Kaorin Ride On The Light

Kaorin(Vo&Gr)のブログ
★ANTIQUE SHOW 2/2(日)Grapefruit Moon★

飲んで話してまた飲んで

2007-07-22 | Weblog
昨日は渋谷多作でライブでした。早い時間にもかかわらずお越し下さいまして、ありがとうございました!
こちらには友達のライヴを観に何度か来たことがあり、その都度、音響や照明が良いと思っていて、いつか私もここでライヴしてみたいなぁと思っていたのでした。そして、それが現実のものとなり、とても嬉しかったです。実際ライヴさせていただいて、音響はそれぞれの曲を生かすように良く作って下さっていたし、スタッフのみなさんのサポートが素晴らしく、とても気持ちよくライヴさせていただきました。この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。しかし、あまりに気持ちよく演奏できていたので、思わず(いつものことですが・笑)所定の時間をかなりオーヴァーしてしまったのは大失態でした(^^;)これからは気をつけます。。
『時間オーヴァーはヤバかったですね。あ、「かった」じゃなくて、やっぱりヤバイですね。』ということで、ギターの岡さんと反省会をしに近くの居酒屋へ行きました。初めのうちは今回のライヴの反省とか課題とか今後についていろいろ話し合い、有意義な時間を過ごしていたのですが、お酒が進むにつれて話題がどんどんコアになり、かなりおかしな飲み会へと豹変していきました。“こんなことでまさか同じようなことを感じているとは!”というような話題がバンバン出てきて、非常に驚きつつも感動すら覚えるような飲み&トークが展開されていったのです。時間も空間も、そのほかいろんな枠を飛び越えた話が次から次へと出てきて、ほんとに面白かった。前から感じていたけど、やっぱりヘンな方だ(褒め言葉)。
こんなふうに岡さんと深い話をしたり、おなかを抱えてゲラゲラ笑うようなしょーもないバカ話をしたのは初めてだったので、とても楽しかった。音楽以外のところで、何かしら近い感覚をもっているというのが分かると、これからもっと活動しやすくなる!と私は思ったのでした。岡さんもそうだったら嬉しいなぁ。今後が楽しみです。




なかよし

2007-07-14 | Weblog
ふぇ~~~、今週は怒涛の一週間だった。。お疲れお疲れ、と思いながら事務所を後にすると、ビルの玄関先でエグちゃんに遭遇。今日は『おいで~』をしなくても、彼女から私に近づいてきてくれました。エグちゃんは私の膝の上に登りたいらしく、一生懸命よじ登ろうとするのだけど、うまく上がれない。抱っこして乗せてあげようかと思ったけど、自力で登らせようと、私はしばらくその様子を見ていました。でも、しゃがんだ膝までの高さが微妙なのか、なかなかうまく登れない。それじゃぁということで抱っこして乗せてあげると、エグちゃんはクルっと丸まって私の膝のうえに納まりスヤスヤ。エグちゃんの体温を感じながら、私は彼女の背中をゆっくり撫でる。温かい。こうして、しばらく静かな時間が流れました。。
さて、そろそろ帰ろうかな、と思った瞬間。エグちゃんが、彼女を抱きかかえていた私の左手に“カプッ!カプカプッ!”と噛み付いてきました。帰ってほしくないのかなぁ・・それとも特に意味はないのか?でも、あまりのタイミングのよさに驚きました。帰ってほしくない、と言われたようで。。
こないだエグちゃんと交流できたと思ったら、今日はもう膝で丸くなるほどに。すっかり仲良しになったような気がします。うれしいなぁ

早くも夏バテか?

2007-07-12 | Weblog
みなさんの周りで体調を崩している方はいませんか?私の周りでは、風邪を引いている方がちらほら。仕事の状況によりどうしても休めないので、引きずるように出勤していてとても辛そう。。という自分も一時体調を崩し、これはヤバイということで風邪薬を飲んで、なんとかしのいだのでした。
今週は同僚のMちゃんが一週間の休暇を取っているため、彼女の仕事の一部も担当することになり、かなりバタバタでした。それは初めてやる仕事で、あまり早く片付けられない。1タイトルごとの数量は少ないけれど、シリーズものなのでまとめてみれば結構なボリュームだ。でも、こういう機会でもなければ、彼女がどういう仕事を担当しているのか知ることもなかったし、いい勉強になりました。こんなに細かくて面倒な進行をしていたんだ。。
忙しいけどイイ感じに集中して仕事をしていた昼下がり。フィッシュマンズのアナログをBGMにカタカタとキーボードを叩いていたら、目の前がだんだん白くなっていく。。。
あれ・・・  なにこれ・・・・   なんで真っ白・・・・・
仕事しながら貧血を起こしたようです。あービックリしたっ!!!
けれど。一瞬、違う世界に入っていくのかと思うような、不可解な感覚に襲われたような感じでした。。すごく不思議な感覚。フィッシュマンズ効果??

