「姓+名+父称」となる。例えばプーチンの場合は、プーチン(姓)・ウラジーミル(名)・ウラジーミロヴィチ(父称)。

4 名前:Smag@モスクワ
そのリストの中では信玄だな。見た映画の中では信玄関係が一番多いんでwww
「影武者」、「天と地と」、「戦国自衛隊」wなど、あちらで見られている時代劇映画では確かに信玄ばかりが出てくるような..........。


5 名前:アレクサンドル@不明
何故か俺たちは信長がリスペクトできないんだな…..。誰に投票したらいいか分からん….。まあ、リストの中にチェレプコフ(?)の名が無かったのは良いことだけど。豊臣秀吉と源義経のどっちにするかで迷ったな。


 6 名前:タダマサ@ウリヤノフスク
投票の結果は完全に予想通りだな。武田信玄と徳川家康は上位に来ると思ってたよ。分からないのは、なぜ楠木正成や信長に一票も入ってないかってこと。俺が思うに、武田信玄が人気なのは、ある種のサムライの理想像を具現化したような存在だったからだろう。彼には優れたサムライや武将に特有の全ての特徴が備わっていた。俺自身は鍋島直茂楠木正成に入れた。いずれもサムライとしての忠義と武勇の鑑のような人々だ



7 名前:トラナガ@ウリヤノフスク←ヴォルガ河沿岸の都市。レーニン(本名ウリヤノフ)の生まれ故郷でもある。
上のリストの中では鍋島直茂。日本(史上)における最も偉大な人物の一人だ。
 ※鍋島直茂(1538~1618)-肥前佐賀藩祖にして、戦国時代における“九州版直江兼続”。「葉隠」にも登場する。日本だと、一介のローカル大名として扱われがちなこの人物が上位にあるのは、ここの住民の「葉隠」好きがこぞって投票したからだと思われる。


8 名前:アレクサンドル@不明
その投票結果には、ここの掲示板に来てる奴らの性格が出てるような気がするな。まあ、司祭が好きな奴もいれば、その奥さんや娘が好きな奴もいるわけで(←ロシアの諺-人の趣向はそれぞれ違うということ)。信長に全然票が入らないのには、俺も驚いたけど。で、俺は秀吉に入れた。



9 名前:スミタナ@サンクト・ペテルブルク
俺は秀吉だな。その教訓的な人生の道筋とか、あと日本刀(=武力)よりも頭を使う方に長けてたとか。レトリックっぽい言い方になるけどさ。信長も統治者としてはリスペクトしてるんだけど、そっちはうまく言葉で表現できないな。



10名前:オランダ人@サマラ 
ヴォルガ河沿岸の都市。ソ連時代の旧名”クイビシェフ”
俺が見聞きした断片的な情報から判断するに、信玄は高潔な騎士なんぞではさらさらなく、むしろその逆であるような気がする….。といういうわけで、謙信に一票。


11名前:オランダ人@サマラ

楠木正成と信長に関して言えば、投票の結果はちっとも驚くことじゃない。

正成は、あくまでその手の勧善懲悪劇の英雄なのであって、実際にはそんなに特徴の無い人物。彼が立てたとされる諸々の軍功の様は、中華世界の古典的兵法書に出てくるエピソードに極めてよく似ているよ。俺にとっての正成は、明治期に国民から天皇への盲目的な愛情を確保するプロパガンダのためにでっちあげられた、偶像に過ぎないな

信長は、確かに天才的な武将だったかもしれないけど、統治者かつ人間としては完全な暴君であり、札付きの策士でもあった全体的に良く分からん人物だ。ついでに言えば、秀吉も晩年にはそういう風になってしまった。

義経は、これはまったくのフォークロア的なキャラ。彼についての有名な逸話のどこまでが事実で、どこまでが虚構かなんてはっきり言うのは不可能だ。

最も「理想の武士」に近いのは武蔵だろう。でも、もし俺の記憶に間違いが無ければ、彼は人生の大半を浪人として過ごしたはずだ。だとしたら、それのどこがサムライなんだ

まあその通りなんだけど、それをいったらおしまいです。


12名前:アレクサンドル@不明

どうして誰も「油売り」に入れないんだ?

