海住恒幸の松阪市議会通信 

議員活動を通して、自治体議会や自治体のあり方を考えるブログ

とりあえず下記のブログで記事更新中

2008年03月07日 08時02分26秒 | Weblog
ほとんど同じ記事を掲載したブログを2つ作っていましたが、一本にまとめた方がよいのかなと思ったりしています。また、同じ内容なら2つ設けることは意味がないのではないという助言をいただくことが多くあります。
そこで、とりあえず、
下記のブログの方のみ記事を更新中です。

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松阪市議会議員  海住恒幸 Report

ご閲覧いただければ幸いです。
                海住恒幸

代表質疑始まる

2008年02月29日 12時47分17秒 | 議会
新年度当初予算案と市長所信に対する会派代表質疑が、きょうから、始まりました。
会派の人数に応じて時間が長く。
一番目に登場した会派の持ち時間はなんと140分。
朝10時にスタートし、正午きっかりに、時間を30分余らして終えました。
市長や部長らとの議論はなく、あらかじめ用意した質問と答弁の読み合いっこ。
大質問会&大答弁会という形容がぴったりのような感じでした。
29日と、3月3日、4日の3日間。
で、会派のないわたしは、一番最後。
持ち時間20分だけです。
議員になったときは、なかったんです。
で、議員に質疑させないのは地方自治法違反であると要望書を出して認められたのが20分という枠。
この根拠はどういうことかというと、会派の質疑時間は会派としての持ち時間分に、議員一人当たり20分かける人数分を加えたものなので、会派時間ゼロに、1人分を加え20分という数字。
しかし、ヘンなもの。
これまで一般の議案については時間制限がありませんでしたが、一律60分程度となりました。ほとんど質疑の余地のないような小さな議案でも60分なのに、総額1000億円を超す当初予算3会計と市長所信に対する質疑が20分というのはどうも矛盾ですよね。
ただ、6日の一般質問(50分)もあるので、4日の質疑とあわせて準備怠りなくしなければ!

ご無沙汰してました

2008年02月27日 17時52分30秒 | 議会
都市計画審議会後、更新せずにいて申し訳ありませんでした。
更新していないあいだもアクセスいただきた方、ありがとうございました。
頑張っていきたいと思います。


25日から松阪市議会3月定例会が始まりました。
26日に一般質問、27日に議案質疑の通告を提出してきました。

3月議会は、新年度の予算を審議する場です。
(23時間議会からもう1年もたったのですね。早い!)
この議会だけは、代表質疑制をとっていて、当初予算案にかんしては質疑の時間にきわめて大きな制約を受けています。
会派の人数に応じて時間が決まっていて、最大会派は160分の持ち時間。
それに対し、会派に入っていないわたしは、答弁を含めて20分しかありません。
もっとも重要な議案なので不本意です。
わたしの質疑は、会派代表が終了したあと、3月4日。

一般質問は、3月議会は予算と市長の所信に重ならない範囲という決まりなので、注意深くテーマをえらばなけれなりません。
このため3月議会で一般質問する議員が少ないのが通例で、今回は4人です。
一般質問は1人50分と決まっています。
順番の抽選で33番(議員の人数分、くじの棒があり、その最後)を引いてしまったので、質問は4人のうち最後ということで、6日の午後2時からです。

都計審の採決

2008年02月05日 06時53分59秒 | 自治体
松阪駅西地区再開発事業で4日に再審議した松阪市都市計画審議会。
やっぱり都計審は都計審だった。
運用しだいで、20人の委員が、賛成・反対は別に、事業内容をきちんと把握するまではまっさらな状態で審議にのぞむことができる場になるかもしれないと期待もいだいたが、淡い期待だったようだ。
午後1時半にスタート。夕方4時近くなると、会長の寺本博美・三重中京大学教授がやたらと「そろそろ採決、採決を」と促し始める。
委員の中からも、そぞろにその声を発する人が増える。
本当は1月21日の審議会で一発終了することを予定していたが、市側にすれば思ってもみなかった継続審議。4日は絶対採決という腹で固まっていたのだろう。
都市計画決定を行うかどうか市長から諮問を受ける都計審は、お飾りとも批判されることの多い機関。実質ある審議機関になればと願っていたが、初めから持って行く方向は決まっていたような気がする。

あす仕切り直し都計審

2008年02月03日 06時50分13秒 | 自治体
仕切り直しの都市計画審議会は、あす4日午後1時半から、市議会の委員会室で開かれます。
議題は、松阪駅西地区再開発事業1本に絞ったものです。
松阪市は、1月21日に開催された都市計画審議会で「議決」をしたかったようですが、審議会委員(学識経験者、建設・農林水産業界の代表、住民代表、行政代表、市議会からの選出議員6人の計20人)の大勢として、いったんは、一日だけで結論を出せるだけの情報がないとして「賛成も反対もできない」との結論が出されたものです。
そうしたところ、いったん「議決」した都市マスタープランの賛否(同数で、委員長権限で可決)にクレームがついたことから、再度、開催となったものです。

監査結果は行政の見解を示しただけ(松阪駅西再開発)

