野の花語り

野山歩きで出会った野の花や昆虫たちとおしゃべりしながら時々道草も・・。

小さな花たち

2007-05-31 17:04:16 | 野の花

ハクチョウゲ

何気なく見ているハクチョウゲも、こうしてアップで撮ると思いがけない魅力的な姿を見せてくれます。


ユキザサ

花を、降る雪にたとえ、葉が笹の葉に似てるという事から名づけられているようです。
素敵な命名ですね。
ブナの根元に咲いていました。


サワハコベ


ノミノフスマ

こちらの名はユーモラス系。
写真には写っていませんが、茎を包み込むように付いている葉の様子から命名されているようです。ノミの衾(お布団)


ホウチャクソウ

別名、狐の提灯。

ウスバシロチョウ

2007-05-30 17:04:11 | 昆虫

ウスバシロチョウ

中国山地の峠で1度遭って以来、もう一度遭ってみたいと思っていたウスバシロチョウ。
標高800mの湿原で出会う事が出来ました。♪
危うげに飛ぶ飛び方は、ウスバシロチョウに間違い無く、しかも10数頭が飛んでいます。



ところが日曜日の湿原なので、ショウブや湿原特有の植物を見に来た人が多く、カメラを構えると人が通り過ぎていき、蝶は逃げるを繰り返し、人の多さに閉口。平日に来るべきだったと後悔しました。



人間は、遭う事の困難な昆虫や植物に出会うと舞い上がってしまうという困った生き物です。
ウスバシロチョウを追っているのは私1人でした。

答えは・・・

2007-05-27 20:22:52 | 野の花
一昨日の答えは一枚目から順番に・・・


ナガミヒナゲシ

蕾、花、実が一緒に写っていますよ。♪


アメリカフウロ

これも実が一緒に写っていますね。


ショウジョウバカマ

3枚目はショウジョウバカマでした。

花が終わった後の実も、結構絵になりますね。

これ、なぁんだ?

2007-05-25 20:10:26 | つなぎゆく命


この実の形が名前の由来になっていますよ。
我が家の庭では、まだ咲き残っています。



野の花を観察してる方には、易し過ぎる問題ですね。



私は束ねてドライフラワーにします。
小さなドライフラワーのブーケが出来ますよ。

3つ共分る人は、野の花観察検定3級を進呈します。(海華方式)

答えは明日ね。♪

今日の秋吉台

2007-05-24 18:50:05 | 野の花

ムラサキ

秋吉台に郭公が鳴き始めると、ムラサキの花が咲き始めると聞いた事があります。
裏秋吉台の台上を歩いていると、郭公の鳴き声が爽やかな風にのって聞こえてきました。
ほら!ムラサキの白い花が太陽に映えて咲いていましたよ。♪


フナバラソウ

石灰岩の間から顔を覗かせているフナバラソウ、石灰岩が邪魔をして写真を撮るのは至難の業です。


コキンバイザサ

小さな花のコキンバイザサは、笹の葉に隠れて見つけにくくなっていますが笹の葉を掻き分けると・・・こんにちは♪


カノコソウ

ドリーネの周辺を淡いピンクに染めて、昆虫たちの憩いの場になっています。


ホザキザクラ

今日の目的は、このホザキザクラ。
数cm~10cm前後の茎に5mm程の小さな花をつけて、ひっそりと咲いていました。
生育地は、山口県、鹿児島県、沖縄となっています。
山口県は生育の北限となっていて貴重な存在のようです。
林道の斜面の土砂崩れが起きそうな悪い環境に、僅かに生育しています。
山口県カテゴリーで絶滅危惧1A類、環境省カテゴリー1B類に指定されています。


四万十川

2007-05-22 20:12:46 | 風景

四万十川

足摺岬、四万十川の文字に釣られて参加したある旅行会の一泊旅行、山口県西部から高知県の足摺岬までを一泊の行程は、かなり強行軍でしたが四万十川の清流が疲れを癒してくれました。


柴漬漁

1m程に切られた広葉樹の枝を束ね前日に川に沈めておくと、鰻やカニ、川エビなどが潜り込んでいる。それを引き上げ、タモですくい取っているところです。



鰻を掴んで満面の笑みの漁師さん。


投げ網漁

かなりのテクニックがいるようです。
小さな船の舳先に立つこと事態、テクニックがいりそう。



いつもは、このお堂の側で間寛平さんのお母さんがお接待の傍ら、ユーモアの溢れるお話をされ、人気を呼んでいるという事でした。
この日はお風邪を引いて休まれていらっしゃったようです。
間寛平さんは高知県の出身なんですね。

薔薇

2007-05-19 19:09:06 | 庭の花


園芸品種のバラは、私の中では漢字の薔薇がバラ。
野の花に心が移っていても、薔薇には心を残しています。







泊まりがけで留守をしますので、皆さんのお持て成しを薔薇に託して・・・。

こだま

2007-05-18 18:07:08 | 野の花

チゴユリ

金子みすず童謡集から

   こだまでしょうか

 「遊ぼう」っていうと
 「遊ぼう」っていう。

 「ばか」っていうと
 「ばか」っていう。

 「もう遊ばない」っていうと
 「遊ばない」ていう。

  そうして、あとで
  さみしくなって、

 「ごめんね」っていうと
 「ごめんね」っていう。

  こだまでしょうか、
  いいえ、だれでも。

         
         ギンラン

         易しい童謡の中に真理がある。金子みすずさんの凄さを感じます。



最近続いている、心に関わるのではないかと思える悲しい出来事も、何かの木霊なのでしょうか。

アゲハチョウの仲間

2007-05-17 19:21:34 | 昆虫

ナガサキアゲハ    5月14日 菩提寺山

5月に入って撮った、アゲハチョウの仲間達。
ほんの少し前までは、黒い蝶は皆同じにように見えていましたが、最近は少しずつ判別出来るようになりました。
とはいうものの、まだ初心者マークが頂けるかどうか疑問です。


クロアゲハの雌     5月14日 菩提寺山

☆ あすかちちさんに教えて頂きました。
  有り難うございました。


モンキアゲハ     5月13日 山口市

きのこの観察会の時、蝶を見つけた会員の方から「Kさ~ん、蝶々がおるよ~。」と声がかかります。
きのこ観察会では、いつの間にか昆虫撮りの海華になっています。
写真はその時のもの。


アオスジアゲハ    5月4日 美祢市

アサギマダラと共に大好きな蝶です。



昨日の観察から

2007-05-16 19:31:06 | 昆虫
☆ あすかちちさん、きのこ山書房さんのお陰で名前が分かりました。
  有り難うございました。


スジベニコケガ

忙しい時は、小さな出来事が色々と重なるもので・・・と昆虫の名前を調べられない事の言い訳ををしています。



マルウンカ

この子の名前も、確か昨年教えて頂いたような?


ホタルカミキリ

赤いチョッキのダンディ君で誤魔化そうとしてるよ海華さんは。


ダイミョウキマダラハナバチ

何と!、単為生殖という、雄を必要とせず繁殖するそうですよ。
更に、ヒゲナガハナバチに卵を産み付け育児をしてもらう、ちゃっかりやさんだそうです。

超可愛いけれど、近づくと刺されちゃうかな。