out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

雨の試合前は世界遺産周辺散策など

2016-09-28 16:11:00 | 栃木県他エリア

2016年9月19日(月)
日光市、神橋

 yukoさん宅でみんなと会って、食べて、しゃべり、楽しく過ごした日の翌日、19日(祝・月)。 私はバックスの試合参戦のため市街地に泊まり午前中をどうしようかと。 まぁ、雨になることはわかっていたので予め考えていた通り、世界遺産周辺を散策する。

 実は以前より行きたかった場所が数か所。 筆頭は二荒山神社から行者堂を通っての滝尾神社詣で。 滝尾神社には何度かお参りや撮影に行っていますが、いつも滝尾神社の下まで車で行ってしまいます。 車道わきに見られる開山堂などは車を止めて参拝、撮影に寄ったこともありますが、行者道がどこにあるかわからない。
 また、弥生祭の時に行者堂へ向かう二荒山神社脇の参道は見たことがあったのですが、その先は入ったことがなく、車道で滝尾神社に向かう道との距離感などもまったくわからず、ますます興味がわいてきたのでした。

 あまりひどい雨なら世界遺産周辺だけを見て回ればいいと思いましたが、それほどの降りでもなかったので、傘をさして行者堂に行ってみることにしました。


朝八時ごろ。 天気が悪いのでさすがに上鉢石駐車場もガラガラです。


こちら天海大僧正の銅像。 実はずっと勝道上人だと思っていました。(^o^;
天海大僧正が本当は明智光秀だった、というのは本当なのでしょうか?


この階段から上がってゆきます。
途中左に向かってゆく階段があったので、「どこに行くのだ?」と思い進んだら、
振り出しにもどって神橋前に降りてしまいました。w


なので、ここから上がってゆきます。
世界遺産周辺の石積みには苔やたくさんの植物が育っていて面白いです。
イワタバコもたくさん見られました。 咲いているところを見たいなぁ。


こちらこそ正真正銘の勝道上人。
背後の木々が紅くなり始めていました。


まだ静かな、東照宮前。 この日はここを左に曲がって二荒山神社へ。


はい、到着。


境内には八方除けがありました。
外国の方が右の説明板を見て正しくくぐっていることに感心しました!


大猷院。 こちらにも寄りませんが、
11月まで徳川家康公の御位牌を拝見できるのですよね。
始まった当初はまだまだ余裕、と思っていましたが、あっという間にもうすぐ10月だなぁ。


二荒山神社と大猷院入り口の間にあるここが滝尾神社に向かう参道、もしくは女峰山に向かう登山道。


そうそう、この道。


女峰山まで登るのは想像もつかない。


ずっと階段や石畳で整備されたルートでしたが、途中結構な登りもありました。


20分弱で行者堂。 ここだぁ~!
地図を見てもいまひとつ車道との位置関係はピンときませんが。
こちらでは健脚になれるよう、お祈りしてきました。


お堂の左方面が女峰山へ向かう登山道です。


右の方へ下れば滝尾神社方面。


階段を降りたところで車道に近づくのかと思ったら、まだ車道は見えません。
けれどこの先滝尾神社までの石畳はだいたい分かったので、神橋方面に下ります。


車道より少し山側を歩いているのですが、雨と言うこともあり歩きにくさと寂しさ倍増です。w


ここまで来て車道が見えたので、石の上を歩くのに疲れたのでそちらに行きました。
ここには徳川家康が関ヶ原の戦いで乗った馬が葬られています。
なんだかリアルに歴史を感じます。


開山堂です。 私は車道を歩いてきましたが、
石畳を歩いてくるとここに出てきます。





開山堂の裏に勝道上人のお墓がありました。
お堂に祭られているものと思い、ここにお墓があるとは気付きませんでした。


「仏岩」も初めて見ました。
この岩の上に仏の形をした岩が並んでいたそうですが、
地震で崩れた、と言われているようです。


ここは稲荷川の橋の方から来る道との分岐。
山内方面に向かいます。
ここから山内方面はこちらからも、向こうからも歩いたことが無いので、
どこを通ってどこに出るのやらまったく見当がつきません。

しかもヤマップでとってたログが勝道上人のお墓後から途切れてしまっている。 怖ひぃぃ~。(;´д`)


ちょっと歩いたら輪王寺の裏の方にでも出るのかと思っていたら、
案外角々曲るような感じで。。。
「史跡探勝路」や「東照宮近道」などの道標に従って行くと、


ここに出ました。 
一の鳥居の先、東照宮入場券売り場の横、東照宮へ入って行く大きな門の向かって右側です。
時間が昼時になってしまったので、混まないうちに本宮カフェを探さないと。


ありました。 神橋の交差点から階段を上がってすぐの所です。
私は朝来る時に、不運にもこの手前で左の方へ曲がってしまったので、ここに本宮カフェがあることに気づきませんでした。w
この頃、神橋方面からホラ貝の音が聞こえたので、カフェに入る前に「なんだ、なんだ!?」とヤジ馬して来ました。


