My Favorite Miami

現地在住者によるマイアミとそのお勧めスポットを紹介するブログです

高級シーフードレストラン

2007-12-30 | Weblog
ブリッケルのオフィス街から道を一本入った所にレストランが続々とオープンしています。高層ビルの建設も盛んで数年後にはマンハッタンみたいな感じになるんでしょうね。昼間はビジネス客、夜は近辺の高級マンションに住む人が訪れるでしょうから、レストランにとっては将来有望なエリアと思われます。値段は高いところばかりなので接待でしか利用しませんが、ステーキハウス(Morton'sなど)やシーフード(River Oyster Barなど)の店に行ったことがあります。ホテルも何軒もありますが、マンダリンオリエンタル内のAzulは有名ですよね。自費で行くなら階下のCafe Sambalの方が、料理は同じキッチンで作られてるんだから、よりお手頃な値段で楽しめると思います。

クリスマス前に初めて行った「The Oceanaire」というシーフードレストランがとてもいいと思ったのでここでご紹介します。全米各地に支店を持つチェーンのようですが、メインディッシュが一皿40ドルくらいと高いものの、料理は新鮮でボリュームたっぷり、サービスも行き届き、店の雰囲気も落ち着いていてとても良かったです。担当ウエイター氏によるとここはシーフード版のステーキハウスを売り物にしているそうで、美味しいものをボリュームたっぷりに出しているそうです。どうりで前菜やメインディッシュは二人で分けても十分、デザートは三人で分けてもよさそうな量だった訳です。

(詳しい事はこちらからどうぞ)
http://www.theoceanaire.com/location/index.asp?id=9

ブリッケルでもレストラン前に乗り付けてバレー駐車を頼むと15ドルも取られることがありますが、賑やかな通りの角を曲がると路上駐車できるスペースが見つけられます。メーターにお金を入れないといけませんが1時間で1ドル25セントほどです。街灯で明るいし、車の通行も人通りもあり危険は感じませんでした。

このエリアには有名というメキシコ料理(名前は忘れてしまいましたがぜひ行ってみたい店です)、おなじみの中華のP.F. Chang'sもあります。近くにはPerricone's Market Place & Cafeという店もありここも人気のようです。同じ店ばかりで飽きたと思ったら、ブリッケルにお出かけされてはいかがでしょうか。

クルーズを楽しもう~その2

2007-12-22 | Weblog
4)旅の準備

服装はずっとカジュアル(Tシャツ、短パン、ビーチサンダルなど)で平気です。日焼け対策(日焼け止め、サングラス、帽子など)が一番大事ですが、海上では思いのほか寒くなることがあるので暖かい格好(長袖のシャツ、長ズボン、ウインドブレーカーなど)を一枚づつでも用意した方がいいでしょう。クルーズ会社によってはドレスコードを厳しく定めているところもありますが(本日はフォーマルウエア着用、このレストランではジーンズは不可など)そういう船でも必ずカジュアルな服装のままで利用出来る飲食施設はあります。スーツケースに余裕があれば、ちょっとしたレストランに出かける時に身につけるような洋服、靴、アクセサリーなども持っていけば旅は一層楽しくなることでしょう。

服装の他には日常使っている化粧品、身の回り品、嗜好品、薬などを忘れないようにして下さい。船内にも売店はありますが品揃えは少ないので必ずしも好みのものが見つかるとは限りませんし値段も割高です。寄港地も小さな島ばかりですので、本格的なスーパーやドラッグストアを見つけるのは困難です。パソコンやカメラ、iPodなどの電子機器は客室内のコンセントから充電出来ます。プラグは日本と同じ形ですし電圧も120Vほどですからアダプターは不要です。客室からインターネットが出来るかどうかは各船会社に問い合わせた方がいいと思います。船内で本格的な和食は食べられませんが、アメリカナイズされた寿司、鉄板焼き、しゃぶしゃぶ、中華料理などは豊富ですので、洋食は全く駄目という方でない限り不自由は感じないと思います。

5)節約の裏技

クルーズは出発時期によって値段が何万円も違いますので、時間に余裕のある方は安くなる時を狙うのが良いと思います。何カ所かウエブサイトを比較して調べた方がいいですが、船会社のサイトから直接予約すると値段もほとんど同じで無料アップグレードなどの得点を受けられることがあります。夏のカリブ海は値段は安くなるでしょうが、夏の間はハリケーンが来る恐れがあるので、クルーズが中止または中断される恐れがあるの注意が必要ですけども。日本からのツアーに参加するのではなく、個人でクルーズを手配すれば、ガイドさんの案内は受けられませんがその人件費の分だけ安くあげられますよね。

