こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

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医学と芸術の両立を

2009年09月08日 | その他
音楽大学を卒業したあと音楽療法を学び、実践を重ねてきたことが認められ、医学博士号を受けたという大阪芸大教授の記事を新聞で読みました。

音楽だけでも勉強に四苦八苦しているものにとって、このうえ医学的な音楽の効能を勉強するなんてとてつもないことのように思うのですが、世の中には、そういうことをやってのける方もいらっしゃるのですね。

この方は、まず音楽から始められましたが、医学を勉強するものは、芸術も理解するべきだ、と言っておられます。

心地よさの中で暮らすことは、人間にとって、大事なこと。
医療も同じ。そして、それは芸術でなければならない、と。

??医療行為が芸術?

そういえば、最近「神の手」などといって、名医を紹介する番組もありますね。でも、それは技術的なものであって多少のランクはあるものなのではないのかな・・・・。

若い頃、発展途上国の人々の暮らしを紹介する番組があり、村に病人が出たときには、呪術師がつきっ切りで病人の傍で踊ったり音楽を鳴らしたりする、というのがありました。

楽しい気持ちになると、病気は退散していく、と考えられていて、とにかく病人の周りでウキウキするような音楽を奏でるのだそうです。で、病気は治っていく。

もしかしたら、この考え方に通じるものがあるのかもしれません。

笑うと、免疫力が高まる、というのも研究済みだし。

技術的、理論的、臨床学的なことばかりではなく、人間が本来持つふれあいへの欲求や心地よい空間や時間の創出にも目を向ける時代ですね。