おぉ。 いたいた。
こちらはこの時期行われる、日光修験道山王院の山岳修行の方々です。
薬師岳~地蔵岳を夜通し歩いて修行されたりするのもこの方たちだそうです。
そう言えば、昨年も立木観音から火渡り修行の煙が上がっているのを、
yukoさん達とカヌートレッキングしている時に見たのでした。
この日の前日、みんなでパーティーをしている時にも煙が上がっていたなぁ。

ホラ貝の音、動画でお聞きください。

山伏 山岳修行




では、「本宮カフェ」に入りましょう。
奥に見える鳥居が本宮の鳥居ですから、素晴らしい立地条件ですね。


建物は300年前の神職用住宅を改装しているので、雰囲気も抜群。


雨でしたので室内の窓際の席でコーヒーをいただきましたが、石畳に面して半オープンテラスのような席もありますよ。
木々の奥に神橋が見えます。 この日は結婚式が行われる風景も拝見できました。


 ゆっくり休んだので、一時間ほどで東照宮三猿の修復工事が見られるかと思いましたが、雨も上がりたくさんの人でごった返していたのでヤメにしました。 こういうものは朝一で行くのがいいですね。 三猿が壁面から降ろされ修復される様子を見られるのは、今月いっぱいと聞いています。 (あ。修理作業は平日だけだったそうです。w) 
 こんな風にいつか見られる、と言っていると輪王寺さんの「平成大修理」もあっという間に終わってしまいますね。(29年度末には素屋根(天空回廊)解体が始まるようですよ。 年度末っていつだ?)


東照宮に入らなかったので、まだ見ていなかった東照宮裏の駐車場やその周辺を見に出かけました。 
水路沿いの石積みにはたくさんの植物。 見ていると本当におもしろい。 そして、これは何?


これはアブラツツジ? もう葉が真っ赤ですね。


こちらの葉っぱも真っ赤。


あら。 丸ポストも真っ赤。w

と言う事で、この後駐車場に戻り霧降に向かいました。


霧降アイスアリーナ周囲の紅葉状況。


そして 14:00FO。 私が行ったせいかこの日は負けてしまいましたね~。(ToT)
ま、またそのうちに行きます。 山が入ればそちら優先になるかもだわ。。。w

雨続きの秋は。。。

2016-09-22 23:12:51 | 栃木県奥日光エリア

2016年9月18日(日)
竜頭の滝

  実際にはそんなに雨続きでもないのかな? 自分が出かける日に限って雨が降っている気がするけれど、9月10日には根子岳・四阿山にも登っているし、前日17日は山に登れたそうだし。
 とは言っても18~19日、日光はよく雨が降りました。 18日は久しぶりに多くの日光メンバーと会える日だったので、軽く歩きながら楽しめると良いなぁ、と思っていましたが奥日光エリア突入と同時にドシャドシャ降り。
 早めに着いたので一応竜頭の滝など寄ってみましたが(幸いにも雨は小降り)、葉は色づき始めていますねぇ。

      

 待ち合わせ場所についても雨はひどくなる一方でしたので、お言葉に甘えて yukoさん宅に避難。 避難ついでに「雨がやみそうもないのでもう始めちゃいましょうか。 BBQをするのはどう?」とまで言っていただき、もちろん誰も反対するわけがなくw、美味しい物を食べ続ける一日となりました。w


photo by yukoさん
いっただきまぁ~すっ!!\(^O^)/



photo by やまとそばさん

その後仕事後に駆け付けてくれたやまとそばさんは、お願いしていたDVD持参! 「山の日」制定に栃木テレビで組まれた番組にご出演でした~! 登山日のお天気はいまいちでしたが、説明は軽快でしたね!


 少し雨が小降りになったので、菖蒲ヶ浜を散策。 中禅寺湖の水量も戻り、ボートも鳥も安心している感じ。 長靴を履いていたので少し水の中を歩くと、乾いていた時に生えてしまった草が随分奥まで続いていました。


水の流れ込む場所にはバイカモ。 まだたくさん咲いていました。


何か分からない紫色のかわいい花。

食べて、飲んで、楽しいひと時のあと。 
最後にyukoさんにお願いしてキャンプ場の地獄沢までバイカモを見に行きました。


こちらもたっぷりのバイカモ。 終盤とはいえ、まだたくさん咲いていて、今年も見られて良かったなぁ~。


すると! マスの遡上まで見られました!


