栗の赤ワイン煮
この時期、林の中を歩いていると時々栗の実が落ちている事があります。
勿論、きのこ写真はそっちのけで拾います。
その時々で小さな栗や比較的大きなものまで大きさはまちまち。
小さな栗は皮を剥くのは大変ですが、大きな栗より味が濃く、とっても美味しい。
拾った栗は鬼皮だけを剥いて渋皮煮にします。
赤ワイン煮やブランディ煮や黒砂糖煮・・・と味付けは色々。
少量づつ小分けにして冷凍しておくと突然のお客様に重宝しますし、壜に詰めて手土産にもします。
ペースト状にして、モンブランや他の和菓子に変身させるのも楽しいものです。
作るのに手間のかかるお菓子ですが、美味しさには勝てません。
作り方を簡単に
1、栗を一晩水につけるか、ぬるま湯に数時間つけて鬼皮を丁寧に剥きます。
(渋皮に傷が付いたものはダメ)
2、鬼皮を剥いた栗をたっぷりの水に入れ、沸騰したら火を弱めタンサンを入れ、(栗1kgに対し、大匙1)弱火のまま1時間茹でる。
3、1時間茹でた栗を水に戻し竹ぐしで、スジやケバを取ります。
4、綺麗に処理をした栗を鍋にたっぷりの水を入れ茹で、煮立ってきたら弱火にして30分茹でる。(沸騰させると渋皮が破れて溶けてしまうので要注意。)
5、別の鍋に茹で上がった栗を入れ、赤ワインと水1:1で栗が浸るくらい。
砂糖は栗(皮付きの)の8割程度を2,3回に分けて入れる。
弱火にして30分。照りを付けたい時は弱火のまま水分を飛ばしていきます。
*赤ワイン100%で作ると酸味の利いた違った美味しさが楽しめますよ。