それから同じ船でも部屋のグレードによって値段は大きく変わりますので、どんな所でも安眠出来る自信のある方は内側の窓のない部屋にすればいいでしょう。後は出来るだけお酒を飲まないように、追加料金のかかるレストランにいかないように、ギャンブルなどしないようにすれば(スロットマシーンの還元率は最悪です、笑)一日一万数千円できれいな海と楽しい船旅が楽しめます。どの船でもお酒は持ち込み禁止と思いますが(免税店で買ったものは下船まで船内預かりになるようです)、年に何度もクルーズに行く知人はアイスティーのペットボトルにウイスキーを入れたり、スプライトのペットボトルにウオッカを入れたりして工夫しているそうです。僕はやったことがないので成功するかどうかは保証出来かねますが(笑)

オプショナルツアーも高いのは100ドル、200ドルも取られますが、事前に下調べをして「ケイマンアイランドではセブンマイルビーチに行ければ良い」と決めたら、港で自分でタクシーを捕まえればほんの10ドルほどの出費で済むでしょう。船で朝ご飯をしっかり食べて、フルーツなどをビュッフェから失敬していけば(^^;)、食事代もかかりません。船内ではカメラマンがあちこちで写真を撮ってくれ、それは後ほどプリントされて高い値段で販売されますが、購入する責任はありません。僕は最初から撮影も断ってます。

最後にショッピングについてですが、前回クルーズに行ったときに同行者の一人がコズメル(メキシコ)でブランドものの指輪を買ったら900ドルほどだったのですが、次の停泊地ケイマンアイランドで何気なく値段を聞いたら725ドルだったので真っ青になってました。元値もよく知らないにに、何となく安そうだし、免税の上に更に5%も引いてくれたからと衝動買いして失敗でした。島によって免税率が違うのか、それをどうやって事前にリサーチすればいいのか、僕には分かりませんが、皆さんはこのような悔しい思いをされないようにして下さい。

この文章を読んで、一人でも多くの方がクルーズをしてみようと思われるよう願っています。

(完)

クルーズを楽しもう!

2007-12-22 | Weblog
マイアミに来てから年に一度はクルーズに行っています。クルーズは格安な値段で楽しめるので近年アメリカでは一番人気のバケーションと思いますが、マイアミ在住者は遠くから飛行機に乗って来る人よりも更にお得に楽しめます。中国人は沢山乗っていますし、インド人もちらほら見かけるのに、日本の方にはめったにお会いしないので、もっと多くの方々に楽しんでいただけたらと思いここでご紹介します。

僕がクルーズを好きな理由ですが、まず第一は値段です。一日100ドルちょっとからという値段なので、飛行機に乗ってどこかのリゾートへ行くのに比べたらほぼ半分の値段ではないでしょうか。それに加えて移動が楽ということがあります。自室に荷物を広げたら航海の間はそのままにしておけます。人それぞれに気ままな過ごし方が出来るのも魅力です。二人とか四人のグループで行っても、各々ずっと日光浴をしたって、自室で本を読んでのんびりしていたってかまいません。気が向いたら部屋を出てほんの数分歩くだけでショーを見たり、マッサージを受けたり、習い事をしたり、カジノで運試ししたり、、、と娯楽が満載で、飲食施設も船内に十カ所以上ありバラエティーに飛んでいますし、寄港地ではオプショナルツアーやショッピングも楽しめます。

クルーズをしたことのない方は、何となくイメージとしていろいろ決まりがあって堅苦しいのではないか、タキシードやイブニング姿で社交ダンスしなければならないのではないかなどと心配されるかもしれませんが、それは全くの取り越し苦労です。普通のアメリカ人の家族連れが大挙して乗船する観光クルーズ船では、たとえそういう催しがあったとしても、参加が義務づけられている訳ではありませんので、ディズニーランドにでも行くような気持ちで気軽に利用して下さい。

1)クルーズの選び方

まずはwww.cruises.comのような総合サイトにアクセスしてみましょう。出発日、出発地、旅の日数を入れて検索すると数十件のプランが出てきます。どこの船会社のどの船を選ぶか迷う所ですが、周りの人に聞いたり、ネットでどういう評価を受けているかを参考にすればいいと思います。小さな子供連れの場合はどれだけ子供向けの施設やプログラムが充実しているかで選ぶのもいいのではないでしょうか。食事時間や服装などに厳しい船会社もありますので、そういう規則に縛られたくない方は各社の説明書きを注意深く読んで研究して下さい。

船の新しさや部屋の広さも重要なポイントです。多少値段が高くても船が新しい方がより快適に過ごせます。部屋の大きさについても、一番安いのは船の内側の窓の無い部屋、その上は窓のある部屋、その上はバルコニー付き、、、となりますが、スペースが広いほど快適ですし、そういう部屋は船の上部にあり揺れも少なく感じます。

営業妨害と怒られたら困るので伏せ字にしますが(^^;)、二人の同僚からカー○バルという船会社だけは二度と乗りたくないと聞いた事があるので、僕はここだけは避けています。酔っぱらって一晩中騒ぐ人が集まるというイメージがあります。