婚姻色になったマスが見られるとは聞いていましたが、思っていたよりたくさんいてびっくり!
やっぱり水中対応のコンデジ持って行けば良かったな。(^o^;

とりあえず動画をどうぞ。

マスの遡上@奥日光


この後会はお開きとなりました。 が。。。


この日泊りだった私はもう少し歩きたく、晴れさん、晴れ夫さんとともに戦場ヶ原へ。
夕刻の静かな森の中。 色が変わりつつある木々を眺めて歩きました。


まだ夏の山に未練がありつつも、こんな色の木々を見ると紅葉はどうしよう?、と考えざるを得ませんね。
まずは、天気をどうにかお願いします。m(_ _)m

皆さん、この日も一日ありがとうございました。
特にモモクリさん、yukoさん、いつもありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。(ぇw


モンブラン山群撮影紀行 ~イタリアの空~

2016-09-22 00:26:35 | 2016モンブラン撮影

2016年8月8日(月)
モン・チェティフ山頂(Mont Chetif 2,343m)付近からモンテ・ビアンコ(Monte Bianco 4,810.9m)を望む



 モン・チェティフ山頂に到着し、お昼ご飯を食べ、少し先に立つマリア像の近くまでやってきました。 眼下に見える街がクールマイユールです。 未だイタリアに来た、と言う気持ちは湧いてきませんがここは確かにイタリアなのです。
 その昔 15世紀~18世紀初頭にかけて存在したサヴォイア公国はフランスは地中海のニースからイタリア北西部、最北はスイスのレマン湖までを領土としていたため、もともとはシャモニーもクールマイユールも一つの国の中にあったわけですね。 しかしトンネルもない昔、モンブランを隔てての国内の統治ってどうしていたんでしょう。


 私が立っているマリア像のピークから、みんなのいるモン・チェティフ山頂を見ています。 左の草の着いている岩峰の最上部にみんながいます。 すぐ右に見える黒っぽい岩の針峰群がエギュ・ノアール・ド・プトレイ(プトレイの黒い針峰)。 その後方白く雪の着いた丸いピークがモンテ・ビアンコ山頂です。 こちらの山とあちらの山々の間には深い谷、ヴァル・ヴェニーが横たわっています。


photo by Kさん
Kさんが山頂から望遠で私を撮ってくれました。 このような場所です。



 ひとつ上の写真の位置で私の後方(北東方向)にはヴァル・ヴェニーから続くヴァル・フェレがはるか遠くまで伸びています。 谷の先に見える山はフェレのコル辺りでしょうか。 イタリアースイス国境です。
 高い山々は谷の奥からグランド・ジョラス(Les Grandes Jorasses 4,208m)、ダンデジュアン(Dent du Geant 4,013m)のある針峰群、その次が良く判らず、一番手前のピークの上にエルブロネル展望台(Gere Helbronner 3,466m)があります。


 カメラを左に振って、北西方向にモンテ・ビアンコ(Monte Bianco 4,810.9m)。 丸いドームのような山頂の手前に鋭角に見えるピークがクールマイユール・モンブランと呼ばれるピークかな? 中央やや右に下降する大きな氷河がブレンバ氷河。
 ブレンバ氷河の右側に針峰がありますが、その中に山小屋があるそうです。 そこから夜も明けぬ氷の締まった時間に出発し、雪崩や落石を気にしながらブレンバ氷河を駆け抜けるように横断し、モンブランに登って行く。。。というルートもあるのだと白野さんがおっしゃっていました。 恐ろしやぁ~。


 更にカメラを左に振り、西南方向。 ヴァル・ヴェニーの奥にはコンバル湿原があり、そのさらに奥の山々はフランスーイタリア国境となります。


 アップにするとこのような感じ。 モンブランを中心にヴァル・ヴェニーからヴァル・フェレの両端はまさにフランス~イタリア~スイスの接点で、3国国境を同時に見ることができるこの位置は日本では体験し得ない、なんだかすごく異国な感じと、そこをたどり歩いてみたい気持ちがわき上がってきたのでした。
 実はそんなツアーは現に存在しており、身体が動くうちにまたアルパインツアーさんのお世話になりたい気がするこの頃なのです。w
 まぁ、他に行きたい国が無いわけでもないし、日本国内でも行きたい所はいっぱいなので、どうなるかはわかりませんが。。。


photo by TL鈴木さん











photo by Nさん


下山します。


とても壮大で美しくて感動したのですが、旅も終盤になり少しさびしい気持ちです。








スキー場を抜け、ヴィエイユ小屋に戻りました。 2回の小屋泊最後の夜です。


夕食の時間まで少し間があったので、外に出るとみんなでビールやワインを飲んでいました。
その輪に加わりおしゃべりをしていると、小屋の奥さんから次から次へと差し入れが。w
6日目でだいぶみんなとも普通に話せるようになってきて、楽しい分だけ、さびしいね。


夕食です! さすがイタリアン。
この大皿のパスタが本当に大皿!w


お肉も美味しかったなぁ。


デザートに一人一個のリンゴ。 このボールに山盛り入っていたのに、一個になってから撮るとは。w
けど、この後に甘い物も出たんだっけ? もう忘れてしまった。(^o^;


さて、日が暮れました。 空には煌々と月が。


写真左の明るさは月の光です。 が、星は良く見える。


天の川も良く見えている。


山小屋の2泊とも星空に恵まれるとは、幸運なことだった。
この日も23:30 くらいまで撮影し、翌朝は 4:00a.m.起床(出発?)で朝景撮り。
もう最終日だ。 このくらいのムリは買ってでもするよ。w