俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

3月20(月)

2017-03-20 14:19:18 | 日記
★流れ寄りまた離れゆき春の鴨   正子
河口近くのゆったりとした流れのなか、鴨たちが浮かんでいます。
あるときは寄り、あるときは離れる鴨の群れにすっかり明るくなった春の日差しが降り注ぎます。
穏やかな時間が流れるひとときです。(多田有花)

○今日の俳句
梅が香の真ん中にいて風を聞く/多田有花
梅の香の漂うところに立てば、風が吹いている。目に触れる梅の花、鼻に嗅ぐ梅の香り、耳に聞く風の音。それ頬には早春の風も触れてゆくことだろう。感覚の大いに働いた句である。(高橋正子)

○ミツバツツジ

[ミツバツツジ/横浜日吉本町]
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