昨日、同じフロアーで働く隣の部門の若い男性が「ライブラリースクールに行く事にしました」と報告に来ました。司書のサポートの仕事をしてくれているんですが、真面目でよく働いて、人当たりもいい青年なので、僕たちの仕事ぶりを見て司書も悪くないと思ってもらえたのかなと考えたら嬉しくなりました。
アメリカでは大学院を出ないと取れない資格なんですが、リベラルな職場で男女差別などもなく、能力があればマイノリティーでもどんどん認められ、責任のある仕事をさせてもらえますし、民間企業よりはずっと不況の影響も少ない安定した職業で、定年もありません。(たいがい65歳前後でやめますが、、、)大学の図書館では教授と同じ福利厚生を受けられます。給料は決して高くないですが(^^;)、大きな組織や大きな部署を監督する人なら10万ドル以上の収入を得ている人はざらですので、贅沢を言っては罰が当たるでしょう。
子供の頃は図書館で毎日本を読んでいられたら幸せ、、、なんて風に司書のことを考えていたんですが、実際は全然違ってました。職場内での勢力争い、よその部署と責任の押し付け合い、外部の偉い人の無理難題にも悩まされ、テニュア(終身在職権)を獲得するまではひどい同僚にも愛想良く振る舞わねばならず、自分の仕事の責任以外のところで結構気を使います。
僕は何もなかったところから地道にウエブサイトを立ち上げたり、訳の分からないの質問の答を探し出したり、ちょっとボケかかっているのでは?というようなお年寄りの卒業生に親切にしてあげる時などにこの仕事をやっていて良かったなと感じます。5年、10年というスパンで見ると、図書館の中でもいろいろ違う内容の仕事をしてきたんですが、将来は日本の古書籍の分野にシフトしていけたらいいなと思って、去年からボランティアで浮世絵のリサーチの仕事をしています。アメリカでも日本や中国の古書籍に関する短期コースをいくつも受講出来るので、数年以内にそういう勉強も始めようと思っています。80歳になっても名物爺さんとして司書をしていたら愉快でしょうね(笑)
アメリカでは大学院を出ないと取れない資格なんですが、リベラルな職場で男女差別などもなく、能力があればマイノリティーでもどんどん認められ、責任のある仕事をさせてもらえますし、民間企業よりはずっと不況の影響も少ない安定した職業で、定年もありません。(たいがい65歳前後でやめますが、、、)大学の図書館では教授と同じ福利厚生を受けられます。給料は決して高くないですが(^^;)、大きな組織や大きな部署を監督する人なら10万ドル以上の収入を得ている人はざらですので、贅沢を言っては罰が当たるでしょう。
子供の頃は図書館で毎日本を読んでいられたら幸せ、、、なんて風に司書のことを考えていたんですが、実際は全然違ってました。職場内での勢力争い、よその部署と責任の押し付け合い、外部の偉い人の無理難題にも悩まされ、テニュア(終身在職権)を獲得するまではひどい同僚にも愛想良く振る舞わねばならず、自分の仕事の責任以外のところで結構気を使います。
僕は何もなかったところから地道にウエブサイトを立ち上げたり、訳の分からないの質問の答を探し出したり、ちょっとボケかかっているのでは?というようなお年寄りの卒業生に親切にしてあげる時などにこの仕事をやっていて良かったなと感じます。5年、10年というスパンで見ると、図書館の中でもいろいろ違う内容の仕事をしてきたんですが、将来は日本の古書籍の分野にシフトしていけたらいいなと思って、去年からボランティアで浮世絵のリサーチの仕事をしています。アメリカでも日本や中国の古書籍に関する短期コースをいくつも受講出来るので、数年以内にそういう勉強も始めようと思っています。80歳になっても名物爺さんとして司書をしていたら愉快でしょうね(笑)