そのうちAKBも犯罪になる。篠田麻里子さまの写真を所持するものもしくは電磁的方法によりその記録を保管したものは1年以下の懲役、罰金100万以下になる、そうだ。篠田が30近い婆だろうが関係ない。外見上児童の姿態であると認められなくてもそれをまねたら児童ポルノと認められる。改正案の本文を複雑で分かりにくくするのは官僚得意の国民排除のための常とう手段だ。
すなわち篠田真理子が赤いランドセルをしょったら児童ポルノに該当する。
それでひと儲けたくらんだら300万、その写真を持っていただけで100万。AKBは子供の姿態をまねているからこれでAKBは消えるな。これは全国民が対象だから当然児童も老人も対象になる。中学高校の風紀検査をせよ。もちろん女子も。AKBの写真はないか。
養老院の持ち物検査をせよ。孫のお風呂の写真は児童ポルノそのものだ。
こういうと頭の回転が悪いのが必ず登場して、子供を守らなくてはいいのか、とか言い出す。18歳からAV女優になれる時代に何をぬかすか。ここでいう児童とは小学生のことではない。アホ。
それを言うならエロ写真と性犯罪との相関関係を示す資料を出せ。バカのために分かりやすく言うと、エロ写真があるので犯罪を犯したということはない。もっとバカのためにもっと分かりやすく言うと、エロ写真がないので実物で済ませようと犯罪を犯すのだ。
主たる法案提案者の自民党はこういうことは百も承知だ。土壇場の公明は票になることは何でもするからそれに乗っかるという惨めな姿をさらした。
これは別件逮捕のための最高の材料になる。正直に言え。だれでもお気に入りのエロDVDは持っている。だから警察は任意に別件逮捕が可能だ。
アニメすらその対象になるという。「しずかちゃん」は架空の人物だ。彼女が被害者になるという法制的矛盾もある。そもそもだれがどんな絵を描こうと国が介入してはならない。それを個人的に持つだけなのに罰金をとるとは気違いだ。
自民党の憲法改正原案には結社の自由すらない。ましてや表現の自由がある筈がない。歴史に学ばない揮発性メモリーの脳細胞たちよ。1925年に治安警察法が治安維持法に改正されたことがなぜ大問題だったのか。予防拘禁制度の誕生にある。これで警察は任意に現場の判断で国民を逮捕できるようになった。
その結果、不当に逮捕された人の数は、正当に逮捕された人が増えた数をはるかにしのぐ。
「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」
ナチ党が共産主義を攻撃したとき、私は自分が多少不安だったが、共産主義者でなかったから何もしなかった。
ついでナチ党は社会主義者を攻撃した。私は前よりも不安だったが、社会主義者ではなかったから何もしなかった。
ついで学校が、新聞が、ユダヤ人等々が攻撃された。私はずっと不安だったが、まだ何もしなかった。
ナチ党はついに教会を攻撃した。私は牧師だったから行動した―しかし、それは遅すぎた。
マルティン=ニーメラー(独)