70歳代の女性が朝起きると右の第1指~3指から肘関節の外側に痛みがあったと訴えがあった。午前8時過ぎに来院された時には少しマシになっていたようだが、まだ少し残っていた。
この方はいつもの症状は、左首から腕にかけての痛みだ。ただその日によって肘になったり三角筋が痛くなったり様々だ。
そのためいつもと場所が逆なのでどういう経緯で痛みがでたのか詳しく聞いた
すると特に何かしたわけではないが、朝起きる時に右の首がズキッとしたという
デルマトームでも脊髄神経の支配領域と腕の痛みがある箇所を考えると、頚椎6番が当てはまるので、ズキッとした箇所のC6を押さえて
「痛みがあったのはここですか?」と聞くとドンピシャ!
さっそく調整!
無事に帰って行かれました。よかった。
*デルマトームとは・・
脊髄神経は皮膚感覚を支配していて、脊髄はそれぞれ番号が付けられています。何番の脊髄が皮膚のどこを支配しているのか(皮膚知覚帯)というこことを示したものです