ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

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斎藤誠とクリスマスなのだ@高円寺JIROKICHI (その2)

2005年12月21日 | 2005年ライブ・イベント
その1から続き

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後半、誠さんはlove&hat、、、あれかわいいです、ホントに。
ありがとう、クリーム!名古屋編の「座談会」にも着てらしたものと思われます^^
紺地に赤いふちのあるニット帽におめしかえ。
(前半の何曲かで、かなり汗かいてらしたんじゃないかな、、近くなのでわかったのですけど、
胸元に汗が滲みかけてましたもん!!・・・て、そんなとこ見てんじゃないよって^^;)

まずは、83年つまりはデビューの年のですね、、
「アメリカよいよい」から後半はスタートし、「SMILE&SLEEP」へ。
こんなに聴くときに、ニュアンスが違って聴こえる曲もあまりないかなあ、、
猛烈に切実に響くときと、すうっと包むように聴こえる時と。
この日は後者のような気がしました。
その理由は、もしかしたら、その後の誠さんのMCでおっしゃったことなのかも。

先月急に決めたから、リハーサルは当然なし。
今日、少しだけ音合わせをしただけ、、、でも、バシッと音が合う。

「いいなあ、バンドは。1人とか3人とかもいいけど、、、、
乗っかって唄えるからいいですね」

って。

うんうん、確かにそうなのかも。
何もかも1人で気を配り、そして唄い、、というのと、
自分の事をよく知ってくれている仲間が、どうぞどうぞ、
と言わんばかりにがっちりサポートしてくれるのでは、
自分の唄のことに専念するというか、極端に言えばそこを思いっきり考えればいいってこと。
ほんとに気持ちよさそうなんだもん、、
唄にせよ、、思いっ切りギター弾いてるにせよ。

勿論弾き語りの良さは否定しないし、その神経の研ぎ澄まされ感が、
実はかなり好きなのです、自分の感覚を試されてるように感じるとこも。
でも、同じくらいバンドに乗っかって、ぐいんぐいん行く誠さんも大好きだなあと、、、
ああ、いつも誠さんがお話してるのはこういうことなんだな、、また少しわかったのかも。

さてっと。
ここからは90年代前半にタイムトリップなのだ。
「White Christmas」を誠さんがまず少し唄い出し、、、
途中で、今回のゲスト山根栄子さんをいよいよ呼び込まれます^^
いやあ、、ホントにスレンダーな方なのですね!!
(開演前にカジュアルでいらしたとこをお見かけした以上に、、
ステージに立たれたときには思いました。
すごくキレイな色の地の巻きスカートかなあ。アジアの布だろうと思います。)
そうです。そして、その曲繋がりといえばです。
メリークリスマス&アーユーレディ!!!!
とくれば、、、

「クリスマスの恋人達」!!!

ここで、もう久し振り!!に鈴の出動です。
チャリチャリ言わさないでおくのが大変でした(笑)。
もう、これをフリフリしながらこの曲でカラダを揺らすのであります♪
おかしかったのは、、2年前もこんなことやってたよね、たしか^^

♪こーいーをーすーるーなーら クリスマスターイム♪

メリークリスマース!!(by 角田さん^^)

・・・これは、やはりサンタクロースをイメージ?
しかし、その微妙なタイミングの悪さからか、、
都合、計3度、、誠さんにやり直させられてました^^;;;
もしかして、何かの罰ゲームだったんでしょうか?

そして、いつもCDだけでしか聴けない栄子さんのパートを、、
なんと生で聴けてしまって、、しかも一緒に唄っちゃったりなんかもして、、、
今回これできちっと、コーラスパートを会得出来たかと^^
もう、「やっっっっったぁぁ」って感じなのだ^^

♪Santa Claus is coming to "高円寺のジロキチーーーー"!!

