ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
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新春フルメンバーライブ** 華麗なる週末** (その1)

2005年01月15日 | 2005年ライブ・イベント
新春フルメンバーライブ
** 華麗なる週末 **
   
 
2005年1月15日(土)@吉祥寺Star Pine's Cafe

~ 出演 ~

斎藤誠(vo,gtr)

***

成田昭彦 (perc,drs)
深町栄 (key)
片山敦夫 (key)
角田俊介 (bass)
河村'カースケ'智康 (drs,perc)
柳沢''230二三男(gtr)

guest

春名正治(sax) from 春名バンド
   

~おことわり~(というか、最初に謝罪してしまいます。) 

正直申しまして、、、2日間続けてのライブが自分にとってあまりにも凄いものだったので、
記憶が相当あやふやになっています。
ナントカ書き起してはいますが、記憶違いや思い違い、他の日にちと混同してる箇所も多々あるだろうと思います。
また表現についても、いつにもまして全く自信がありません。
ですので、今後、時間経過に伴って思い出したこと、追加したいことなどにつきまして、随時修正を行っていく可能性が多々あり得ます。
どうか予めその点はお含みおき下さい<m(__)m>



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外は雪になるかどうか、非常に微妙な雨模様。
実際自宅を出るときは雨だったけど、吉祥寺についてみたら霙(みぞれ)混じり・・・・。
もうもう、寒いってば~~(泣)。

そういえば、今日は土曜日なので開場開演が前日より30分ばかり早い。
それを全く考えてなかったオイラ・・・よーく大丈夫だったねえ(呆)。
もう、相当数の脳細胞も注意力も落っことしまくってたらしいぞ、昨日のライブで(^_^;)
相当な刺激でありました。
でも、まあ何とか気持ちを立て直せたからいいかな。

ライブ前に気になることはいろいろあれど、何も出来ずに終る^^
昨日のほかにも遠方より来られた方がいらしたのに、、なんかこの時点で既にぼーー。
いいのかよ!!

***

そんなお天気にもかかわらず(通常は、雨だと押すことも多い。)ほぼ遅れることなしに開始になる。
つうか、もう会場内は人でいっぱーい。

前日は、ほぼ誠さんの延長線上にいたせいか、楽器のセッティングの都合上更にその後ろにいらしたカースケさん。
定位置に叩いていらっしゃると、見えなーい(泣笑)でもあったのだ。
まあ、ドラムソロになると誠さんもしゃがんで下さったりしたので見えたのだけどね。
でも1つ左にずれただけで、皆さんが見えるぞー、やったーみたいな^^毎度席取りって難しいね。

また、昨日はステージ上の乾燥もかなりすごかったらしく、、
誠さんの立ち位置にマイク前には、どしっ!!と加湿器が構えて準備万端♪
昨日はないよぅ(涙)といって、ヘルプを成田さんのそれを貰ってらしたが^^;
ミネラルウォーターのボトルもちゃんとスタンバイしているのだ。
・・・そして何やらあやしげな酒瓶が足元に控えており(笑)・・・ははーん、ヨメタな(笑)。

変わらず誠さんと230さんのギターアンプが仲良く^^並んでいる。お揃いなのだ♪
迫力あるよーね、かっこいい♪
誠さんのには、フランク・ザッパのステッカーがあったりするのだ。

***

最初のつかみの挨拶からして昨日とは一味違います。

ちょっとキザっぽく英語でご挨拶^^

"Good evening,everybody!! My name is Makoto Saito!!"

"It's a show time!!"

のシャウトで「華麗なる週末」は幕を切って落とされます!!

今日の誠さんは、2004年のAAAのステージでも着ていらしたBohemiansのキャップというか、、(紺地に白の細かいプリント)
パッと見、、手ぬぐい巻いてます?みたいな感じにも見える(殴)。
それに、紺のジャケットにTシャツにジーンズという感じであります。
Tシャツはもう、外国人観光客向けのお土産みたいなロゴです。
ちょうど私たちがヨーロッパにいくと、LONDONとか、Parisとか、Romeとか、、書いてあるような、、それであります^^
ホント、どこでこういうの探してらさるんだろう、、、渋谷?原宿?下北?
今度機会があったらば、1度お尋ねしてみたいくらいである(笑)。

