ここのところ、というか正確に言うと、書いてから投稿までに1週間ほど時間差があって、その頃少し時間の余裕があったので公演の感想文をまとめていたのですが、その後の予定で時間切れ、いったんストップしました。
できたのは3月末に観た分までで、4月にも入れなかった~。
またメモが暗号化せんうちに、もっとコンパクトに!ぽつぽつと書けたらなー、と思っています。
こうして作品と向き合って過ごして、あらためて公演 . . . 本文を読む
このしたPosition!!
「太宰さんとゴーゴリさんをやります公演」……「葉桜と魔笛」「鼻」
西陣ファクトリーガーデン 3月27日(木)
「葉桜と魔笛」作:太宰 治 演出:山口浩章
動きに、はっとさせられる。長椅子にばっと飛び乗るときや、すっと伸ばされた手に。
若くして死を迎えようとしている妹との最後の日々を、老女となった姉が回想する。話の登場人物には死に近い人たちが出てきて、その物語やい . . . 本文を読む
燈座「父を葬る」作:石原 燃 演出:キタモトマサヤ
インディペンデントシアター1st 3月20日(木)
これまで生かされてきた時間のなかで、「みんな繋がっている」ということについて学ばされ、それは1度の学びではなくて、いろんな形で学びなおし、人生のいろんな大事なときにその思いを見つめることが多くあった。繋がっているという感覚は、救いや歓びをくれるものであり、同時に罪の意識、自分を問い直すもので . . . 本文を読む
先週から風邪をひいていたのですが、今週になって治った~と思っていたら、ぶりかえしてしまいました。
しかも先週よりひどくなって、今日は吐き気と頭痛でほとんど一日中横になっていました。
そのことで人さまに助けていただいたり、迷惑をかけたりなんかもして、自分の身体にも、とにかくあらためてたくさん教えてもらってるねんでぇ~とか思って「それもありがとうやな」なんて言ってはみるけど(嘘くさい?)、やっぱりしん . . . 本文を読む
MONO「のぞき穴、哀愁」作・演出 土田英生
3月11日(火) HEPHALL
大阪駅が随分変わって周辺も変わった。もっとずっと前、あれは何年前?オレンジルームがなくなって、その後新しくHEPHALLができて、そしてまたそれからも、かなり時間が経っている。赤いクジラの下を通り、エスカレーターを上がりながら、以前より幾分年月を重ねたHEPの店内を見、それぞれの場所で流れてゆく時間を考えながら劇場に . . . 本文を読む
M_produce try out リーデイング公演
B 「ローランドゴリラとビーバー」
3月6日(木)京都市東山青少年活動センター
前回記事に続き……。
AとB、二本立てだったんです。
もう一つも観たかったなあ。
「ローランドゴリラとビーバー」作 土田英生 演出 村上慎太郎
空間の使い方がかなり演劇に近い形。
脚本は持っているけれど、喫茶店の空間に模して、立ち上がったり歩いたりもする。
. . . 本文を読む
M_produce try out リーデイング公演
A 「そこにあるということ」
3月6日(木)京都市東山青少年活動センター
感想文のまとめ、ようやく3月に突入。
京都の若手演出家3名による、90年代を代表する劇作家の作品のリーディング公演。
もったいないことに、あんまり自分より若い世代の演劇を観ることができていない。
7~8年前、自分よりずっと若い世代の公演を観て、彼らのもつ不満や傷心 . . . 本文を読む
繁盛亭大賞受賞者の会「できちゃって、育っちゃったらくご!!」
2月17日(月)、繁盛亭で。
面白かった。
私はお正月に京都のアトリエ劇研でする俳優さんたちによる「劇研寄席」が大大大好き!でして。でも落語家さんの落語じたいに触れる機会が少なくて。
しかしもちろん聞きに行って楽しい時間をいただいたこともあって、超有名だけれど、笑福亭鶴瓶さんや、立川志の輔さんの落語は以前舞台で生で見て聞いてとても面 . . . 本文を読む
桃園会 「のにさくはな」
作・演出 深津篤史
アイホール、2月6日(木)
居心地が悪くて。
出てくる人たちは、投げやりだったり、どこか攻撃的だったり、キレていたりして。ドラマだとか、日常でも重宝されるところのやさしさがほとんど見られない。
いろんな場面の混在、違う時系列と場所とが繋がって世界がぐねっとなる、揺れて酔いそうになる。
団地の住人おのおのの家族たち。身近な事件。テレビのニュース。明る . . . 本文を読む
ミクニヤナイハラプロジェクト「シーザーの戦略的な孤独」
作・演出 矢内原美邦
大阪市立芸術創造館にて 1月16日(木)
もうずいぶんと前になるのだけど、矢内原さんのニブロールの公演を観て、「かっこいいわー」と思ったのは覚えている。けど、どんなだったか、もうまるで覚えていなくて、情けない、もったいない。髪が長く肌の色が白くてほっそりとした女の人がぎゅっと自分の肩を抱いて、問い詰めるようにあるいは怯 . . . 本文を読む
演劇ではないのですが…。映画「かぐや姫の物語」(高畑勲監督作品)を観たのですが、とても良かったです。この感想も1月に書き残していたので、加筆訂正して掲載いたします。
★ ★ ★
もう、あの絵が、動きが、とても素晴らしくて。
生きてるなぁ!と感激した。
人も、自然も。
肌触りを感じる。風が吹くのを感じる。
膨大な手間ひまと時間をかけて、届けてくださったことに感謝した。
赤ちゃんのときの姿、愛し . . . 本文を読む
ご訪問ありがとうございます。
いま、久しぶりに少々風邪をひいています……。でも、年に1回くらいの風邪は毒素を出せるからかえってよい、というようなことを聞いたことがあるので、身体が頑張ってくれてるのかなと思っています。
さて、もうずいぶんと前なのですが、感想を残していたものをいくつかアップしたいと思います。
★ ★ ★
劇研アクターズラボ+ルドルフ
絶対大丈夫かVol.2「フンベルバルディング . . . 本文を読む
ブログ更新、とても久しぶりなのです。
何人か見てくださっている方がいたのを知って、たまたまな方がほとんどなのかもしれませんが、それでも嬉しくありがとうございます。もしたまたまでなくてご訪問していてくださっている方がいたら、それこそとても嬉しく、感激です、ありがとうございます。
いま、演劇活動はお休み?していまして、だけど、観ることは以前に比べれば少なくなりましたが続けております。
それで、最近 . . . 本文を読む
昨夜、應典院に、河瀬直美監督の作品「塵」上映とトークショーに行ってきました。
(應典院、とてもええ場所やなぁ。実は3度目くらいと思うのだけど、昨夜はすごくええなぁと思った。また来たい)
今年2月に亡くなられた養母(映画の中ではおばあちゃん、って呼ばれていた)の姿を追う作品。
何度となく大写しにされるおばあちゃんは愛おしさにあふれていて、それは河瀬さんの視線であったり、おばあちゃんの姿・存在そのも . . . 本文を読む
昨日は京都デイでした。
先日dracom祭典「弱法師」で訪れていたばかりでしたが。
まずは、京都でなんだかんだと購入するものがあったのでした。
なんとか買い終えて、すぐ近くの西本願寺に参拝。
手を合わせ、振り返るとそこには東南アジア系の方のような美しい青年がこちらを見つめている。
休憩所に行くと、またその青年がいて、しかもまたもや目が合って、
「ああ、どうしよう、見初められてしまったの? 初め . . . 本文を読む