本日で50歳を迎えました。
50年前の今日、私を産んでくれた母親、そして傍に寄り添い迎えてくれた父親、二人とも
お陰様で元気にしてくれております。
産んでくれた事、そして今も元気にしてくれている事、両方に感謝したいと思います。
半世紀を生きてきた実感は乏しいですが私にとってこの夏は生まれた年の20年前に終わった「戦争」について
特に思いを馳せる夏となりました。
去る2月に訪韓した際、本年が日韓国交正常化50年に当たる事が話題となり今日の両国の関係が自分の年と同じ事に感慨を覚えました。
そしてその前にあった両国をはじめとするアジアの歴史を自分の年齢という物差しに当てがってこの節目の年に色々と確認をしたかったという気持ちです。
折しも、現在国会では平和安全法案の審議中でありこれからの日本の姿をどうしていくのか自分の視座を持つためにも非常に有意義なことでした。
映画「日本のいちばん長い日」の鑑賞。
地元遺族会の皆さんと共に靖國神社への昇殿参拝。
左右、強弱、様々な観点で書かれた近現代史本の読書。
それぞれの思いの中にそして思い出の中にあの「戦争」がありそして戦争観があるように思います。
しかし共通しているのは現在のこの国の平和と繁栄の礎を築いてくれた英霊への感謝の気持ちです。
そしてこの「日本」を未来永劫にわたって引き継いでいくにはあらゆる意味でこの国をしっかりと護って行く覚悟が
必要であることも痛感しました。
あの戦争でまさに命を賭して多くの英霊が護ってくれたのが現在の、そしてこれからも続く「日本」であり
私たちにもそれに劣らない覚悟が必要という事です。
50歳になってちょうど年齢的にも社会の真ん中、責任ある世代になりました。
もちろん、今は政治の世界にも身を置いております。
そのような意味で自分のそして同世代の双肩にかかる責任は非常に重いものだと自覚して残りの人生を送っていきたいと思います。
世代のバトンタッチまで。