1曲めの「レストラン」のイントロを少し長めに取り、ギターを片手にステージの端から端へ。
本日のお客様の顔を、端から端まで確認に行っておられます(笑)
「今日は、どんな人が来てくれているのかなあーー^^」みたいな^^
幸い私は前の方にがっついてたので、視界からは外れており、「じぃぃぃぃぃぃぃぃ」と凝視されずにすみました(安堵)。
あれはかなり威力ありそうだもん(一体なんのだよ^^;)
視力にモノを言わせて、全てお客さんの様子を把握したのでしょう(←そうなのかな。)。

「恋は知らぬ間に」では、今日もキーボードチームのコーラス隊^^が活躍。
とってもキュートなので私は大好きなナンバーの1つ。
だって、、、それこそ「ひとかどのオトナ」^^が唄うんですよ、これをイトオシイと言わずしてどうする!!
MCでは、今日は寒かったので
「寒いとこありがとう!!!」
でも、寒いので開場の1時間前でも人があまりいないと聞いて、

「・・・ダイジョブかなあ、来るかなあ」

って心配されておられたようでして、、、(笑)

で。ここで安心して・・・・。

「明けましておめでとうございます!!」

やっと誠さんにも新年を迎えたというリアリティが湧いてきた様子です。
・・・そんなに実感、今までなかったのね^^
そして、ここでぷちっと「自画自賛コーナー」を展開・・・内容につきましては、ぶすっと釘を刺されましたので、内緒ね^^

引き続きメンバー紹介!!
今日は昨日と逆周りで(笑)、230さんからぐるっと回ります。
昨日とはうってかわって「絶好調」だったらしいです、片山さん^^
さらっと誠さんも流してくれましたが、230さんやカースケさんが何やらジェスチャーをしておりまして、、
もしかして、、「車がらみでナニカ?」
そのカースケさんは、ドラムだけでなく「歌や司会にも忙しい」と紹介されていました(笑)
そうすると、誠さんが前を向いているのをいいことに・・・そううっとマイクに近寄ってみたりもして、、、^^
成田さんの紹介は相変わらずで「重鎮、、重いちんと書きます、、あ、これは言わない方がよかったですよ」(笑・まだつっこんでませんから、、)
もうカースケさんたちメンバーさんに、しっかりと拝まれています^^

****

1曲目から「ど~ん!!と騒いでください!」と言われたので、なんだろうーと思ったら。
「初恋天国」でした^^・・・ええと、騒げない(笑)。

「RAIN」~「Waltz In Blue」~「或るグレイな恋の場合」」は、ここ何年かの流れを見ているような、、、
ガンガンいくロックというよりは、しっとりと聴くロックと言う感じなのかな。
そうか、、こういう流れ方もあるんだなあ、、、なんて後で思いました。
年代は離れているものもあるし、そうでないものもある。
でもすごくナチュラルだよね。
誠さんの曲って、アトランダムに並べたのかな?と一見思うようなものでも、1本スッと通っているものがあるの。

「I LIKE YOU」は、私の記憶が確かならば初めてライブを見に行った(2001年9月の横浜のサムズアップ)ときにも演奏されていたけど、
それ以来。
あのときは所謂4人の小編成だったのだけど、the bond編成ではなく打楽器が成田さんだったという。あれ以来のことです。
お初で、超久々のライブハウスでしたけど、、今思うと勇気出しといて見に行ってよかったなあと思える間違いない出会いです^^

これは1990年のアルバム「笑顔に御注意。」(マルっ、まで読むのが正しい←そうなのか(^_^;))に収録。
このときのドラマーがザッパバンドのチャド・ワッカーマン(「来るわけないよ」と思いつつオファーしてみたら、受けていただけたという^^)。
で、アレンジも凝ってみようなんてやっていたとき。
一番敏感に反応していたのは、、まだ当時バンドに参加していなかったカースケさんだったそう。
もう単刀直入に、

「Hi! チャド、アイム・ザッパフリーク!!」

と声かけて、さっさと握手を求めていたらしい(笑)。
周りが呆気に取られている様が思い浮かぶ^^
ちゃっかりなのか、積極的なのか、、いいっすねえ、、カースケさんてば^^!!