続いての「風を抱いて走れ」・・・当たり前だけど、当たり前だけど本物だあって!!
口あんぐりがもはや止まらないワタシです。
(アンコールのときに、「・・・泣けた」の声も上がったほどに。)

「愛してるって言って」、、、
いつもながら大忙しな誠さん^^
栄子さんに、マイク持っててとか、まだいいやとか(笑)。
ハンドマイクで唄ってみたりとか(笑)。
マイク持ってもらって、やっぱりギターを弾いてみたりとか^^

♪ポケットの中には~

では、ホントに探ったら、、小銭が出てきたり(苦笑)

♪チャーリー・ブラウンが~

では、栄子さんの「プリティ!!」もばっちり決まって誠さんも大喜び^^

♪おーしーえーて、、

では膝まずいて、足元の水分補給用のポ●●スエットを栄子さんに捧げてみたり、、^^
もうめちゃくちゃこの曲に関しては楽しいっっのです^^

そしてそして、なぜにこの曲の後にこのフレーズが聴こえてくるのっ!!!!!(爆)
お馴染みのベースラインが聴こえてきて

Say !!「ブガルー!!」

やったー、、「歯が痛い」!!!!

久し振りの誠さん&フルメン、ぶっ壊れバージョン(笑)。
しまいには座り込んでギター弾いておられ^^;
あんなにスペースに制限があるにもかかわらず、
「倒れろ倒れろっ」て誠さんがサインをメンバーさんに送ってますから(笑)。
もう、演奏は止まるわ、誠さんはどこかへいってしまってるわで(笑)。
しまいには、片山さんのとこのマイクまで這って行って・・・

「お呼びでない、、?
・・・間違いなくお呼びでないね?!
・・・これまたどうもシツレーしましたっ!」

がちょーん(古っ)。

曲が終って、、

「サイトー、只今帰ってきました。
・・・・何かあったかな?」

・・・笑。

こういうぶっ壊れバージョンって、90年代最初はなかったそうで^^;
驚かしてすみませんでした、って栄子さんに謝っておられました。

誠さん「最後の曲になりますが・・・」

お客さん一同「えーーーー!!」

誠さん「最後の曲になります・・・・けれども!」(あはは)

この曲は、栄子さんはレコーディングに参加しているけれど、
ライブでは初めてなのだとか。
CDで聴いても、はっきりと栄子さんの声が聴こえてくる、、
「ギターマンの純情」^^
ほんとだー。

栄子さんには、「MAH MAH MAH」から「No.9」まで、、長きにお付き合い下さり、、

「ありがとう」

という誠さんに、、

「いや、こちらこそ!!」

さばさばさばって感じなのです^^
誠さん曰く、オトコっぽい感じ。
なので、久し振りに会ったメンバーさんにもダメ出しされてたりとか(笑)。
かっこええー^^!!

とはいえ、このセットの誠さんやメンバーさんたちは本当に嬉しそうなのがよくわかりました^^
ほんとにハッピーな表情をされていたもの。
多少ブランクがあろうがどうであろうが、一度は音楽という共通言語で繋がった仲間のもつ絆とでもいうのか。その強さって限りなく絶大で。
あっという間に、またがっちりと繋がるんだな。
ちょっと羨ましいくらいだった。

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アンコール!!!その1。

何度目かの、、

サイトーーーー!!!
マコトーーーー!!!

の声に応えるかのタイミングで、
ひょいっとまたステージに飛び出してくる誠さん。

「さ、何が変わってるでしょうか^^」

「ぼうしーーー」(笑)

帽子が真っ赤で紺のふちの、、、さっきの逆の色合いに^^

「小さいところでやるときは、細かいところまで神経使わないとね^^」

あ、いや、もう十分使っていただいてますから^^;

それからまた1人ずつ、、、メンバーさんを呼び込むのですが、、
いきなり最初の230さんてば、、
サングラス♪(これ、、角田さんのだったのでは?!)
「眉毛が上のほうについてんのね^^」って誠さんには言われちゃってました。

来年じゅうには、ゼッタイにオリジナルに着手します、、との宣言がありましたよ。
これはもう楽しみです。
リリースはともかく、「始まったよ」の声を聴くとこちらもワクワクできますから^^

