Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

寒い日のすごし方(ドイツ)

2006-01-23 16:56:08 | ドイツ
今朝は庭のちっぽけな池に氷が張っていた。
お天気は良いけど、寒い寒い。外に出るのはちと覚悟が必要かな?

こんな日で思い出した。
数年前の冬、やはりドイツに行ったときの事。
シューベルトの「冬の旅」のなかに出てくる「菩提樹」の詩人ヴュルヘルム・ミュラーが題材とした、まさに菩提樹がヘッセン州のはじっこにあるというので出かけていった。冬の寒い寒い日、でもとっても晴れてた。

菩提樹があるのはアーレンドルフAllendorfというところと聞いていたが、どうも川を挟んだBad Soodenと今一緒になったバードゾーデン アーレンドルフBad Sooden Allendorfとなっているらしかった。

フランクフルト中央駅から2時間ちょっとだったと思う。
帽子をかぶってないと脳みそが凍えそうだった。ちっぽけな駅について、さあ、どっちじゃい。地図も何にも持ってない。なんとなくこっちかなと歩いていくと、川にでた。

こんなに寒いのに、人がけっこう歩いてる。今日はなにかあるのかしら?それともみんな菩提樹見に行くの?なんておき楽に考え、この人たちについていけばたどり着けるかな?と勝手に考えた。でも、よく見るとみんなてんでんばらばらの方向に歩いてく。ベビーカーを押したカップルも結構いる。日曜だからお買い物に出かけるわけでもないよなーー。

結局、菩提樹の方向にはだれも歩いていっていなかった。
要するにみんなただ「お散歩」してただけ。
「お散歩」の文化が私の中にないから理解するのにちょと時間がかかった。

日照時間の少ない冬の休日、晴天だったからみんなお散歩していたのだ。

ただ、黙々と歩くだけ。
こういう休日の過ごし方もあるんだ。と改めて思った。

もう、ライブドアのニュースいらないよ。
コメント
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