2008年02月02日 09時39分16秒 | 自治体
松阪駅西地区再開発事業についての住民監査請求に対し、1日付けで松阪市監査委員が公表した結果は、行政側が繰り返してきた主張をなぞったかのような内容で、監査委員の見識というものを見ることができません。
住民側が提示した主張それぞれに行政の見解を並列したうえ、「~~したものではないといえる」と監査委員の見解を付け加える論法。
請求自体が16ページあるため、監査委員が公表した文書は46ページと膨大ですが、中身は薄っぺらなもの。ほとんどが住民側の請求内容と、上記のような手法で行政の主張通りの監査委員の「見解」が並べられているだけです。
最後に、3点、市長への要望が添付されていますが、感想文程度のもので、監査結果とはとても言えないレベルのもの。
請求の中身についてどこまで突っ込んで監査したのか、首をひねらざるを得ません。
1月8日に住民側の陳述があった際も、監査委員からは質問らしい質問はなく、住民側は監査結果についても「驚くにあたらない。この程度のものしか出てこないと思っていた。あとは裁判で」としています。
監査委員も、監査機関としての役割はほどほどに、裁判所の方に下駄を預けたということでしょうか。
地方自治法では、監査の結果についての通知のあった日から30日以内に住民訴訟を行えるとしており、住民側は当初から想定した通り、訴訟準備に入っています。


住民監査請求結果(松阪駅西地区再開発)

2008年02月01日 14時52分41秒 | 自治体
松阪駅西地区再開発事業に対する公費の支出の差し止めなどを求めて殿町の住民が、住民監査請求をしていましたが、1日、市監査委員から監査結果が公表されました。

監査結果は以下のアドレスでダウンロードできます。
http://www.city.matsusaka.mie.jp/kansa/ju070201.pdf

結論は、請求内容は全面的に退けた内容で、最後に、市に対する要望が付けられた。
監査委員の判断は、市の主張をすべて認めた内容。
まるで市の主張を読んでいるような中身でした。

監査委員からの市長への要望は次の通り。

1、先行開発して中心市街地の活性化につなげたいとする商店街関係者や準備組合などの熱意は理解できる。しかし、民間主導による再開発事業という特殊な事業手法は市民にわかりづらい面もあり、公共性の強い駅周辺の空間を整備するにあたってはより市民の声を受けて十分な時間をかけて議論を深めるべきであった。

この結果を受け、請求した住民からは市長に対して住民訴訟が起こされるのは確実です。

松阪シティマラソン

2008年02月01日 07時26分19秒 | 身辺雑記
松阪シティマラソンに参加しました。
といっても5キロの部です。10キロの部はちょっと無理そうですね。
初めて参加した2003年度で、そのときは、スタートから2周と4分の3走る中部台運動公園の芝生広場でコースアウト(リタイア)。
2年目で完走。3年目は合併で、会場が飯南の茶倉。3キロの部か10キロの部しかなく、3キロを走ったので比較できません。
今年の結果は、いままで走った中でいちばん早かった。
去年の自分に200メートル差をつけてゴールした計算です。
初めて参加した年、知り合いのドクターが参加者を問診していて、わたしを診るなり、「太りすぎや。やめとけ!」。
案の定、ロードに出るまでの周回コースで走るのをあきらめました。
当時は、いまより10㎏太っていました。
その後、年に2㎏ずつ減量しており、それにつれ、記録を更新しています。
マラソンといえば思い出すのは、小学校や中学校のときの校内マラソン大会。
マラソン大会は嫌だという思い出しかありませんでした。
でも、最近は違います。
スポーツジムのランニングマシーンで時間と速度を決めて走っていると、自分のペースがわかります。それで走っていると、何分でゴールできるか、目標タイムを設定できるので、無理のない走りができます。
いまは5キロ、30分を自分の標準タイムとしてます。
今回の松阪シティマラソンでも30分以内で走れればいいという考え方でした。
結果はそれよりも2分近く早くて上出来です。

以下、5年間の自分の記録です。

2003年度 途中棄権
2004年度 35分
※2005年度 16分19秒(コース変更で3キロの部のため)
2006年度 29分30秒
2007年度 28分27秒

中心市街地活性化基本計画を視察(岐阜市と長野市)