改めて、この時期にわざわざ調整したわけでもないのに、
メンバー全員集合が叶った奇跡の嬉しさを語り、、
その後ろで、「・・・よく合ったよねえ」。
オフマイクで、カースケさんもおっさってます^^

その間に、「ライブもやります」と。
もう3月に相模大野でのライブが決まっています。
かつて、アコースティックのツアーを回った顔ぶれと同じ。
チラシにも配られていましたが、
(カバーもやって下さるみたいだし、お話も聞けそうです。)
誠さんのほかに、成田さん、角田さん、柳沢さんという。
・・・うんうん、これは楽しみだな♪

そうすると、横で片山さんが「聞いてないー」って(笑)。
「次、呼ぶよー」と言いながらも、
「1年のうち、おまえとどのくらい会ってんだよ、シゴトに行くといつもいるんだよ!!」
(笑・そらそうだ。3年前もそんなこと聴いたから^^;;)。
逆に誠さんからクレームがつく始末(笑)。
その諸々を聞いて、メンバーさんもいちいち誠さんの指摘に、
片山さんのほうを指さして笑う始末・・・あ、これホントなんだ(笑)。

アンコールはまずしっとりと「Silent Night」から。
誠さんの声で聴くとスタンダードなAORに聴こえてくるから、すごく不思議だ。

それから栄子さんを再び呼んで、、、

「びっくりしたことに、今日、、、お姉ちゃん、来てるよね?来てるよね?」

って。

「おいっオマエは隠れられないぞ。、そこで隠れてるんじゃない!!
山根麻以ーーーーっ!!」

・・・飲んで出来上がっていようが、もう容赦なく誠さんぐいぐい引っ張りこむ^^
というか麻以さん、唄う気、、まんまんです^^

麻以さんに手を貸しながらも、「オレの機材を踏むなよ!!」って^^;

これでコーラスいや、、コーラスって言い切っちゃうのはもったいないな。
最強な山根姉妹が揃ったわけです^^

そこで誠さんの「Music Friends!!」のコール!!

片山さんのピアノから始まりますが、、、

微妙に・・・あれっ(笑)。

アナログのピアノは、どんどん狂ってきてしまうとのこと^^;
ライブではそんなの初めて聴いた(笑)。

途中で、一度誠さんが曲の流れを止め、、、
麻以さんを促しての、誠さんと即興でフェイク!!
コール&レスポンスな感じ。
間違いなくそのあたりはお手のものなフルメンの皆さん。
ニコニコと、軽くブレイクしてそれを見守っています。さすがの呼吸。
多分、今まで聴いた中で指折りに素敵でエキサイティングな「音楽友達」だな。

ささ、ここで一度はけて、、、(作戦タイムだったのかな^^)
でも、誠さん「もっかい出て来るよっ!!」と言い置いて^^

2度目のアンコール♪

・・・というわけで(笑)。
片山さんのピアノがとうとうネヲアゲテしまってますが、、、
どこがどう、、おかしいか、、
音階を弾くと、メジャーで弾いてるのに、、「マイナーになってるよ」な状況^^;
誠さん「ヒトはこれをロックと呼ぶ!!!」・・・全くひるみません(素敵)。

「ピアノがそういうことになったので、それにふさわしい曲をやりましょう!!」(えーーーっ^^!!)

リハは当然全くなし(セットリストのメモみたいなの、、後で目撃したのですけど。
はい、予定には入ってませんでした^^;;;)。

しかし、なんとまあ骨太で堂々とした「アイ・ショット・ザ・シェリフ」であったことか!!!

