広重

安城市歴史博物館で本日までの特別展です。後期の方を見て来ました。





知立は宿場町だったので、ありましたよ。「池鯉鮒の宿」が。うれしいものですね。

広重の東海道五拾三次は、有名な保永堂版だけでなく、他にもいろいろあることがわかりました。同じ保永堂版でも版木が変ったり、刷り方も変るので同じ絵がかなり違っていました。

お伊勢参りに白い犬が行くという話は聞いたことがありますが、それを絵の中で見つけたので感激しました。行けない人の代わりに、お金を持たせてお伊勢参りに行かせるのだと。犬も立派ですが、沿道の人や伊勢参りの人が世話をして、お金を持たせてくれるそうな。日本人って、素敵なんだと思いました。

広重の構図がいいのはもちろん、職人さんの技術が素晴らしかったのですね。絶妙なぼかし、配色、素敵でした。



前期を見逃して残念でした。ミュージアムショップがあって、グッズがたくさんありました。版画を刷る体験コーナーもありましたよ。


９月２３日から特別展「陰陽師　安倍晴明」ですが、これも見てみたいです。