過去日記

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卒業  (20100717)

2012-07-20 12:49:05 | -過去日記・転載・高校時代-
前日に、最後の。
図書室の階段の踊り場で。いつものように、少女の胸に、戯れて。
・私・「 いつか・迎えに行くかも・知れないよ? 」と、一度だけ、囁きました。


少女は、何も言わず。
私も、それ以上、言わず。
ただ、少女の、大きな胸に、顔をうずめるように、戯れていました。
>私からの・「 一方的な・約束 」でした、、、


卒業の、少し前。
漫研で、クラスで、寄せ書きを、少しだけ、してもらいました。
私も、少しだけ、しました。


部長と、渡り廊下で出会い、呼び止められて。体育館の横の、階段に、腰を、下ろしました。
( 高校時代・「 漫研の集い? 」に・出てくる・部長の少女です )


・部長・「 とにかく・お前に・気付かせたかった。 」
・私・「 仕方がないよ、、、 」
・部長・「 お前の家は・間違えている事を・とにかく・お前に・気付かせたかった 」
私は、少し?苛立ちながら、、、
・私・「 もういいよ。自分で、なんとかするから。ありがとう。 」と、言って、席を立ちました。


卒業式前日の、放課後に。
私は、一人で、各校舎を、回ってみました。
一年生のときの、教室。
二年生のときの、教室。
移動教室や、職員室。体育館や、図書室に、保健室。


そして、雨の中、屋上の入り口の横に立てかけてある垂直の階段に登り。
雷雨を、濡れながら、ねっころがりながら、眺めていた、コンクリートの屋根。
バイバイ・と、思った。




卒業当日。


卒業式も、終わり。
先生や、クラスメイトとも、少ししゃべり。
当日渡された、卒業アルバムにも、少しだけ、寄せ書きをしてもらいました。
>みんなが・してたので。


そのあと。卒業アルバムを、受け取って。
・私・「 じゃあね 」と、教室を、後にしました。


家に着き、一息つこうとしたところで、電話が鳴りました。
( 確か、父からだったと、思います。 )
・父・「 ○○○( イトコの彼女・3年間クラスメイトの・少女でした )と、お前のタイマン決まったから。○時( 夕方です )に・●●●●神社に・行って来い。○○○がいるから・好きなだけ・やってこい 」と。


私は、笑いました。
・私・「 判った。ありがとう・じゃあね 」と、切りました。


イトコに関しては、両親たちも、とても、怒っていました。
けれど、一応、身内なので、タイマンで、かたをつけるつもりのようでした。
( のちに・イトコたちは・結婚するのですが。知り合った場所が・「 知人宅 」という紹介で・父たちは・大変怒っていました。そして・今。このイトコ夫妻は・イトコの父は・私の父の会社の役員などを・しています。今年の初めの食事会の際・上座の私の左隣を・イトコとイトコの父で・取り合っていました。私は・下座に下がると言うと・イトコが自分の父に・私の横の上座を譲って・下座の私の前の席に・おりました )


タイマンで、汚れてもいい服を探し。
直ぐに、時間になり。神社へ、向かいました。
少女は、すでに、一人で来てました。
・私・「 ***( イトコの名前 )は・いないの? 」
・○○○・「 いるわけないじゃん!あんたとあたしの!タイマンなんだからさ! 」


二言三言話し、タイマンが始まりました。少女は、私を、おもいっきし、馬鹿にしているようでした。
ど~でもいい。「 力の差 」・教えてやるよ!


学校での、私を、馬鹿にしたければ、好きなだけ、しなよ!!テメーは、許さねーよ!!!と。
いま、この瞬間の、私の怒りは、三年間の怒りは、この少女に、向けられていました。


少女からすれば、いい迷惑?だったのでしょうが。その分、私は、容赦が、ありませんでした。


少女が、髪を引っ張ってきたので、少女の襟首を両手で、引き寄せ。
チョーパン( 頭突き )を、4~5発、食らわせました。少女は、驚いて、崩れ落ちました。
少女の体重を、支えきれず。少女を倒し、馬乗りになりました。
その顔を、何発も、殴りつけました。半殺しにする、つもりでした。


すると、少女が。
・○○○・「 ピン止めが!飛んじゃった!!アレ高かったのに!! 」と。


一瞬、萎えそうな気持ちを、奮い立たし
・私・「 関係ーねーだろ!ふざけんな!! 」と、殴り飛ばしました。


少女は、抵抗せずに、カラダをひねりながら、もがきながら、私の下で
・○○○・「 ピン止め!なくなっちゃったら!あんたのせーだよ!! 」と。


やめてよ、、、萎えて、しまいそうだよ、、、カンベンしてよ、、、、、、、、、、
汚い人間を、見たくないんだよ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、


