静岡県 静岡市の 神戸(かんべ)です 

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うーん 気持ちはわからぬわけではないが・・・(愛玩生物の葬儀)

2021年12月26日 | テレビや新聞の話題
☆・・ペットは家族の一員・・☆

ペットが犬であった場合
生まれてすぐに家に来る
まだ赤ちゃんだ
そのしぐさはかわいらしい
そして少しずつ成長していく
犬は成犬になるのが早い
正月もお盆も春夏秋冬を何回も一緒に過ごす
やがて年老いて老犬に
あちこち悪いところがでて病院へも行く
治療しても老いにはかなわない
どんどん弱っていき最後に息を引き取る

ここまで一緒に過ごすと
すでに家族の一員といっても過言ではない
だから
ペットを火葬し供養する

このような形は理解できる

だが・・

そのペットがカブトムシだったら?
どうだろう?
カブトムシもペットといえるのか?
ペットを愛玩動物といわず愛玩生物と定義すれば
カブトムシもペットだよね

家族の一員か?
それはさすがに無理があるよ
カブトムシをペットとして家で飼う場合
中には幼虫のころから育てる人もいるのだろうが通常は成虫になってからだ
せいぜい3か月くらいだろう
何年も共に過ごす対象ではない

だが飼っていたのが幼い子供だったら
それはかけがえのない存在になっていたことだろう
そのカブトムシが死んだとしたら
それは悲しい出来事です

問題は
死んだカブトムシをどうするか?・・だ
(私の家だったなら・・庭に埋めて「南無南無と手を合わせ」一件落着です)

ある新聞記事によると「昆虫葬」という形態が静かに広まっている・・そうだ
このサービスを提供している企業に申し込みが急増しているという
2019年からこのサービスを開始した業者によると
初年度は10件の申し込みだったのだが
翌年は40件に、そして今年は100件を超えたという
昆虫のほとんどはカブトムシかクワガタムシ
育てていたのはほとんどが幼児や小学生だという

「昆虫葬」とはどんな葬儀なんだろう
利用者が昆虫を持参か郵送で持ち込む
持ち込まれた昆虫は専用墓地「昆虫天国」に埋葬される
そして僧侶が月に一回法要を行う
昆虫は燃やすと骨が残らないため火葬にはしないという
ただ昆虫には飼っていた子供のメッセージが添えられているとのことだ

なぜ「昆虫葬」の利用者が増加しているのか?
一つには・・都会のマンション住まいが増え、犬や猫ではなく小動物や昆虫を飼う家庭が増加したからという
さらには・・供養を経験させ命の大切さを学ばせたいという思いらしい
中には・・屋外の公園に埋めてしまうと死骸に付いた病原菌が地域の生態系に悪影響を及ぼすと困る・・という卓越した考え方をする者もおるとか
そして、公園がだめなら・・『燃えるゴミ?』・・いやいやさすがにそれは気が引ける
などなどが要因になっているそうだ

まあなんにしても
ちょっと前まではだれも考えもしなかったようなことが、現実のものとなってきましたねぇ

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