トランプ候補が、日に日に窮地に追い込まれている。トランプ氏は、
ドナルド・ジョン・トランプ(Donald John Trump、1946年6月14日 - )は、アメリカの著名な実業家である。2016年アメリカ合衆国大統領共和党予備選挙の候補者であり、共和党大統領候補。 WIKIから抜粋
である。
The Washington Postは、保守系新聞であるが読売サンケイ等の低俗単純新聞ではない。New York Timesのような鋭さは無いが、ファナティック(fanatic)とは反対で、きちんとした英語力が無いと読めない、落ち着きのある新聞だ。
最近はややサンケイ化したが、1年や2年、面白半分に留学した程度では到底読めるものではない。コンサーバティブ(conservative )なアメリカ中心主義でありながら、平易な単語しか知らない一般のアホアメリカ人に迎合することは無い。
僕は辞書があってもよくわからないことが多い。最近のアメリカ事情に通じてないと読みこなせない。
ワシントンポストとサンケイは、グラマンとゼロ戦だ。早い話が格が違う。
韓国から叱られるとコロッと変節して、今度は反韓国のキャンペーンを張る、行き当たりばったり安倍迎合新聞サンケイとは異なる。
ところがそのワシントンポストが、トランプをこき下ろした。日本では考えられない。朝日もおとなしくなって、分けわからない、主張のない社説しか書かなくなったが、
(引用)
社説はトランプ氏を「偏見に満ち、無知で、嘘つきで、自己中心的」などと非難。大統領に不適任であると強調した。 産経新聞 10月14日(金)
他の中小の新聞も、旗色鮮明に主張している。本紙ははトランプを支持しない、と。
日本社会には、マスコミは中立であるべきだというバカの一つ覚えが充満している。
それどころか中立自体に価値を置いている。中道は正道か。
何年も前のプライベート空間での会話を盗聴し、この日のために備えるしつこさは人間技ではないと思う。
しかし、ここでの論点は、それではない。形式的な、低レベルな、「社会の公器マスコミ」論におぼれて、何も考えないことを薦めるゴロツキ新聞しかない日本に比べ、アメリカのまともさを見た。
新聞という知的集団は、political である責務があると思う。non Politikは犯罪である。
ドイツには無能罪があった。フランスでは、共産党の教科書も教師の判断で採用されている。
中立はボンクラの言い逃れである。なあ、変節公明党。