発明の女王様

甘く妖しい発明家の世界。早く一発当てて葉山に豪邸建てたいの・・・。でも実際はそんなに甘くなかった。

Lemon Yellow

2007-03-30 15:25:18 | 日常の風景

もう、菜の花が咲いていました。

黄色 明るくて幸せになりそうな色でしょ。

レモンと菜の花のイエローが、好きです。

菜の花の色って、写真に撮ると、じょうずに出ません

花の色って、写真にとっても、綺麗にでないのがとても残念です。

フリージアの黄色
水仙の黄色
カロライナ・ジャスミンの黄色

わたしにとって、春の色・春の香り

あまり難しいことは考えずに、のどかな農道を散歩します。

高い空のどこからか、ひばりのさえずる声が聞こえています。

長い間忘れていた、こののどかな感覚が、妙に懐かしい。

昔はどこにでもあった、平凡な風景 


内視鏡検査なぞを、いたしてきました  (大腸検査体験記)

2007-03-28 21:33:30 | 日常の風景

癌の話題で、もう一話。

女性の死亡原因の第1位が大腸がんと言われています。
わたしも実は、昨年のがん検診で精密検査を受けるようにと、紹介状をもらっていました。
なかなか時間が取れず、検査を受ける決心もつかずに、とうとう今まできてしまったのですが、どうも、おなかがずーっと調子悪い。
それで今回、ようやく受けてきました。

まず、検査日の一日前には、指定された食事です。
サンケンクリンの3食セット。おかゆとスープと、おやつがついて1400円。
味は、まあまあ、普通のおかゆ類でした。
1400円あれば、ステーキ食べられるのにね、高いなぁ。

おなかはそれほど空きません。
ダイエット食、やってみようかななどと考えます。
夜、寝る前に下剤のラキソベロンを飲んで寝ました。
コーラックなどと比べると、効果は穏やかです。

検査日は朝から絶食。水で溶いたマグコールという下剤を1時間半以内に1800cc飲み続けます。これはかなり厳しかった。
腸を洗ってしまうのが目的で、排出物が透明になるまで続けます。
絶食・下剤による洗腸が完全にうまく出来てないと、検査前に大量浣腸をされて、排出物が透明になるまで腸を洗われてしまう。そんな話を友人から聞いていたので、lこれは一生懸命守りました。
 でも1800ccのマグコール、飲んでいるだけで気持ち悪くなってきて、病気になってしまいそうです。

検査予定は午後の1時30分から。
早く終わらせたいので、早めに到着しました。下剤でトイレが近くなっていたのもあります。でも、予定どうりの時間に受付になりました。
ジュディ・マリのユキちゃん似のラッキーフェイスな看護師さんが受け付けです。
長いまつげの先にクリアな水玉が、かわいいです。
ひょっとして、このコが検査まで担当するのかなとびびっていたら、やはりそうでした。


更衣室で、またのところが縫い合わせられていない下着に着替えさせられます。
おしりのところについている目隠しのひらひらが、ちょっとヘン。
きょうはウエストがゴムのスカートをはいてきたけど、ゼンゼン関係なかったみたい。

検査ベッドにからだの左側を下にして、横になります。
「はい、そこにこうして横になって、ひざを少し曲げて。腕をだしてください、安定剤の注射します、(パスッ) それでは力を抜いていてください、とても細い管を入れますね」

すごく早口、機械的でスピーディなご指示。
そんなにいっぺんにいわれても、さくさくと出来ないよー。
と、思う間もなく安定剤を注入され、クラッと意識が沈みました。
(ああ、なんか、いい気持ち。安定剤って、いきなり急に幸せな気分になれるものなのね)
と感じた瞬間には、もうわたしのおしりにはファイバーが挿入されていたのでした。
この調子なら20分くらいで終了かな。

