開館間もなくお客様が見えた。刀剣愛好家のご夫妻であった。奥さんは比較的よく見えられるので気軽に話もできるが今日はその御主人も見えた。しばらく前に見えた時刀剣の話になって私も親から受け継いだ刀が数本あるのでそのうちの一本を見せたところ、銘を見たいと柄の中に記してある名前などを調べて帰られた、その内容がわかったということで見えられた。その方は一本で家が建てられるほどの刀を何本か持っている。調べた結果がそれなりの名の通ったものであった。もう一度見たいとのことだった。奥さんはそんなことより展示品を見てくるとギャラリーに向かわれたので私もご主人と一緒に後を追った。いつものように展示者の確認と場所や内容を聞かれたので分かる範囲で答えた。ご主人がタイル作品を見て売っているのかと尋ねられた。タイル作品は販売品ではないことを伝えるとしゃれた額に入れると結構いい感じのものがあると奥さんと二人で話をされていた。販売コーナーに行くとバックを見て「これ去年買ったのね、娘に持たせているけど街中で写真を撮らせてほしいと言われた事があって・・このバックを使ってもらって有難うって言われたって言ってた。」と話をしてくれました。今日は「売れてる?」っと聞いて他の販売品も手には取ったもののお買い上げというわけにはいきませんでした。
最上段の絵は展示作品です。左が逆さ富士、後は貼り絵です。