「今日は、30年後に記念になるライブを」とおっしゃいまして、、
そのために、、、、

さてさて、前日にもありましたが。
ここに来たお客様の「どなたか2人」の協力を得て、この曲は出来上がります。
誠さん自身も結構気に入ってらっしゃるという「それもそうね この恋は」。
・・・・オトコノヒトは、この歌の歌詞みたいに思うことあるんでしょうか、、まあ全員がそうじゃないかもしれないけどね(笑)。
台詞の部分が「新年バージョン」に置き換わっているのです♪ふふ、こんなことを一生懸命考えておられるのかと思うと、、、
でも、頼んでおきながら・・・キッツイことを澄ました顔でツルっとおっしゃいますなあ(苦笑)。

****

誠さん曰く、今日のライブの「ヘソ」にあたる曲とおっしゃってました。
すごく久しぶりなのだとか。
1986年のナンバー。
「I'm just an April Fool」(・・・途中のコーラス取ってたのは、つんちゃんでした?)~「Change It」の流れ。
昨日のライブと一線を画した時間帯ではないでしょうか。
自分的に、ずしんずしん、、、ちょっぴり心が痛くもあった時間ですが、、、、(致命傷ではないけども)
じぃぃっと聴き入っていた瞬間でした、噛み締めていた瞬間でした・・・ちょっと容易に動けなかったね。
特に「Change It」では、ギターは誠さんのアコースティックのみ。
澄んだ鋭い音色がした、、、
フルートを思わせるシンセの音と、成田さんのパーカッションがぴりりと随所に利いていて。
私には音のインパクトも強かったなあ。

長めにアウトロ(ベースソロ、、短いけど圧巻。誠さんのギターとのコンビネーションはさすがだよね。)を取っているなあと思ったらば、、、

おおっ、その間に恒例の打楽器チームの席替えタイムでした(その言い方もどうかと思うが。)♪

「素敵な最後」!!バンドバージョンは、ひっさしぶりだーーー!!
ここは、間奏のソロはベース~パーカス+ドラムへ引き継がれていきます。いぇい♪
つんちゃんが、成田さんの方を向いて少し寄ってく感じで弾くのがね^^なんともいい風景ですよう。

そして、すぐさまそのカッチョいいベースに導かれての「宇宙から来た石」
一転して、ヒッジョーに踊りたくなるようなリズムが炸裂ですよ。
昨日にもまして盛り上がってしまって、、、踊ってしまって

♪Hey~♪

で、、立ち上がって空を指差すカースケさん^^
・・・・に続くヒト続出。ええ、誠さんまで(笑)。
ええ、オイラもオイラもー^^。あれは楽しいよー。

打って変わっての渋ーいブルース。
おそらくアドリブだと思うのですが、、、お手のものでしょう。
高円寺ジロキチのクリームとマウンテンしかやりませんライブーー(そんな名前だっけ?)の時にも、そんなシーンがあったような、、、
シンラインがここでも火を吹きますぜ。
そのまま、セカンドラインのリズムを刻みます!!
そっかー、、ボ・ディドリー^^
ここは何と言ってもですね、深町さんと片山さんのキーボードチームのとっても愛らしい(笑)コーラスがホントに最高!!
「声、このくらいっすかねえ」とか練習している図を想像してしまうと、、、(笑)。

そして俄然盛り上がっちゃうイントロは「タヒチ」!!
誠さんが仕込んでいた^^Tシャツをここでも、ちょっと得意げにチラチラ見せたりなんかして。
ええと、今日のロゴは

「TOKYO JAPAN」

と読めますな・・・・真っ直ぐだなあ、ヲイ(爆)。
唄いながらのアクションも大きい大きい^^
そして、曲終わりにはなぜか全員で指L字のポーズ!!なぜそれで決めているのだろう^^。
誰か異議申し立てはなかったのだろうか^^
もう、おかしーったら。

誠さん的「オリビア・ニュートン・ジョン」リズムはこうなのね。
でも、会場でこれが分かるのって客席は真っ二つだと思うよ。オイラはわかるけどさ。
80'Sど真ん中じゃありませんかー。

♪フィジカル、フィジカル~って。何だかめっちゃ楽しそうなんですけど(笑)。

誠さんからカウントをいただいて、、、

Say!! "Boogaloo!!!"

の気合い一発!

勿論、「あいてててててての唄」です(爆)。だってホントだもん。(でも正式タイトルは勿論違います^^)
もう今日は、ここでみんな「すたんだーっぷ!!」踊っちゃいます。このリズムで大人しくなんて絶対に無理ですから!!

でもって、今日はほんとにほんとに誠さんやりたい放題になっていますから^^!!