「おっ よっ むむっ  ここが・・・ 入っていかない もう一度・・・・」
若い男性の検査技師さんが苦戦しています。
なかなか奥まで入らないらしいのです。
女性看護師さん2人が飛んできて、わたしの体位をいろいろに変えたり、おなかを押したりしました。
ファイバーの先がつんつんと右のおなかの壁に当たるのがわかります。
「入りやすくするために、空気を注入します、ちょっと苦しいかもしれません」

20分くらいだと気楽に考えていたのですが、事態が悪くなってきた様子です。
安定剤も切れてしまい、感覚がダイレクトになってしまいました。

「・・・アッ・・ッ」
「苦しいですか、ちょっとがまんしててくださいねー」
何回も空気を注入されているので、おしりから空気が漏れてきてしまっています。
人前でのガス連発なんて、検査とはいえ、めちゃくちゃ恥ずかしい・・・。
それに、おなかが空気でぱんぱん。
2人におなかを押されて、ちょっと苦しいどころか、かなり苦しい。

なんとか最後のところまで、やっとファイバーが入りました。
ファイバーの長さがたりないのか、ファイバースコープの根元の太いところまで、何回も抜き差しして入れているのがわかります。
技師さん、あせってきたのか、ちょっと強引になってます。
しばらくグリグリされちゃって、おしり痛いよぉ!

かなりというか、SMチック。

「はい、それでは撮影しながら、抜いていきます」
抜くのは、カンタンにいきました。
途中でポリープを2つ発見し、切除。
やっと終わったので、ほっとしました。
わたしの体から抜き去った内視鏡ファイバースコープが、フックに架けられました。
「ええっ!こんな太いのが入っていたの?親指くらいあるじゃない・・・」
気づいていなかったとはいえ、一瞬汗が噴き出しました。

すこし休憩用ベッドで休んでから、帰ります。
バッグから時計を取り出して時間をみたら、なんと3時になっています。
20分どころか、1時間30分もかかってしまったのですね。
疲れるわけだ。
ヘンな下着を着替えるときに、検査室の前ですれ違ったのは、同じ検査を受ける若い女性でした。
ごめんなさい、わたしのせいでだいぶ待たされてしまいましたよね。
でも、わたしのせいじゃ、ないです。 わたしのせいか・・・。

おなか痛い。
おへそのお掃除しすぎると、おなか痛くなるでしょ、あれのもっとひどい感じで、おなかが痛みます。
わたしって、神経質なのかな。
安定剤なんか、とっくに切れているので、速攻で車運転して帰りました。 

今日のことを電話で友達に話したら、その子はやっぱり30分くらいで終わったといっていました。なんだ、わたしの知らないうちに皆さん検査受けてたんじゃない。
たった検査で大騒ぎなわたし。
もし手術なんてことになったら、もう、大変でしょうね。


じょおう様VSおじょう様 「くぅ~んな彼女を紹介します」

2007-03-26 23:41:03 | 日常の風景

「くぅ~ん」な彼女を紹介します

今年の一月に新人の女性が入所してきました。
よりによって、わたしの勤務日と同じ日になっています。
「なんだろな?」と思いつつ、日々が過ぎて2月になりました。

「むーじょさん、新しい人がくるからよろしくね。有名私立大の法学部を出たお嬢様だからね。ちなみに趣味は海外旅行だっていうから、話が合うでしょ」
と、やけに嬉しそう。

むーじょ「・・・」
ホント、所長さんたら、お嬢様好きなんだから。

            

やってきました、お嬢様。予定より一ヶ月遅れてご出社です。
所長さんからお昼の会食に、と渡された1万円札握り締めて、展望レストランへGoGoGoです。やった、ひとり5千円のコースかな。

懐石料理がランチサービス4000円とお手ごろだったので、お嬢様にお伺いをたてたところ、さっきのお店の1800円の中華ランチにしませんかとのこと。(えぇー?一人5000円の予算だよん。奥ゆかしすぎませんかー)

たのしいランチ。でもなんでこんなに彼女を優遇してるのかしら。
ちょっと不思議だったので、お嬢様にたずねてみました。

「ええ、なんだか、この春で辞めちゃうひとがいるということで、募集していましたよ」

(え?そうなの?あの彼女が辞めるの?・・・そんなわけないしな。
も、もしかしてわたしのこと!)

