入学式。 (20070609)
入学式の開始時間まで、まだ時間があり。
それぞれの各小学校から集まった見知らぬ子供たちに混じって、私も決められた教室でやる気も無く、ただ頬杖をつきながら窓の外を眺めていました。
その間に、2年生、3年生の上級生の人たちが、入れ替わり立ち代り、私に挨拶に来てました。
「 ○○○先輩から、君の事聞いてるから大丈夫だよ! 」と、
そのほとんどが、好意的なものばかりでしたが、私は気のない返事ばかりを繰り返してました。
正直、全てが気に入らなかったからでした。
従兄弟は、私と入れ違いに卒業をした、この地域一体では名前の通った「 不良 」でした。
私と従兄弟はとても仲が良かったので。
そして、従兄弟は伯父である私の父に、私の事を頼まれてもいたからでした。
私は、全てが不快で成りませんでした。
先生までもが、わざわざ、私を見にやって来る人もいたくらいです。
そして、先生も
「 アイツ( 従兄弟 )は、本当にいいやつだったからなー。
君の事は、アイツから聞いてるよ。入れ違いに従姉妹が入ってくるから、
よろしく頼むと言われているよ! 」と、見知らぬクラスメイトたちの中で、私だけが名指しで話しかけられてました。
それは、とても居心地が悪く。不快でもありました。
それが、たとえ。善意なのだとしても。
そして、同じ小学校からの同級生と、目が合いました。
私から怯えるように、視線を逸らし。怯えるように、青ざめたりしてました。
私はそれも、とても不快でなりませんでした。
なぜ? なにが、そんなに怖いの?
私を、平気でドツキ倒していたでしょう?今更、私の何が怖いの?と。。。
不快で、不愉快で、居心地が悪く、仕方がありませんでした。
私と同じ小学校の子供たちは全て、私から目を逸らし、ただ、怯えているようでした。
見知らぬクラスメイトたちは、私をただ、奇異の目で遠くから、目が合わないように見詰めてました。
イラつきが募ります。
入学式の開始時刻。体育館への移動の際も。
上級生たちが、すれ違うたびに、私に話しかけてきます。
名前を聞かれたり、クラスをきかれたり。
従兄弟から私の事を頼まれていると、嬉しそうに話されてみたり。
うるさい!ウザイ!消えろ!死んでしまえ!知るかボケ!。。。と。
心の中で、悪態をついていました。
話しかけられても、愛想笑いすらしなくなりました。
「 知らない。 」 「 そう。ありがと。 」と、イラつきを隠さない返答を繰り返しました。
入学式が終わり、2年生の女子の集団に呼び止められました。
「 なにか? 」と、蔑むように見返しました。
お前生意気だからちょっと来い!と言われ。2年の校舎に連れて行かれました。
ケンカかな?と、内心笑いました。バカらしくって。くだらなくって。
2年の校舎。階段を登り、教室の並ぶ前に立たされて。手を上げられました。
私も、すかさず殴り返しました。
十数人対一人のケンカになりました。
頭に血が上り、ぶっ飛ばしたい気持ちで一杯になりました。
怒声が飛びました。制止する声も、チラホラありました。
けれど、とにかく目の前のリーダー格の女の子だけは、ぶっ飛ばすつもりで殴りつけました。
鼻血を垂らしました。ざまーみろと思い、ハイキックを決めてやろうと思った瞬間。
そのまま引きずり倒されて、十数人にボッコボコに蹴り倒されました。
私は憤慨だー!とばかりに、
「 ふざけんな!タイマン張れ!バカヤロー!!! 」と、蹴りまくられながら、
精一杯の虚勢とプライドを賭けました。
けれど、返ってくる答えは
「 お前なんか、タイマン張る資格ねーんだよ! 」とか、そんな感じのものばかりでした。
ムカつきながら、
「 ふざけんな!タイマン張れ!バカヤロー!!! 」と、精一杯の怒声をあげました。
けれど、同時に気がついても居ました。
この人たちは、私に負けるわけにはいかないのだと。
蹴り倒されている最中、一つの声と視線に気がつきました。
転がり、倒されながら、その視線を追ってみると。
母方の私より一つ年上で、いつも私にイタズラをしてくる従兄弟が、女子に囲まれて、俯いていました。
「 あれ、お前の従姉妹だろ? 」と、言われ。ただ、小さく、硬く、俯いていました。
私は、この後、どうするのかな?と、従兄弟を見てました。
どんな、対応をするのだろう?と。
けれど、私は嘲笑しました。従兄弟は、私に暴力を振ったり、イタズラするような強さは無く、ただ、下をじっとみて、うつむいているだけでしたから。
くだらない、、、と、強く思いました。
私も、従兄弟も、このケンカ相手たちも全部、くだらないと。
一通り、蹴り倒された後。開放されました。
私は自分の教室へ戻る最中に、勝てなかった事が悔しくて、泣いてしまいました。
勝てるつもりでいたのです。( アホだなあと、思いますけれど、、、 )
教室に帰って、服や気持ちを整えて。
家にある木刀を持って、リベンジに行くかと思っているところへ。
先生たちが来て、私を校長室へ連れ出しました。
いまから、私の両親が来るから、ちょっとここで待っているように、と言われました。
私は、しまった!と、初めて血の気が引きました。ヤバイ!と。
ぶっ飛ばされると。。。どうしようと。。。震えました。怖いと。。。
けれど、わざわざ車で駆けつけた父たちは、思いのほか、とても優しい態度でした。
先生方に確認を取りました。
「 うちの娘は十人以上の上級生に、一方的に暴力を振るわれたんですね? 」と。
先生たちは、「 十数人に暴力を振るわれたのは確かです。 」と頭を下げて、言いました。
父は私の腕を掴み、
「 解かりました。今から医者の診断書を取ってきますので、
話はそれから、双方改めてと言う形でお願いします。 」と告げ、