今日も裸足のギターマンでで頑張る230さん(そばに、きちんと揃えて脱いであるのが何とも愛らしいのであります。)とこにつかつかっと寄っていくなり、

みーぎ、ひだりー、ぎゅっぎゅっぎゅっ♪

さあ、何をしていたでしょう(笑)。
思いっきり両足を踏んづけられていましたとさ。
ふみふみふみ(あいてててて(笑))。
まさしくその瞬間を見てしまいました(笑)すんごくおかしーの。

メンバーもエキサイトしておりまして、間奏のベースのところにぐいーーーんっ!!!と思いっきりつんちゃんが前に飛び出してきて弾きまくったり。撃ちまくり。(あまりのことに悲鳴がっっっ。)それに続く片山さんも立ち上がってピアノ弾きますよ。

誠さんは、床に転がらなかったけど^^毎度この曲はエライコトになりますね(笑)。
今度いつお客に向けて「倒れろーー」って、指示が飛んでくるか、気が気ではありません(←待ってるクセに。)。

ここで、いよいよ予め仕込みのあった酒瓶の出番です!!いよっ。待ってましたー(違)。

「Help,me night!」は、毎度誠さんたちの遊びゴコロがてんこ盛りです。
音楽的には、例の「天国への階段」のギターフレーズは出てくるわ、
「What a fool believes」をナントカねじこんで唄おうとするわ、、
(いずれの場合も、カースケさんのドラムにぴしっと却下される!!)
「Ooo, baby baby」に到っては、全員でご丁寧にコーラスを一音ずつ重ねて下さったりして、、ちゃんと締めてくれたりもする(笑)。
(もう可能な限り、いっぱい繋げてるでしょうが(笑)。

以前はこのあたりでわかんない曲もあったのだけど、最近ではもうおなじみになってきて、「キタキタキタキタ^^」みたいに待ち構えております。

かと思えば、誠さん的にターゲット、ロックオン!!の最前の女性にじわじわ寄っていって、かなーーり激しく見つめられたり。
(見られたほうは、結構いたたまれなかったそうです^^;)
さっき足を踏んづけた230さんにスリスリ寄っていってみたり。
酒瓶をラッパ飲みしてみたり(←お約束。仕込みがなくお客さんに助けていただいたということも。)

しかし、最大の波紋は間違いなく誠さんの、

「ちゅ。」

だと思います。

「えーーーっ!!!、誠さんが「ちゅ。」っていったーー!!!」

みたいな^^

あわわわわ、もう大変す、、、^^
あまりのことに^^悲鳴をあげて、ソットー寸前の女子が前の方で続出(笑・すみません、嘘つきました^^;)

「いいじゃんかよぉーー。たまには!!」

と、メンバーの異議を一切認めず^^;またまた「ちゅ。」

あのーーー、何気に気に入ってらっさる^^?

この時点で、客席もステージも大騒ぎ(笑)。
でもそのおかげでトコトン、ハッピーな雰囲気満載に。

そして本編の最後。
実は暫く封印をしていたという、それが解かれるのだという。

「恋のやりとり」

これ、デビューアルバムのナンバーですよ。
リアルタイムでこの曲に馴染んでいた友人達は、ぶっ飛んだらしいです。

そうでなくても、私はライブで聴けるのは初めてのこと。
しかも、アレンジが変わっていない。

でも、古い感じがしないのはなぜかな。

今でも誠さんの唄にぴったりなんだもの。
きっと、そのときから「誠さんの唄」のためのアレンジになっていたのかもしれないね。
勝手な憶測ですが。

この時点で、ホントにもう汗だくになって唄っておられたのですけども。
なんだろう、このときの誠さんの眼差しっていうのかな、、、その表情が一番印象に残ってるのです。
心からライブを楽しんでいらっしゃる様子で、本当に嬉しさ、楽しさが眼差しにいっぱいいっぱい溢れているんです!!
間違いなく「愛」がありましたよ。

強くて、優しくて、、、そしてとことん温かい。

そんな眼差しで客席を隅々までご覧になっていて、、
なかなか、近いところはテレもおありなんでしょう、真っ直ぐ見据え下さらないようなときもあるのだけど(まあ、それはお互い様。)。
でも、このときばかりは「あ。」という瞬間が間違いなくありました(*^^*)

それが本当に私は嬉しくて嬉しくて、、
風邪っぴきが抜けていないっつうのに、一緒にデカイ声で(大音響だから、自分がどれだけ「がなっている」かなんて、全くわからないのです。)唄いまくってしまいました。
多分、、、この時に私は、事実上KOされちゃってたと思う。
降参ですっ、、完全にやられちゃいましたって。


その2へ続く。


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