病院から帰った翌日、お料理友にヘルプミー発信。
事情も話していないのに、明日だったらいいよぉ~と気軽に言ってくれる。ほんとうにありがたい。
眠れないまま、混乱したまま会社に来て、朝から大あくびしながらおはよーございますと言う、のーてんきなYPを見て爆笑したら、心が和んで、あぁこういうのありがたいなぁ~と思う。
現実を受け入れるのに右往左往している自分を、冷静に見ている自分を感じられるようにもなってきた。
気持ちが少しずつ、現実を受け入れた上でみんなが悔いのないように日々を過ごすことができるようにするためには・・・を考えられるようにもなってきた。
あの日のお昼以来、食べるものも喉を通らなかったのが、3日目になってやっとランチの屋台村で、美味しそう!ってカレーのトッピングを選べるようにもなった。人って混乱していても、スパイスの香りに食が湧くんだ・・・。
お料理友yayoさんと待ち合わせしたお店は、渋谷円山町にある
うみとはたけ ぽつらぽつらさん。
道玄坂上交番前の交差点の先の路地を、神泉の方向に向かって進んで行くのだけれど、この界隈、入ってみたいなーと思わせるお店がいくつもあって、魅力的な路地です。
お店の外観を撮り忘れましたが、古民家風大きなガラス窓の、素敵なお店です。
カウンター席に座って、kaoもyayoさんも迷うことなく3500円のコースをお願いしました。
目の前で用意して下さった前菜プレートには、染め付けの8種類の小皿がのせられ、それぞれ季節の食材をつかった前菜が少しずつ盛りつけられています。
次は楽しみにしていた、野菜のテリーヌ。自家製のフレンチドレッシングで戴きました。
すっぱすぎず、とんがってなくてまろやかで、野菜のテリーヌを美味しく戴くのにぴったりなドレッシングです。
季節のお刺身が4種類、カンパチ、鯛、蛸、しめ鯖・・・だったかなぁ~。
こちらは冷製の茶碗蒸し
いくらがたっぷり乗っていて、先日の秋鮭の大量のいくらを思いだしてそわそわしたけれど、漬け具合が濃いめでなかなか好みのお味だったので、茶碗蒸しと一緒にぺろりと平らげてしまいました。
器は、バーナードリーチのココットですね♪好き。
揚げ里芋のきのこあんかけ
そして、鮎の春巻き
開いた鮎にじゃがいもの千切り、大葉を挟んで、春巻きの皮で巻いて揚げたのだそう。
じゃがいものほっくり感と大葉がアクセントになって、とっても美味しかった。
肉料理は、湘南みやじ豚の肩ロースグリル グリル野菜添え
シンプルな塩味で、豚肉の味が引き立っていました。
ここに魚料理と炊き込みご飯をプラスするコースもあったのですが、今日はこのあたりでと。
でも、デザートは戴きました。
まさに大人のジェラート!カラメルのジェラートです。苦み走ってるけど嫌みがなくて美味しかった。
そして、いちじくのジェラート。嫌な青臭い感じがなくて、このジェラート好きです。
こちらのお店、器が民藝調でとても素敵。お湯のみ、いい色。
久しぶりにゆっくり味わってご飯を食べた。器にも気持ちが向く余裕ができた。
それもこれも、お料理友yayoさんにひたすらあったことを聞いてもらって、yayoさんの話を聞かせてもらって、気持ちが落ち着いたから。どうもありがとう。
わたし、ちゃんとご飯食べて、ちゃんと眠って、家族みんなが悔いなく過ごせるように、しっかりがんばります!