※油売り=“美濃の油売り“斉藤道三のこと。" マムシ"じゃないのかwww


13名前:タダマサ@ウリヤノフスク
>オランダ人
>正成は、あくまでその手の勧善懲悪劇の英雄なのであって、実際にはそんなに特
>徴の無い人物。彼が立てたとされる諸々の軍功の描写は、中華世界の古典的兵
>法書に出てくるエピソードに極めてよく似ているよ。俺にとっての正成は、明治期に>国民から天皇への盲目的な愛情を確保するプロパガンダのためにでっちあげられ>た、偶像に過ぎないな。


正成のことをそんな風に言うな!彼自身が伝説であり、そうみなされるに相応しい人物だったんだ。

>アレクサンドル
>どうして誰も「油売り」に入れないんだ?


そうだな。多分、道三のと同じ職に就いた人間がいなかったからだろ。


 14 名前:ジョーユー@モスクワ
>アレクサンドル
>どうして誰も「油売り」に入れないんだ?


多くの人間にとって、道三はゲコクジョー(=下克上※原文ママ)の権化みたいなものだから、見方も一様じゃないんだろ。

ここの掲示板では、「アシガル(=足軽)」とか「クロイトオドシ(=黒糸威)」みたいな単語が普通に使われていますw。


 15 名前:タダマサ@ウリヤノフスク
何だよ。ゲコクジョーダイミョー(=下克上大名※原文ママ)はみんなリスペクトすべき人々じゃないかw



16 名前:オランダ人@サマラ
>タダマサ
>正成のことをそんな風に言うんじゃない!彼自身が伝説であり、そうみなされ るに >相応しい人物だったんだ!


いやあ、俺は日本人じゃないんでねwww俺にとって、彼は単なるキャラだ。それも生気の無い、青銅のような。その息子(正行)や他の郎党も同じだ。正成は、全然魅力的じゃないんだよ。

で、一体どういう点で「伝説」なんだ?南朝の天皇のために戦ったことか?じゃあ、当初は北条家のために戦い、後に足利家のために戦った奴らは“闇の軍団”ってことになるのかね?あと、それだったら、信長も、秀吉も、徳川家の全ての将軍たちも皆、不忠の臣として告発できるな。

そういうものの考え方が神皇正統記→大日本史→水戸学→討幕運動となって江戸幕府を崩壊させ、後の皇国史観に繋がっていくわけですが.....しかし、本当に良く勉強してるなあ。


17 名前:タダマサ@ウリヤノフスク
>オランダ人
>で、一体どんな点で「伝説」なんだ?

楠木正成は....天才的な武将にして、戦場に於ける伝説だ!

理屈ではありません。

18 名前:オランダ人@サマラ
>タダマサ
>楠木正成は....天才的な武将にして、戦場に於ける伝説だ!


彼の軍功の描写は、“孫子”のどこかの部分から引っ張ってきてる感じなんだよ。その多くは当時の年代記←太平記のことか?の作者による創作ではなかったのか?と考えざるを得ないな。
そんなこと言うなよ。

19 名前:オランダ人@サマラ
南朝への貢献という点でいえば、新田義貞の方がはるかに多くのことを成し遂げているが。
確かに.....あと、北畠顕家とかね。


20 名前:タダマサ@ウリヤノフスク
>オランダ人
〉その多くは年代記の作者による創作ではなかったのか?と考えざるを得ないな。


そんなことは無い!正成の行動は何ら誇張されてないぞ!
やはり理屈ではありません。


21 名前:オランダ人@サマラ
>タダマサ
〉そんなことは無い!正成の軍功は何ら誇張されてないぞ!