2008年01月30日 06時59分02秒 | 自治体
松阪市議会の中心市街地活性化調査特別委員会の視察で、28~29日、岐阜市と長野市を訪れました。
両市は、中心市街地活性化法に基づく基本計画づくりを済ませ、内閣府による認定を受けています。松阪市も遅ればせながら認定計画づくりに動いていることから先行自治体の視察となりました。
岐阜市は、昨年10月にJR岐阜駅前に完成した43階建て高さ160メートルの「超高層複合タワー」(マンション・高齢者向け賃貸住宅・福祉医療施設・店舗等)に見られるよう、再開発事業を中心としたまちづくりを進めています。すでに完成した再開発、現在進行中の再開発、これから進められる再開発。
担当者は「すぐにでもやってほしいという市民ばかりで、反対の声は聞いたことがありません」
長野市は、国宝・善光寺の門前町としての特色を生かした中心市街地活性化基本計画を平成11年に策定し、空き店舗(閉店したダイエー跡ビルを市が取得し、公益施設食品スーパーや会議室、職業相談窓口・消費生活センター、子ども広場、会議室・国際交流広場等々に)として活用したり、空き蔵を整えたりしながら、長野駅から善光寺までの約1・8キロの表参道を街の財産として魅力づくりをしてきました。こうした旧・中心市街地活性化基本計画を受け継ぐかたちで、認定基本計画をつくり、「点」から「線」、さらに「面」へと魅力再生に乗り出しています。
国が、役立たずと評判の旧中心市街地活性化基本計画ではダメだとして見直しをかけた平成18年には長野市ではすでに新基本計画を策定、昨年5月には内閣府の認定を受けています。
長野市の場合、中心市街地活性化基本計画としてはきわめてオーソドックスな手法。旧法の計画を確実にまちづくりの財産として達成し、改正法で一段とバージョンアップさせていこうという「継続は力なり」型。街として実現させたい方向性(全体像)がはっきりと自治体の中に落とし込みができているんだなという印象を受けました。こういうのを「等身大」というのかもしれません。
1時間もあればぐるりと駆け足で1周できるサイズであることもいいことです。
ちなみに、ワンコイン(100円)バスがぐるぐる回っていました。

下村市長の訪中

2008年01月25日 09時19分58秒 | 自治体
松阪市の下村猛市長は、2月13日から17日まで、訪中するそうです。
職員も4人随行するとのこと。
先に市長は、中国の都市と姉妹提携したいとの方針を打ち出したばかり。
今年度、松阪市は、中国の都市(無錫・濱湖区)と姉妹提携するのに当初予算に400万円計上しました。いまここで(3月末までに)訪中しておかないと、この400万円の使い道はなくなってしまいます。3月は議会ですから2月しかないわけですね。
平成17年9月の議会で次のやりとりがあったときから、市長は無錫・濱湖区と姉妹都市を結ぶ気なんだなと思っていました。


平成17年9月22日の松阪市議会・一般質問
「それと、最後の国際交流についてでございます。
 きのうの■■さんの質問の中で、■■さんは主に国内の中の国際化の話をされたわけでございます。私はそうではなくて、いわゆる国外の交流についてのお考えを少しお聞きしたいなと。特に先般市長は無錫市にも訪問されておりますし、無錫市の方も何度か松阪市にお見えになっているというふうにも聞きます。特に中国と限定するわけではございませんけども、私たちも当然アジアの一員でございますから、アジアを最重要視して友好都市提携等を結んでいく必要があるんじゃないかと、このように考えておりますので、特にアジアについて友好都市提携、どのようにお考えになっているのか、市長のお考えをお聞かせいただきたいと、このように思います。よろしくお願い申し上げます。」


下村市長の答弁
 国際交流でございますが、松阪市は国際的な友好都市提携についてはちょっと否定的、ネガティブな感じで今まで来ていたかなと、こんなふうに思います。しかし、中部国際空港が近くにできて、そこへのアクセスもほぼ見通しがついてくるんではないかというこの時期になってまいりますと、これはもう世界との結びつきを真剣に考えていかなきゃ、先ほど観光面で私申し上げましたけれども、そういった構想も大きくこういったことがかかわってまいります。外国とのつながり、接触、こういうものを高めていかなきゃならん、こういうふうに思っております。
 中でも中国との連携ということについては非常に重要であろうというふうに考えております。私、よく言うんですが、紀伊半島は木の文化、朝鮮半島、中国は石の文化、お互いに違ったものに対してひかれるというのは人間の常ですから、こういったものは大きく売り込んでいけるんではないかと、こんなことをよく言っておりますけれども、経済的やあるいは文化的な面ではかなり積極的な交流が図られております。いろいろ政治的な面では問題があるようでございますけれども、経済的あるいは文化的には積極的な動きがあります。議員おっしゃられましたように私も無錫へ行ってまいりまして、全く私事として行ったわけですけれども、そこで向こうの要人の方ともお会いして、向こうの方のお話も伺ってきました。天津からもこちらへ来ていただいて訪問をしていただいたというようなこともございます。大切な友人だろうというふうに私は思っておりますので、これからどういうふうにどことというようなことは不透明でありますけれども、積極的に考えていかなきゃならん時期というふうに考えております。
 いずれにいたしましても、新しい国際化計画、こういったものを策定していく、市民を交えて専門家の意見等も聞きながら検討をしていかなければならない、そういう時期にあると、こういうふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。


平成17年ごろ、市長はプライベートな関係で2度、無錫を訪問しています。
市長の友人が経営する松阪市の企業の現地工場の竣工式に出席するためだったと思います。
その会社の関係で無錫と松阪の人的交流は続いています。
市長の口から中国の都市と姉妹都市という話が出てきたとき、たぶん、無錫だなと思いました。
確か、最近の夕刊三重が書いていたように、これまで続いて機きた民間レベルの交流の実績もあり、無錫との姉妹都市を拒否する理由は見当たりません。
市長は、姉妹都市の選定にあたっては検討委員会も立ち上げ、そこで検討させました。
結論はやはり無錫でした。