・○○○・「 ピン止め!どこ!?探してよ!! 」
もう、完全に、萎えてしまった、、、この、汚らしさに、、、
本当に、アンタは、汚らしい、人間だね、、、と、、、萎えてしまった、、、


私の、3年間は、なんだったんだろう?と、、、むなしかった、、、、、、、、


だけど、数秒?考えた。このまま、帰れば。
また、父たちに、馬鹿にされる。なじられる。いやだった。
気持ちを、奮い立たし、もう一度、少女と、タイマンを、張ろうとした、、、
・○○○・「 ピン止めどこ!?私のピン止め!!どこ!?」と、、、


笑ってしまった、、、もう、カンベンしてよ、、、


あまりの、汚らしさに、、、笑ってしまった。
ここで、やめれば、父たちから、どれほど、なじられるだろう、、、
だけど、目の前の、この汚らしい、人間を、もう、見たくもなかった、、、
少女の上から、どいた。


少女は、ピン止めを、探して回った。
私にも、「 探してよ!! 」と、、、笑ってしまった、、、
私は、一体、、、なんど、こんな気分を、味わうのだろうなと、、、


アンタと、同じような事を、同じ場所で、していた少女を、知っているよ、、、萎えた、、、
本当に、、、心底、、、萎えた、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、


アンタハ・アンタの・くだらない虚勢で・精一杯なんだね、、、笑ってしまった、、、、、、、、


もう、ど~でもいい。
もう、ど~でもよかった。


この、汚らしい人間に、触りたくもなかった、、、


それは、私が、また。。。父たちに、なじられるということ、、、
だけど、もう、、、どうでもよかった、、、この、汚らしい人間に、もう、触れたくもなかった、、、


家につくまでの間、、、父たちが、「 納得する・言い訳 」を、考えた。
ありのまま、話しても、父たちは、納得しない、、、
これ以上、、、なじられたくなかった、、、、、、、、、


『 ピン止め 」じゃなくて、、、『 妊娠してる 』と、○○○が、言ったとすれば、
タイマンをやめても、父たちも、納得してくれるかな?と、思った。
気分は、滅入った、、、
自分が、これから、つくウソに、、、
だけど、なんど考えても、もう、少女を殴り飛ばす気分すら、萎えていた、、、


父たちに、なじられたくない、、、
もう、そのことの方へ、重心は、移っていた、、、


家に着くと、父と母がいた。
そして、聞かれた。
チョーパンを入れて、殴り倒したところで
・私・「 おなかはやめて!妊娠してるの! 」と、言われたから、殴れなくなって、やめたと。


父たちは、ものすごく、怒って、馬鹿にした。
・母・「 ふざけんな!あれだけ、騒いどいて( 三年間 )・それで・おまえは・やめたのか!? 」
・父・「 本当に・お前は・どうしようもないな 」


もう、やめて、、、判ったから、、、やめて、、、
もう、、、聞きたくない、、、もう、、、やめて、、、


人間を、嫌いになりたくない、、、、、、、、、、、、、、
人間を、好きでいたいのに、、、、、、、、、、、、、、、


もう、、、やめて、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
もう、、、、許して、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、


三年間、辛かったのは、「 私 」だ、、、、、、、、、、、
その、私が、、、それでも、、、「 萎えて 」しまったんだ、、、
殴れなかった、、、もう、汚すぎて、、、触りたくもなかった、、、


だから、もう、、、それ以上、、、私に、追い討ちをかけないで、、、
もう、、、本当に、、、許して、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、


父たちと、少し話したところで、イトコから、電話がありました。
・私・「 顔・腫れてると思うけど・冷やせば・大丈夫だから 」
それが。私の、精一杯の、父たちに対する、虚勢でした。


実際、チョーパンを入れて、すぐに、少女の左目の上は、腫れました。
直ぐに腫れるということは、しばらくの間、顔の腫れは、引かないということでした。


けれど、父たちは、電話が切れたあとも、
・父・「 俺だったら・腕の1~2本は折って・ケジメは・キッチリ!つけたね
     そのために・●●●( イトコの名前 )と・話しをつけてやったのに! 」


・母・「 お前は・ケジメさえ!つけられない!口だけだよな!
     お父さんも・お母さんも・番長だったのにな!! 」


キレイな人に・会いたい、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、


ココロのキレイな人に・出会いたい、、、、、、、、、、、、、、、
カラダの誠実な人に・出会いたい、、、、、、、、、、、、、、、、

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卒業してから、ほとんど、アルバムを開く事もなく。
家を建て直す際。ほとんど、全てのものを、処分してしまいました。


私は、思い出に残るものが、大嫌いでした。
けれど、開く事の、ほとんどなかった、卒業アルバムや、卒業証書。
全て、処分、してしまいました。( たぶん。私が、記憶にある限り )