私が、待って!病院行くほどじゃないから待って!と言った所で、聞く耳を持たれず。
そのまま、腕を掴まれたまま。職員室の前に停められた車に乗せられました。
父と母は、私に黙っていろと、圧力をかけました。
これから知り合いの病院で、診断書を取るからと。
ついでに、そのまま1日入院させるからと、言いました。
私は泣きながら、「 やめて! 」と言いました。
子供のケンカに、出てこないでと。
けれど、父たちは言います。会社をやっている以上、
「 被害者にならないと、信用にかかわるからだ 」と。
「 お前だけの問題じゃ、ないんだ 」と。
私は、自分の感情が理解できず、ただ、ボロボロと泣きました。
病院に着いて。それでも、懇願しました。「 ヤメテ、お願い! 」と。
父たちは、「 じゃあ、入院だけは、カンベンしてやるけれど、診断書はだめだ。 」と言いました。
私は、父とお医者さんとの話し合いの結果。
全治2~3週間の打撲、打ち身という診断書を受けました。
それを手に、父たちとまた、学校へ行きました。
車の中で、父と母は言います。
「 ケンカするなとは言わないけれど、絶対に被害者になるように、しろ 」と。
私は、泣きながら返答が出来ませんでした。
もう、しない! もう、ケンカなんかしない!と、思うことだけでした。
私は違った意味で、学校のほとんど全てと孤立していきました。
もう、全て。どうでもよかった。 何も、要らなかった。
私に関わる全てのものが、私には要らなかった。
もう、誰も、何も、私に関わらないで欲しいと思いました。
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診断書を取ることは。
私にとって、なにかとても大切で、キレイだった何かが壊されて、穢されていく感覚に陥りました。
診断書を取った、効力を、私は知っていたからです。
助けて欲しかった、誰かに。 このどうにもならない全てから。 環境から。
私は、助けて欲しいと強く絶望し、悲しかったのを覚えています。
同時に、私は全てのものを、真っ直ぐに捉えなくなりました。
自分も含めて、キレイな人が居ない。 自分も含めて、汚くて、弱くて、ズルイ人ばかりだと。
それでも、キレイな人に出会いたかった。
心のキレイな人に、出会いたかったのを覚えています。
悲しい気持ちで、出逢いたいと強く望んでいたのを、覚えています。
私自身は、どんどん、冷たいドライな人間に成って行くのに。
それでも、キレイな人と出会いたかったのを、自嘲しながらも望んでいたのを覚えています。
キレイな人に、許されたかったのです。私と言う人間を、許して欲しいと願っていたからです。
私は、いつでも。誰かに許して欲しいと、願っていたからでした。
なぜ、許して欲しいと思うのか、願うのか。未だに自分自身でも、よく解からないのですが。。。
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>中学デビューと・制服と・ワタチ・・・il||li_| ̄|○il||li
http://ameblo.jp/buraiai/entry-10890341489.html
>中学になってから・毎朝毎夕・シャワーを・浴びるように・なりました
髪は・ドライヤー焼けで・両サイドは・かなり・茶色かったです・・・il||li_| ̄|○il||li
>不良のステータス?( かなり・強い立場の不良じゃないと? )来賓用のスリッパは・はけなかったの(*`・ω・´)ゞデシ
↑理由は・教師に・取り上げられる( 時に・ゲンコツ?(笑 )。そして・生徒同士での・力関係でも・ありました
実際・来賓用のスリッパをはいてるのは・当時・
私と・私と対立していた?少女と・その彼氏など・かなり・限定されていました(^^;;;
↑先生も・まず・「 手が出せない 」。生徒に?限られていたようです・・・
>私たちの代が・最後の不良世代と・先生たちは・言っていたそうです
↑私たちより・一つしたの学年の・しめつけは(^^;;;>すごかったです(^^;;;
でも・私たちの代では、、、2つ前の世代で・「 不良世代 」は・消滅?してしまったと・思っていたように・思います、、、
3つ違いの・私の弟は(^^;;;
私のせいかどうかは・知りませんが(^^;;;
かなり・陰湿な・教師の反撃?に・在ったようでした・・・il||li_| ̄|○il||li
↑弟・・・番長?だったのに・・・国語教師&社会教師に・乳首をつねられて・・・3年間・アザになっていたのを・卒業まじかに・カミングアウトされたです・・・il||li_| ̄|○il||li
父・大激怒でした(^^;;;>「 陰湿 」にも・ほどがあると・・・
↑父・乗り込んだら(^^;;;>教師・謝罪の嵐だったそうなのですが
その後・弟に・
・教師・「 チクったな!! 」と・・・il||li_| ̄|○il||li 言われ・内申書で・脅されたそうです、、、
弟は・学校の内申書などが・もらえなかったため?←確か(^^;;;
自力( 家庭教師の先生が・テストの山を・かけてくれたので(^^;;; )で・大学付属の高校へ・受かりました
だけど、、、
>国語教師
>社会科教師
↑どちらも・よく・知っているし(^^;;;>また・社会科教師は・1年くらい?私の担任でもありました(^^;;;>癇癪?持ち?っぽいところと・気の弱いところと、、、たしかに(^^;;;>陰湿なところはあったけれど、、、
・「 内申書 」を・たてに(^^;;;>まさか・弟たちを・上半身裸にして・横一列に並ばせて・乳首を・つねっていたなんて(^^;;;う~ん、、、