やばい。
何年か前に、ほかの職場でそんなことがあった。
あとから入社してきた子に、置き換えられてしまったのだ。
雇用者からすれば、おばさんなんかより、若くてキレイなお嬢様のほうが、ずーっといいに決まってる。
世の中そんなもんなのだ。

               

とりあえず、お話をつづけなきゃ。


お嬢様、海外旅行はどちらえ行かれました?
グァムへ一度・・・南の島、いいですよねー。海はきれいで、やしの木なんか茂っちゃって。わたし行ったことないんです。

どちらから通勤してるんですか?
練馬から自転車・・・健康によさそうですね。
おじい様が練馬の農家で駅前にマンション3つ持ってるのですか、はぁ。すごいです。

どうやら、お金持ちのようである。
練馬から池袋まで、自転車で来てしまう、パワフルなお嬢様なのである。

「くぅ~ん」なおねえさまは、好きですか

彼女がパソコンに向かっています。
多少わかりずらいことがあるのでしょう。
ちいさな声で何度も「くぅ~ん」と鳴いています。
その泣き声を察して、所長が嬉しそうに教えています。
以前の職場は、「くぅ~ん」すれば誰かが飛んできてくれたのでしょう。


所長が外出で居なくなりました。
それで、たぶんわたしにむかって「くぅ~ん」と鳴いています。

放置プレイしてました。

出社したりしなかったりする、気まぐれなお嬢様
2時間おきにケータイがブルブルしているお嬢様
「丸井の前に・・・え、これから今すぐ? ダメよ・・・ひそひそ」 丸聞こえ、どうやら不倫をなさっているご様子のお嬢様

わたしの知っていたお嬢様も、気まぐれだったっけ。
現金を持っていなくてカードしか使ったことがなく、学食でカードが使えないと困っていたっけ。
友達の現金でおごってくれた天ぷらうどんを食べてたっけ。
7月に入ると毎年いなくなる。
夏の3ヶ月はフランスにあるパパのお城で過ごすのが恒例だっていってたっけ。フランスだけでもお城を3つ持っているともいってた。
免許を取りたてでいきなりフェアレディーZの新型新車を乗って学校にきてたっけ。
「これ、日本車なんだけど、好きなんだ」って、恥ずかしそうにいってたっけ。


そんなのが、わたしの知っているお嬢様なんだけどな・・・。

 

  わーい

お嬢様、居なくなる

「むーじょさん、彼女、来られなくなってしまいましたよ。なんでも、癌だそうで・・・」

わたし
「癌 ですか。かわいそうに。まだ若いのにね。練馬から池袋まで自転車で来る人が、何の癌なのでしょう・・・・困」

所長さんの残念そうな顔ったら、ないです。

わたしのせいぢゃ、ないです。
4回しか一緒に仕事しなかったんだから。
どうみても、エセお嬢様です、メッキです。身分詐称です。
以前にいて、辞めちゃったお嬢様の話を、所長さんが昔よく話していましたが、
もうお嬢様で選ぶの、止めにしません?

 この事務所で、わたしだけでしょ、トイレ掃除やゴミ出し、床磨き、飲料水やトナーの買出ししているの。
お嬢様にはそんなこと、絶対させないでしょ。
お嬢様の出社なさる日には、ケーキを食べながらの午後3時のお茶会するでしょ。
お給料も、いきなりわたしと同額でしょ。
古株のわたしはもう、所長からいいかげん飽きられてしまったのでしょうねぇ。

あー、危なかった。危機は去った。
でも、またいつお嬢様が再び現れるかわかりません。
ここの事務所では、誰でも知っている有名大学を出ている裕福層以外の人は、みんな馬の骨。わたしも田舎出身の馬の骨


でも、そんなもんで、わたしもリスクヘッジ。
今、人材バンク登録をしまくっていました。

これからの社会、雇われる側もリスクヘッジを考えてないと、急にどうなるか、わかったもんじゃないざんすの。
これからは、「ヘッジワーカー」の時代なのさっ!