実際に戦ってたのは彼の配下の優秀なパルチザン兵だよ。でも、正成らが西国の小さな城砦で籠城していたとき(もちろん、奮戦していた。だとしても、だ。)、新田義貞と足利尊氏は東国の全域で戦ってた。まあ尊氏については分かる。その後の過ちが過去の業績を帳消しにしてしまったからな。←足利氏が南朝に背いて北朝を建てたことをさすと思われでも、義貞はどうだ?(徹底して南朝のために戦った彼が、)なぜそんなにリスペクトされないんだ?
南朝イデオロギーというか、神皇正統記的な史観には徹底的にに与するつもりはないようです。


 22 名前:タダマサ@ウリヤノフスク
このスレのテーマは功績や称号について議論することじゃない。俺たちはな、 性格において俺たち自身に近く、手本となり、なおかつ魅力ある人物を" サムライ”と呼んでるんだ!
ついにキレたらしいw.要するに、彼にとってサムライとは頭で理解するものではなく、ソウルで感じるものだと言うことか?


23 名前:オランダ人@サマラ
なるほど。分かったよ。しかし、俺たちはどんだけ正成のPRをしてきたことか...。 よし、今度は信長について議論する番だww
これはもはや”信仰”の問題であり、これ以上理屈で押してもしょうがないと思ったのでしょう。しかし、この後タダマサからの応答はなし。あちらからも面倒くさいやつだと思われた模様。


 24 名前:サカイ@ウラジヴォストーク

武蔵が武士身分であったかどうかなんてことは、大した問題じゃないと言うべき。俺が思うに、彼は細々とした実生活には頓着せず、仕官の努力もしなかった。その気になれば、いつでも仕官できていたはずだ。←そうかw?それはともかく、上のリストからは信長か、あるいはこの最強の剣士殿を選びたい。それ以外だと、大石内蔵助か佐藤四郎兵衛藤原忠信(あと、ついでに伊勢三郎も)w。
※佐藤四郎兵衛藤原忠信=佐藤忠信(1161? – 1186)のこと。源義経の家臣。源平合戦で活躍。
※伊勢三郎義盛=伊勢義盛(?-1186)のこと。これも同じく源義経の家臣。源平合戦で活躍。


 25 名前:サカイ@ウラジヴォストーク
あ、理由を書くのを忘れてた。信長は賢いから。大石内蔵助は忠義の鑑。佐藤忠信と伊勢三郎はクレイジーな勇猛さの持ち主。そして、武蔵はそれらを全て併せ持っている。←そうなのかw?


26 名前:サイトー・トシミツ@モスクワ州のどこか
何て難しい問いなんだ!最後まで迷ったよ….リストにあった武士はみんなリスペクトしてるからな….特に源義経なんかは。でもあえて、楠木正成を選んだ。天皇に対して忠義を尽くした日本の民族的英雄ということで。もちろん、当時の日本は複雑な情況にあった(というか、この国の歴史は常に平坦なものではなかったけど)わけで、それに反駁する人←“オランダ人”のことか?wもいるかもしれない。でも、「朝敵を懲らしめるために、もう七回人間として生まれ変わりたい」←“七生報國”のことを言ってるらしいと言い切ったこの武士は、尊敬に値すると思うんだ。マジレスしてごめん。    
-------------------------------------------------------------------  
楠公の信奉者とシニカルな実証主義者が激突、しかもどっちもロシア人という.....。色んな意味で熱すぎますね。ここは本当に単なるコスプレファンの掲示板なのか?訳していて非常に疲れました。”タダマサ”をはじめとするここの楠公好きな人々は、GHQによる徹底した「ホワイト・パージ(国粋・民族主義者の排除)」政策+その他諸々の結果として、第二次大戦を挟んで日本社会での「楠公」に対する扱いが大分変わったという事実を知ってるんでしょうかね。 それにしても、あちらの古いタイプの日本マニアと話すとき、こちらはしばしばこのスレの〝オランダ人”のような「ロマン・クラッシャーw」の役割を果たすことが多いのですが、第三者としてこういうやり取りを見ていると、何となくロマン主義者=”タダマサ”の方」に肩入れしたくなってしまいますね。何とも不思議なことです。



