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中之島公会堂「ヘルメス神とアテナ神」

2007年01月14日 | 団塊世代
  

  中之島公会堂「ヘルメス神とアテナ神」

中之島公会堂の写真を多く撮りましたがその中で、妙に気になり、超望遠で撮った
のが、正面屋根の上二つの像です

これが何の像なのかをいろいろ調べてみました。なかなかぴったりの説明はありませんでしたが、以下は一部私の想像も入っています

1 2002年のリニューアル時に、復元されたギリシャ神話の二人の神です。
2 この像は太平洋戦争中の金属不足の「金属供出」で一時なくなっていました。
3 左側はヘルメス神(商売の神)
  商業の神であり、旅人の神であり、使者の神である。 そして、面白いことには、泥  棒の守り神ともされている。 翼の生えた靴を履いて、風よりも早く走り、手には使  者の役を示す杖(ケリュケイオン)を持っている。 神々の中でも最も頭が鋭く、ず  る賢く、すばしっこい神である。
    *最近のTVCMで靴のかかとに羽が生えているのはこの羽だったんですね
    *高級ブランドエルメスの原点でもあります

4 右側 アテナ神(知恵の神)
  本来、アテナ神は女神で、知恵の神、戦の神で、左手には槍を持ち、右手には献上杯  を持っている。頭にはコリント式の兜をかぶり、胸にはメデゥーサの頭がついてる。

  公会堂のアテナ神はこれとかなり違い、槍の替りにコンパスを持っているようです
  コンパスが知恵の象徴なのでしょう。また兜もかぶっていないのは戦の神はイメージ  したくなかったのではと思います
  
  もう一つ面白いことに、アテナ神は、超美人でフロイトの最も好んだ像のうちのひと   つで、いつもかれの書斎にあり、毎日見ながら、心理学の追求をしてた?・・・・

5 大阪にふさわしくヘルメス神(商売の神)アテナ神(知恵の神)を置いたんですね

6 見過してしまいそうな「二つの神」を調べてみて面白かったですよ。

2007年1月14日
笠原 道夫
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