ちゃんとゴハン食べよう。食事のサイクルが関取型(1回にまとめて食べる)になっているし、気をつけなくちゃ。夏バテしている場合ではないので!



エグちゃんと戯れて

2007-07-06 | Weblog
エグちゃんとは、うちの事務所が入っているビルで飼われている猫のこと。トパーズ色の瞳をした端正な顔立ちの白と茶の三毛猫で、めったに鳴かない。通りかかるひとに頭を撫でられても、恥ずかしそうに首をかがめてじっとしている。帰り際など、私もエグちゃんの前を通りかかるとき、彼女と交流を図ろうと声をかけたり、よしよしと撫でようとするのだけど、エグちゃんはいつもプイ~ッと知らん顔するか、ジッと身体を固くしているかなのだ。
こんな感じであっさりしているエグちゃんなのだが、ななななんと、こんなことが!ゴミを捨てて事務所に戻ろうとしたとき、エグちゃんと目が合った。私が何気なく『おいで~』と両手を前に出したら、エグちゃんがつつと歩み寄り、しゃがんだ私の周りをグルグル廻り続けるのです。しかも、身体をぐいぐい摺り寄せて、甘えるようにじゃれて来る。今日は一体どうしたの??不思議に思いつつもうれしくて、頭や首を撫でてやると、彼女はニャーと鳴いて目を細めた。ひとしきり撫でたあと、今度はおなかを全開にするではありませんか!!『おぉ~気持ちいいの~?よかったね~』と語りかけながら、私はただただおなかを撫で続けました。
気持ち良さそうに脱力するエグちゃん。私も同じように脱力。お互いがお互いを癒しているかのようだ。エグちゃんは何の警戒心もなく私に身を寄せている。私も心をオープンにして、それに応えている。無心に撫でていた私はやがて、言いようもない穏やかさと慈しみに心が満たされていった。
実は、私はなかなか心をオープンにできない性質で、意識するしないに関わらず壁を作ってしまったり、視点を自分ではなく外に置いてしまったりする。心で感じたことをその場でうまく表現できないことも多い。他人様の前で表現(音楽)しているひとが何を言ってんだか、というツッコミを入れたくなるようだけど、事実なんだなぁぁぁ。でも、まずは自分が心を開かないと相手も開かないし、開けない。交流できないのはやっぱり哀しいもの。。自分が心を開くことではじめて相手を受け入れる体勢が出来て、やっとコミュニケーションの出発点に立てるのだろう。そして、音楽の伝わり方も変わるのではないだろうか。
いつもエグちゃんと戯れているようにとはいかないと思うけれど、少しでも心を楽チンにして、オープンマインドでコミュニケーションできるようになりたいです。。














慣れ、または

2007-07-03 | Weblog
雨でなければ、お昼ごはんは外で食べるようにしています。外の空気に触れてリフレッシュ。幸い、ここは人工的なオフィスエリアであるぶん意識的に緑地を作っているので、ちょっとした公園もいくつかあり、食べる場所にはあまり困らない。通路に抜ける石の階段に座って食べているひとも多く、みな思い思いにくつろいでいる。
以前も書いたけど、ここのエリア中心にある広場ではランチタイムコンサートが催されていて、毎週何かしらライヴが行われている。最近ではスティールドラムがメインのインストバンドが出ていたし、今日はトリオでボサノヴァを演っていた。まだ梅雨だけど、夏気分が盛り上がる。
事務所がここに移る前は、引っ越すことで生じるであろうデメリットばかりを挙げつらい、超~反抗的だった(笑)。移転が突然中止になるとかの大どんでん返しを祈っていたこともあったし。というくらい後ろ向きだったのだが、実際に来てみると案外ここち良くて、ここでの時間を満喫している自分がいる。こうしてお昼にはライヴで音楽を聴きながらお昼ごはんを食べたり、屋上でサボることも含め(^^;)自然に接する時間が増えたりして、楽しんでいるのだ。ここに移る前にいた表参道は流行や情報の最先端をいくパワーがあり、道行く人々はファッショナブルで見るのも楽しく、そりゃ~気に入っていた。そして、ここにはここの良さがある。静かな落ち着いた雰囲気のなかで、何も比べることなく、それを実感している。
時間が経って慣れたせいもあるかもしれないし、たまたま特徴的な場所に来たからより強くそう感じられるものなのだろうけど、その環境に順応して、それぞれがもつ魅力を感じて自分のなかに取り入れられるものなのだなぁと、ボサノヴァをBGMにお弁当の鯵の南蛮漬けをつつきながら思ったのでした。