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10 コメント

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Unknown ()
2009-03-19 17:29:48
げっ! 俺よりロシア人の方が詳しい・・・

デフォルメされた武士をただ「かっこいい」とか言ってる異国人とは一線を画すマニアックさですね。

伊達正宗がランクアップされしていないとは・・・
個人的には真田幸村とか好きですけどね。完全に「真田十勇士」の影響で寓話化された真田幸村しか知らないですけど。徳川家康もビビったくらいだから、それなりに武将としては強かったと思うけど、ロシア人的には魅力ないのかな?

鍋島直茂・・・そんな武将、知らなかった・・・
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Unknown (裸族のひと)
2009-03-19 23:36:34
ゅ さんに全く同意。こりゃ~全然歯が立たねぇな、降参だす。戦国オタの露助さん達にゃww しかしマジレスで燃え上がる、熱いオタ達やねー。

露探さん、難しい翻訳大変お疲れ様でした!第2弾は大作ですねー。とても興味深く読ませて頂きました。



ところでコイツラの平均年齢は、いったい何歳ぐらいなのかな・・・?
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Unknown (ポプラ)
2009-03-20 03:18:11
ほんと、みなさん異様に詳しいですねぇ。
でも、すごく気になる点があるので、書きます。

そもそもサムライって、主君に仕える立場の人たちを指すのでは?
で、織田信長や武田信玄は、サムライを従える主君(大名、武将)の立場になるはず。
武士、武人という言葉なら、あのリストでもOKですけど・・・。
それともロシアでは、全部ひっくるめてサムライって呼んでるのかな。
詳しい人が多いわりに、誰もその点に触れていないので、気になりました。


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Unknown (円谷@管理人)
2009-03-20 05:47:09
>ゅ殿
>デフォルメされた武士をただ「かっこいい」
>とか言ってる異国人とは一線を画すマニアッ
>クさですね。

何だか本気で「身も心も」武士になろうという意気込みが感じられます。太平記の登場人物を取り上げて、南朝への忠誠度と貢献度を基準に議論するなんて、一体いつの幕末なんだ?って感じですよ。

>伊達正宗がランクアップされしていない
>とは・・

彼らに限らず、あちらの人間はどうも東アジアに精神性を期待するようなところがありますね。武蔵の評価が高いのは多分「五輪書」のおかげだし、鍋島直茂が上位に入ってるのも葉隠がらみです。そういう点では、政宗はあまり有名じゃないのかも。

真田氏は、幸村よりもその親父や爺さんの方が「武田二十四将」絡みでよく話題に挙がっているようです。

>裸族殿
>ところでコイツラの平均年齢は、いったい何
>歳ぐらいなのかな・・・?

写真を見る限り、主催者は若そうに見えますけどね。ちなみに、掲示板の住人はペテルブルクから樺太まで、全国からきてるような感じでした。

>ポプラ殿

どうもです。

>そもそもサムライって、主君に仕える立場
>の人たちを指すのでは?で、織田信長や武
>田信玄は、サムライを従える主君(大名、
>武将)の立場になるはず。

大名にしても将軍にしても、朝廷から官位とか役職をもらっていた以上、いかに実権を握ろうが名目的には天皇の家来であったわけで、そう考えれば「サムライ」と呼んでも間違いは無いと
思いますw。なにせ、このスレの住人には平均的な日本人に天皇中心に物を考える人間が多そうですからww。