そろそろWEB2.0にも、綻びがでてきたようす

2007-03-23 12:41:44 | コンピュータ・インターネット

「mixi読み逃げ」ってダメなの?」

(ITmedia記事 岡田有花 氏)


「友人のmixi日記を読み、コメントを残さずに立ち去る「読み逃げ」を失礼と感じるユーザーが増えており、読み逃げを公然と非難する人も出てきた。 
 だが古参のネットユーザーを中心に「何が悪いか分からない」という人も多く、“読み逃げ禁止文化”に対する困惑が広がっている。」

 

 わたしは過去にMixiについて書いたことがありました。
 なにか引っかかるところのあるネットワークだ、と。
その「なにか引っかかる」のが嫌になり、SNS全てから引き上げてしまったのが3年前でした。「引っかかる」というのは、Mixiユーザーを見ていると、マイミクの数を競い、コメントの数を競い合っているゲームのように思えたからです。人間をコレクションする、まるで怪獣カードを集めるみたいに・・・。
 また、書いてある記事も、どれをとっても金太郎飴みたいに、日常のどうでもいい記事、夏休みの宿題日記みたいでツマラナイのも事実でした。

 最近、SNSについてのニュースをあまり見ないな、と思っていたのですが、MixiなどのSNSを使用する世代もがらりと変わり、新たなルールが常識化し始めている様子です。多少不気味なSNS潮流。

さて、わたしが面白いと思ったのは、世代を超えての日本人気質・日本人文化について、です。
 これほどグローバル化されて、わたしたちとは違った個性重視の教育を受けている筈の若い世代が、逆に同質性や連帯性に囚われている現象が現れています。

 日本の村社会は、世代を超えて受け継がれるのかどうか。

その根本的な理由は、いったいどこから来るのか。言語的なものなのか、地理的なものなのか、それとも「集団的で排他なDNA」のみが生き延びてきた結果なのか。

 

今また日本人論というのにスポットライトが当たり始めています。
文化人類学という学問です。
今読んでいるのは、「菊と刀」 (ルース・ベネディクト著)

第二次世界大戦中に、アメリカ軍が日本人を分析した記録をもとに書かれた古い本ですが、日本の「ホンネ」と「タテマエ」文化について明晰に観察された名著です。

インターネットという、フラットなスタンダードが出来上がった現在にルース・ベネディクトさんが生きていたら、どんな本が書きあがっていたのでしょうか。

「菊と刀」の続きを、わたしなりにまとめていこうかな、と、思っています。

(仮題:サーフェイスモデルな日本人)


春の、雑木林の中をとおる、小路

2007-03-09 19:48:22 | マイノリティー

その病院は、かつての武蔵野の雑木林の中に建っていました。

検査が思ったより早く終わったので、すこし雑木林の中を歩いてみました。

雑木林のなかには、小路があります。
木漏れ日の中、日々の憂鬱な思いをわすれて、ゆっくり、ゆっくり歩きます。


ああ、なんか懐かしい・・・
家のまわりの雑木林がなくなって、半年くらいしかたってないのに、
わたしにとっては、ずいぶんと久しぶりの雑木林散策のように思えました。

雑木林は、3月が一番美しいと思います。
日差しが強まった、それでいて枯れた世界。
冬を超え、春を待ちわびた草木のささやきが聞こえてきます。

積もった枯れ葉が乾いていて、林全体がとても軽やかに感じます。

林の中に続く小道

昔何度も通ったような気がして、なぜかとても懐かしい感覚になるのです。

 

それがどれ程すばらしかったものなのか、失ってから初めて、人はそのことに気づくものである

 

いろんな種類の小鳥の鳴き声がします。
枯れ葉を踏んで歩くと、かさかさと音がします。
いつまでも、いつまでも歩いていたい
そう思ってゆっくりと歩いているうちに、林の反対側に出てしまいました。

 

近くから造成機械の音が聞こえてきます。
この素敵な雑木林も、みんな切り払われて、もうすぐに建て売り住宅になってしまうのでしょう。


次世代入力デバイス は、ヘッドギア?