2)クルーズの代金に含まれるもの、含まれないもの

クルーズの料金で例えば7泊で$1000という場合、これは二人で一部屋を使用する場合の一人当たりの料金です。部屋を一人で使用するには追加料金がかかります。同じベッドで添い寝する場合でも子供は子供料金を払わないといけないと思います。この値段には宿泊代、食事代(のほとんど)と船内で提供される娯楽(のほとんど)が含まれています。客室やバスルームは狭いと言えば狭いですが日本のビジネスホテルみたいに機能的に作られていてクローゼットや引き出し、金庫などもあります。スーツケースなどはベッドの下に収納出来ます。

食事は好きなだけ何度でも食べられます。船内には飲食施設が十カ所以上あり24時間どこかで何か食べられ無料ですが、そのうちの高級なレストランのいくつかで追加料金を取られます。(例えばフレンチレストランは一人15ドルの追加など)。特別メニューで追加料金のかかることもあります。(例えばロブスターは10ドル追加など)セルフサービスのところはチップも不要、ウエイターやウエイトレスが給仕してくれるところは僕は数ドルのチップを置きました。飲み物もコーヒーやフルーツジュースなどは無料、炭酸飲料は一日7ドルで飲み放題、お酒は全て有料(ビールやワインは5ドルくらいから、カクテルなら8-10ドルなど)というシステムです。ルームサービスも無料ですが、持って来てくれた人に数ドルのチップはあげた方がいいと思います。

娯楽は大ホールでの歌や踊りなどのショーなどから映画、講演会、ナプキンのたたみ方講習会などまで無料の催しが沢山ありますが、カジノやカラオケルーム、ゲームセンターなど有料施設もあります。

3)乗船の手順と船内での過ごし方

港のターミナルに着いたら入り口の前で荷物の世話をしてくれるポーターが待機していますので、その人に貴重品以外の荷物を預けましょう。僕はチップをスーツケース一個あたり2ドル渡しています。預けた荷物は1、2時間で自室前まで運んでくれます。荷物を預けたら次はターミナル内のチェックインカウンターに進み、国際線の飛行機に乗る時のようにパスポートやビザを提示して、写真を撮られ、それとひきかえにIDカードを受け取ります。これは乗船下船の際の身分証明書だけでなく、客室のカードキーでもあり、船内での支払いの際にも提示しなければならないので大切に所持して下さい。

船に乗ったらすぐさま自室に行ってみるも良し、船内施設を探訪するもよし、ビュッフェは乗船時間に合わせて開けていますのですぐ何か食べることも出来ます。乗船は午後の数時間、出航は夕方で、出発直後は避難訓練があります。部屋に当日の催し物の案内が届いていると思うので、歓迎のレセプションなどがないか、面白そうなショーや映画の上映などがないかチェックして下さい。ここから先どれだけクルーズを楽しめるかは各人の努力と工夫にかかっています。レストランやオプショナルツアーなど予約が必要なところは早めに押さえておく方がいいでしょう。

クルーズでは何カ所かの島に寄港しますので、オプショナルツアーに参加なくても、港の外に連なる免税店や土産物屋を見て回って見て気分転換して下さい。船内の説明会では「宝石や腕時計が2割以上安い!」などとさんざん煽られますが、宝石はデザインも質も良くないような気がしますし、ブランド品は島によって売ってるものも値段もまちまちですので、このブランドのこの時計の通常価格はいくらというのを乗船前からリサーチしておくほうがいいと思います。船のショッピングアドバイザーに質問してどこで何を買うのが良いか聞くのもいいでしょうが、彼女たちもコミッションで働いていると思うのでどこまで信用出来るかは疑問ですけどね。どこのお店でも「これがベストプライスですか?」と聞くと多少の値引きをしてくれますのでぜひ値切ってみて下さい。

クルーズの最終日の夜にはそれまでに使ったお金の精算を済ませます。他には満足度のアンケートに答えたり、翌日の下船にそなえて税関申告書を記入したりという仕事もあります。一日に何度も部屋の掃除をしてくれた清掃係の人にも心付けをあげたいところです。以前乗船したクルーズでは、従業員用に一日10ドルのサービス料を加算するところや、一日あたり3ドルくらいのチップをあなたの部屋の清掃係に渡してやって下さいと依頼して来る所もありました。サービス料が加算されていたとしても全部が彼らの手元に渡るとは思えないので、20ー30ドルくらい別にあげるようにしています。その他にも特別に親切にしてくれたウエイターやウエイトレスなどがいたらその人にも10ドルでも20ドルでもあげたら喜ばれますよ。(食事時間やテーブルが指定されるクルーズの場合、何度も同じウエイター又はウエイトレスが給仕してくれることがあり、世間話をしたりして顔なじみになるからです。)

(続く)