~OTが活躍する日が来るのか? 日本に定着できるのか?~
1963(昭和38)年に理学療法士・作業療法士の養成が国立療養所東京病院付属リハビリテーション学院で始まり、1965(昭和40)年に理学療法士・作業療法士法(6月29日公布 8月施行)ができ、翌年の1966(昭和41)年に第1回国家試験実施。OT合格者は卒業生5名を含む20名で日本における作業療法は始まった。今年で53年目になる。20名で始まったOTも今(2019.4.1)では有資格者94241名となり、急速な増加を果たした。
しかし社会の人々のどれだけが作業療法(士)と言う言葉を知っているかとなると、はなはだ心許ない。当初は耳慣れなかったリハビリテーションと言う言葉は、「リハビリ」と言う呼び名で浸透し、一定の定着をしたが、相変わらず「電気」「マッサージ」「牽引」「訓練」と言った理解が少なくない。
「リハビリ」=「理学」という理解が定着する中で、日本に作業療法は必要な職種として生き残れるのかを考えてみたい。
タイトル:日本における作業療法のはじまりと今後の展望
講 師:山下協子さん(元四条畷学園大学教授(作業療法士))
開催日時:2019年8月24日(土) 午後2時~5時
開催場所:大阪NPOセンター セミナースペース
大阪市中央区平野町1-7-1堺筋高橋ビル5階
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