2007-03-08 22:30:43 | コンピュータ・インターネット
次世代ゲームコントローラは人間の脳?(CNET JAPAN記事)

マン・マシンインターフェイスが進化し続けているようです。
ゲームコントローラーでWiiのようなのが家庭に進出してきたばかりというのに、こんどはいきなり「意識入力」だそうです。
ヒトの脳が出す信号って、意外とわかりやすいのでしょうか。

日本では、日立が「光トポグラフィー」を応用して、脳血流の変化を読み取り、機械を動かす実験が放映されていましたね。
 電極をつけたおにいさんが、「むー」っと考えると、ミニSLがポーっと走るのを見ていて、噴き出してしまいました。いまのところ、走ると止まるしかできないようすです。
 あの、高度な技術の光トポグラフィーで、模型機関車が「ぽー」ですから。(もうちょっとディスプレイ方法を考えればよかったのに。でも、わかりやすくていいのかな。)

もう、なんでもいいですから、次のパソコンインターフェイスをどうにかして欲しいですよ。
マウスで頸肩腕症、痛すぎます。

(かといって、首の後ろから電極差し込むのも、やっぱりやだなー

ざんこ~くな~ てんしのような~

2007-03-04 20:02:53 | 持ち物・買ったモノ
♪ ざんこ~くな~ てんしのようだ~ ♪
  ♪ 少年よ オトナになぁれ~ ♪

  ♪ タッポカ  タカポカ ♪
    ♪ タッポカ  タカポカ ♪


印紙買いに郵便局にいったら、エバの切手シートが目の前に並べてあったので、衝動買いしてしまいました~。

でも、なんで今頃「エバ」なのん?

たぶん、わたしが一番最後に見たシリーズ物のアニメがこれだったと思います。
その当時から、あまりTV放送見なくなっていたから。

当時文学系の友達が騒いでいて、このアニメには、なにやらいろいろな暗喩があるのだとかなんだとか・・・。

なんでも、主人公のタイプ別による性格分析がどうのこうの、現代社会の病理がなんとか、難しいことを言っていました。
主人公の少年のシンジ君についても、いろいろと述べてました。
ずいぶん経ってから知ったのですが、大学のセンセあたりも論文書いてたりしてたんですね。

副主人公のアスカ・ラングレーという少女が、元気で生意気で負けん気で、それでいていつもずっこけて、落ち込んでいます。
そんなあたり、なんか、わたしに似ているなー 
(バケツの水、ザー!)
性格が・ですよぉ 本気にしないで(笑)


もうひとつ。
去年の中小企業展に行ったら、ある企業が2メートルくらいの初号機を売っていて、人だかりができてました。
なんで、今ごろ「エバ」なのん。
今年になって新聞に記事がでていましたが、1台750万円くらいだったと思います。誰が買うのでしょうねー。


エヴァゲリオンと対をなして有名なのが、攻殻機動隊だそうです。
DVDは「イノセント」を借りてきて見ました。
こちらもなにやら、もっと難しい。VRも進化するとこういった世界になるのでしょうか。
今流行りのSecond Lifeが進化していくと、どちらの自分が本当なのか錯乱する人もでてくるのかも知れません。(Second Life、おもしろそうなんだけど、Real Life が忙しくて、なかなか参加出来ないでいます)

攻殻機動隊、シリーズものの中では「タチコマ」というロボットがでてくるのですが、メカの外見に全然合ってない声質がおもしろいというか、なんというか。あんなにしゃべくりまくるマシン(武器?)は、あったらやだなー。