途中からの麻以さん、渾身のシャウト。
こんなに間近で、こんな凄いもの見てしまっていいのか、ワタシ、、
心底おののきましたよ。
誠さんのギターとの絡みもこれまた凄いものに!
この方は、元々持ってるエネルギーみたいなものがきっと桁違いなのでしょうね。

それと、この日つくづく感じていたのは、、
「音楽の神様」。
ゼッタイに、やっぱりどこにでも下りてくるってわけでもないと思うのですよ。
「ここなら下りよう、いいなあっ」
って、きっと神様も選ぶのだろうと^^
だって、、こんなふうにみっちりと素晴らしいメンツが揃う奇跡。
そこに居合わせた奇跡。改めて思うと鳥肌。
ほんとに素晴らしいですよ。
だから、、この日は「高円寺」のあの場所に、ゼッタイに下りてきてました(きっぱり)。

深町さんの、誠さんもびっくりのボイパ、、、で始まるあの曲。
で、「片山、半音狂ってていいから、(最初のとこ)くれ」って(笑)。
片山さんも「いくぞ」って(笑・「ほんとにいいのかっ」て感じだったのかしらん。)。
その音色に、メンバーさんも大笑いしちゃいながら・・・いや、素人耳にもはっきりだから^^;・・・
それでもぶっちぎりました(笑)。
「あなたに逢いたい」
勿論、お客さんも全員で唄っちゃうのです^^
ステージから見たら、きっと客席にも笑顔がいっぱい並んでいたんでしょうね^^

最後は、全員が何とか前に出てきて、、肩を組んでご挨拶^^!!
ああ、バンドっていいなあ、仲間っていいなあ、、
あまりライブを見ていてそこまで思うことはないのだけど、、
こと、誠さんのライブを見ているとそこまで深く感じることがホントに多いのですよね、、

3回目のアンコール、、、もやって下さいました。
本来はここで終わりになる予定だったようで、
会場のBGMも変わっていたようなのですが、、
誰も動かない、そして拍手も止まらない。気配もない。

出てきた誠さん。
ピアノがああいう状態なため・・・
「拍手しなければよかったて、きっと思いますよ・・・でも、やります」
と^^;

エレキでは実はやったことがないかも、、ということでしたが。
フルメンの皆さんだけで、、最後にもう1曲。
「ララル」でした。

しかし、とうとう片山さんがピアノを放棄(笑)。
なんと、深町さんと並んで・・・仲良く連弾と相成りました♪
誠さんも、、「長年やってるけど、初めて見たよっ!!」って^^
そんなことも色々とあった楽しい空気感、、、

そうそう、エレキでの「ララル」は貴重かもしれない^^
でも、オリジナルのあの雰囲気は決して損なわれることがなく、、
とても温かいものでした。

誠さん、フルメンの皆さん、山根麻以さん、山根栄子さん、、
ありがとうございました。
少しは音楽の楽しさを知っていた「つもり」でいたけれど、
またまた、その楽しさ増量でいただいちゃいました。
何よりもの素晴らしいクリスマスプレゼントだったんじゃないかと思っております^^

そうそう、でも1番楽しんでらしたのは、
他ならぬ、、ステージに立っていらした誠さんたち・・・皆さんなのじゃないかと思うのです。
こころからのそれって、自然に伝わるものだと思うのですよね。
誠さんの2006年新年のHPの写真にも掲示されましたが、
終演後、本当にわいわいって感じで全員が揃っての記念撮影^^
あの笑顔笑顔笑顔。
(失礼ながら)いってみれば、大のオトナがあそこまで盛り上がれるんですもの。
音楽はやっぱりかけがえがない、、と再確認出来た夜でした。


セットリスト

1set
1 黄色いダイアモンド
2 Paris Style
3 It's alright
4 DOWN DOWN DOWN
5 いつもの顔で
6 オレはディレクター
7 Dirty Thirty Man

2set
1 アメリカよいよい
2 SMILE&SLEEP
3 クリスマスの恋人達  (以降このセット、山根栄子さんと)
4 風を抱いて走れ
5 愛してるって言って
6 歯が痛い
7 ギターマンの純情

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En1 Silent Night
En2 音楽友達 (w/山根麻以さん、山根栄子さん)
En3 アイ・ショット・ザ・シェリフ (w/山根麻以さん、山根栄子さん)
En4 あなたに逢いたい
En5 ララル

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