台湾で新しい棋譜入力ソフトを教えていただきました。
せっかくですので、先日打った
周俊勲さんとの碁を軽く解説してみたいと思います。
まずは自分でも珍しく旨く打てたなと思い込んでた「序盤」です。
黒1では普通なら3間に開き位ですが、
なんだか中途半端な気がしたので、
実戦は「えぃ」といっぱいにつめてみました。
白8と打ち込まれた感触は一見黒も恐いですが、
黒も利きがあるので、白を封鎖できればやれると
みていました。
実戦は黒9、11が先手で決まり、21までとなって、
最初の「白を封鎖する」という目標を達成した
ので、満足かと思いました。
そして問題の「中盤のポイント」
少し進んだ場面で、白に5線にのぞかれた所、
実戦の黒1は少し感情だったのかもしれません。
単につぐべきでした。
このあたりでは少し打ちやすいかと思っていましたが、
黒5がやりすぎの一着で、本局で自分が一番後悔した手です。
白は全然死ぬ石ではなく(眼が5個位ある)、白8と打ち込まれて
痺れ果てました
最初は割いて行く予定でしたが、
黒も下辺が薄く、逆に根拠をえぐられる心配があります。
なので実戦は黒9と予定変更しましたが、2線をはわされては
黒辛かったです。
黒5ではL-4に囲ってるべきでした。
その後はずーと細難しい形勢でしたが、「総譜」
白108が好手で、ポン抜かれては白の少し厚い形勢に
なりました。
黒203はP-13の方がやや勝りそうですが、
やはり白が半目厚そうです。
実戦はコウを頑張りきられて、
288手白2目半勝ちとなりました。
果たして旨くできてるのでしょうか。
棋譜がうまく表示されないときは、
何回か繰り返してみてください
おまけ:
先日週刊碁のこれぞプロ!に自分の棋譜が載っていました。
ささっとしか見てないのですが(恥ずかしいもんで)、
確か解説の石田先生が、
自分の明るい形勢判断について、お褒めの言葉を頂いたのを記憶
しております
が!実はこれには誤算があったのです。(石田先生ごめんなさい)
まずは実戦(棋譜)
白6の地点で、自分の頭の中では、変化図1を予想していました。
そこで、参考図2黒1とこられたので、
まぁ受けても変化図1と大同小異だと思いこんでしまいました。
しかし、当然黒3では切り取らず、実戦みたいに下から当てるのが
好手で、白の厚みが全然違いました。
なので、白2では参考図3のように
外に追い出して攻めるべきでした
ただし、実戦は実戦で一局なのが、囲碁の面白い所なんですよね
せっかくですので、先日打った
周俊勲さんとの碁を軽く解説してみたいと思います。
まずは自分でも珍しく旨く打てたなと思い込んでた「序盤」です。
黒1では普通なら3間に開き位ですが、
なんだか中途半端な気がしたので、
実戦は「えぃ」といっぱいにつめてみました。
白8と打ち込まれた感触は一見黒も恐いですが、
黒も利きがあるので、白を封鎖できればやれると
みていました。
実戦は黒9、11が先手で決まり、21までとなって、
最初の「白を封鎖する」という目標を達成した
ので、満足かと思いました。
そして問題の「中盤のポイント」
少し進んだ場面で、白に5線にのぞかれた所、
実戦の黒1は少し感情だったのかもしれません。
単につぐべきでした。
このあたりでは少し打ちやすいかと思っていましたが、
黒5がやりすぎの一着で、本局で自分が一番後悔した手です。
白は全然死ぬ石ではなく(眼が5個位ある)、白8と打ち込まれて
痺れ果てました
最初は割いて行く予定でしたが、
黒も下辺が薄く、逆に根拠をえぐられる心配があります。
なので実戦は黒9と予定変更しましたが、2線をはわされては
黒辛かったです。
黒5ではL-4に囲ってるべきでした。
その後はずーと細難しい形勢でしたが、「総譜」
白108が好手で、ポン抜かれては白の少し厚い形勢に
なりました。
黒203はP-13の方がやや勝りそうですが、
やはり白が半目厚そうです。
実戦はコウを頑張りきられて、
288手白2目半勝ちとなりました。
果たして旨くできてるのでしょうか。
棋譜がうまく表示されないときは、
何回か繰り返してみてください
おまけ:
先日週刊碁のこれぞプロ!に自分の棋譜が載っていました。
ささっとしか見てないのですが(恥ずかしいもんで)、
確か解説の石田先生が、
自分の明るい形勢判断について、お褒めの言葉を頂いたのを記憶
しております
が!実はこれには誤算があったのです。(石田先生ごめんなさい)
まずは実戦(棋譜)
白6の地点で、自分の頭の中では、変化図1を予想していました。
そこで、参考図2黒1とこられたので、
まぁ受けても変化図1と大同小異だと思いこんでしまいました。
しかし、当然黒3では切り取らず、実戦みたいに下から当てるのが
好手で、白の厚みが全然違いました。
なので、白2では参考図3のように
外に追い出して攻めるべきでした
ただし、実戦は実戦で一局なのが、囲碁の面白い所なんですよね