昔の漫画で、「アキラ」の中にタチコマそっくりの警備車両がでています。メカデザイナーは同じ人なのかな?
そのタチコマくんは、「ブーン」しか言わなかったでした。

「アキラ」は東京オリンピックを目前にしたネオ・トーキョーの廃墟から始まる物語りです。
そして、現在東京オリンピック誘致を目指す東京都。

偶然なんでしょうけど、面白いなりゆきです。

うわぁ、懐かしいなあ。でも未だにウチでは現実だぞよ

2007-03-02 22:04:16 | ノスタルジア

マイクロソフトオフィス マックトピアのマックエバンジェリスト;林信行さんのコラム

懐かしさのあまり、添え書きしてしまいまひた。
でも、わたしが今でも使用しているマック類はあのときのままだし、時間経過分だけが懐かしい。

今、わたしが一番ほしいマックは、ゲストOSとしての OS X かな。

 

 


発明の女王様

2007-03-01 22:38:57 | 発明

「発明」でお金持ちになれるかどうか

結論 : 99.99%不可能だと思う

残念ながら、5年間かけてわたしが見てきた発明・特許流通の真実。

東京発明展、特許流通フェア、パテントソリューション展、埼玉ビジネスアリーナ、コアリッション、中小企業展と、さらにさまざまなイベントやアイデア応募、コンテスト、助成金、DM・・・・・・ありとあらゆることをしてきました。

個人での特許流通は、ほとんどゼロに近い確率です。

これは、わたしの発明のことではなく、わたしも含めていろいろな個人発明家たちと出会い、発明品を実際に見て、その惨敗ぶりから出した結論。

展示会で毎年顔を合わせる個人発明家たちは、若くもあり、情報収集や販売攻略、そして行動力がありました。
発明品もシンプルですばらしく、なぜ商品化されなかったのだろうと思うものも多数あります。
それでも、なかなか売れないのです。商品化までこぎつけても、売れないのですから、特許そのものの売買(特許流通)は、言わずもがなです。

夢を抱き、野望を抱き、自分の才能を信じて入ってきた発明・特許の世界
すごく優秀な人でさえ、その後の成功話を聞かず、次第に消えてゆくのは、寂しいものです。

 はぁ

ところで発明・特許を取ったというと、すごいことのように思えます。
でも、特許というのは、取ろうと思えば誰にでもとれるものなのです。
機械として成立し、出願書類に矛盾がなく、そしていままでに無かったものを作ればいいのです。
 ただ、あまりにも特殊な用途でしか使用できないものだと、特許は取れるでしょうが、誰も欲しいとは思わないでしょう。
(たとえば、うどんやおそばを食べるときに、自動的に七味を3回かけてくれる機械とか、電車の中でも耳かきができる自動耳かきつきヘッドホンとか・・・)

発明アイデアを一つ思いつく努力を「1」としたら、それがちゃんと機能して形になり完成するのが「10」の努力、さらに販売してお金を得るには恐らく「100~1000」くらいの努力が必要になってきます。
難しい商売をよく「せんみつ」といいますが、発明でお金を得るのには、もっと大変になります。

発明の展覧会には、賞がでるものがあります。
わたしはそういった賞には縁がないのか、一度ももらったことがありません。
でも、それが幸運だったのだと思えたりもします。

『こんな発明、誰が使いたいと思うかしら・・・』
発明展に同行してもらった知人たちでさえも、あたまをかしげるような発明が、大賞をとっています。発明立国をめざす政策ならば、公的な展示会のありかたも、もっともっと、現実に即した方向に軌道修正してゆくべきだと思います。

初めての出品で受賞してしまい、舞い上がって熱を上げ、お金をつぎ込んで事業化させて負債をかかえてしまう人も見てきました。
大きな助成金を得てぶいぶい言わせていた人も、助成金が仇となり抜け出すことができずに泥沼に嵌っていきました。

「人生万事塞翁が馬」 です。

3月1日(木) 今日から新宿の京王百貨店で、婦人発明家協会主催の第40回「なるほど展」が、一週間の期間開催されています。

草創たる機関が与えたさまざまな受賞作に首をグリグリとかしげながら、むーじょも会場の末席を汚しております。