>それともロシアでは、全部ひっくるめてサム
>ライって呼んでるのかな。

一般にはかなり曖昧ですね。このスレの〝オランダ人”みたいに厳密な使い方をする人はめったにいませんw


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Unknown (ポプラ)
2009-03-24 03:36:15
返答ありがとうございます。

まぁ、日本語が本来とはズレた意味で定着することはよくありますからね。
神風とかブッカケ(笑)とか。
日本にしても、外国語がズレた意味で定着しているケースが、それこそたくさんあるわけで。

それにしても、武士、侍って世界的にけっこう有名ですよね。日本人でも好きな人が多いけど、国を問わず人を惹きつける何かがあるんでしょうね。
「武士道」の精神性・哲学性、剣術や日本刀の素晴らしさなど、色んな面で独特の美学を感じるからかな。

ともあれ、楽しい内容でした。
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Unknown (Unknown)
2009-03-26 13:27:20
うぎゃぁぁぁ
会話の三分の一も理解できないゆとりな俺乙

日本史やっときゃよかった
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Unknown (たまご)
2009-03-27 00:45:59


ロシア人たちの会話、楽しませてもらいました。
サムライ狂い達の会話おもしろすぎです。
ところでこのオランダ人は日本人では(笑)
ひとりで朱子学的大義名分論を喝破してるような…
しかもそれに相対する存在である武蔵まで切っちゃってるし。
インテリはウザがれるの典型ですな。

ところで、ロシアといえば柔道、サンボにレスリング、かのプーチンも
柔道5段というお国柄ですし、なにか精神性を持った武という
ものに憧れる素地があるのかもしれませんね。
でも(2)の写真の黒胴着と赤袴とかがまた胡散臭そうで…その可憐さがまたいいんですけど。
神社の写真に“渓流”って…、しかも中華風味の塗り絵がまた下手糞ですねー。
なんかアメリカ人の自称忍術10段とか、それと通じる匂いが。
返信する
Unknown (円谷@管理人)
2009-03-27 04:16:20
>ポプラ殿
>「武士道」の精神性・哲学性、剣術や日本刀
>の素晴らしさなど、色んな面で独特の美学を
>感じるからかな。

今の旧ソ連圏ではどちらも人気ですね。ただ、インテリ層になればなるほど精神性の部分に傾斜していくんですが....。

>2009-03-26 13:27:20殿
>日本史やっときゃよかった

いや、一部はやってても太刀打ちできないかもwww

>たまご殿

>ロシア人たちの会話、楽しませてもらいまし
>た。サムライ狂い達の会話おもしろすぎです。

初めまして。こちらも、彼らと酒を飲んだらさぞ楽しいのではないかと思ったしだいですw。

>ところでこのオランダ人は日本人では(笑)

他のスレの発言も見ている限り、どうやらヴァイキングとか北欧の歴史にも詳しいようです。一体何者なんでしょうか。

>インテリはウザがれるの典型ですな。

確かにww新撰組好きな人たちに対して平気で「あんなのゲシュタポみたいなもんじゃねか」みたいなことを言いそうな雰囲気ですww

>なにか精神性を持った武という
>ものに憧れる素地があるのかもしれませんね。

自分のところにそういうものがないからかもしれませんね。確かにコサックは正教の信仰には篤いですが、騎士道とか武士道みたいな独特の行動倫理があるかどうかといえば怪しいし、かつての貴族はドイツやフランスのそれと大して違いはないだろうし...。

>なんかアメリカ人の自称忍術10段とか、そ
>れと通じる匂いが。

まあ、でも頑張ってる方なんじゃないですかねww


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Unknown (dom)
2009-03-27 04:44:30
大陸浪人からきました。
面白いです。
露掲示板翻訳なんて新鮮だわ。

返信する
Unknown (円谷@管理人)
2009-03-28 06:21:35
>dom殿

>大陸浪人からきました。
>面白いです。

どうもありがとうございます。でも、「本店」のクオリティにはとても及びませんよw
返信する