もう一つの世界!

せめて週末くらいは スマホを離れて
もう一つの世界を歩いてみませんか?
新しい世界に会えますよ!
・・・・・

「 嵯峨野の秋 」

2018年11月16日 | 
「 嵯峨野の秋 」









二人は 無言で歩く

真っ赤な 紅葉が

染めるのは

あなたの 白い頬 ですか

あなたの 黒い瞳 ですか

それとも

あなたの 白い心 ですか

・・・・

・・・・

2018年11月
嵯峨野の秋
  笠原 道夫
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薄紫の悠久

2018年09月18日 | 
「 薄紫の悠久 」


朝霧の 透明な帳に 包まれています


朝日が 薄紫の花弁を 輝かせました

薄紫の 柔らかな 肌に 近づくと

肯くように かすかに 揺れました

静謐 静寂 無言の中を 浮遊する  

薄紫の 悠久の時間が 流れていく 

・・・・


2018年9月18日


 笠原 道夫
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紅涙 京都の秋

2016年12月03日 | 
日本の四季はいいですね
 
ところで、

先日 「 紅涙 」 という言葉に初めて出会いました

「 美人が流す涙 」
 
だそうです 

京都の秋のイメージにピッタリですね

そんなわけで、こんな句が浮かびました

・・・・・



白い頬 紅い光が 戯れる





唇を 初冬の風が 冷やすのか





潤む眼に 散りゆく紅葉 揺れている





散る紅葉 最後の場所は 黒髪か






寂しげな 後ろ姿を 紅葉追う






舞う紅葉 こぼれる涙 嵯峨野色



2016年 初冬 京都にて

  笠原 道夫







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時の切片

2015年12月22日 | 


久しぶりに綴りました

初冬の 一情景です

・・・・・

「 時の 切片 」

初冬の光を 浴びながら 
時の切片が 舞い落ちる

四季に 感謝して
四季を 惜しんで
冬の香に 誘われて
表と裏を 見せながら

ゆっくり ゆっくり
舞い落ちる
行き場所を 探しながら
いちまい いちまい 
舞い落ちる

遠くから 梵鐘の音が
かすかに 聞こえてくる
..........

2015年12月

笠原 道夫


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舞い散る桜

2013年04月05日 | 
「 舞い散る桜 」

一時 日本中を 桜色に 変え

一時 人の心を 桜色に 染め

一年 一度きりの 桜花の 情景


春風が 桜の花びらを 引き離し

青空に 寂しげに 舞い上がる 

散りぎわの 潔さを 見る人々に


桜は 警鐘を 鳴らしています

人々の 生と欲への 執着心に

・・・・・

2013年4月5日
笠原 道夫
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生命 と 海

2012年12月23日 | 



「 生命は 海から 誕生した 」


この不思議な 関係は 偶然ではない

海の波は 1分間に 規則正しく18回

人の 体温は その倍の 36度

人の 脈拍は その倍の 72回

人の 血圧は その倍の 144mmhg

そして 

人は 母親の 胎内に 288日で

この世に 生まれてくる

なんか 不思議な気が しますね

・・・・・

2012年12月23日

笠原 道夫 
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京都 東山 清水寺の情景

2012年11月21日 | 

「 清水の舞台から 」

京都 東山 音羽山の 麓には
清水寺が 静かに 溶け込んでいる

音羽の 細い 三本の 滝音が
心地よい リズムを 奏でている

清水寺は 平安の昔より 東から
京の都を 見守り 続けてきた

多くの人々は 大きな舞台から 
京の歴史を 見つめ 続けてきた
・・・・・
そして 今
舞台から 見つめるのは
自分自身 なのでしょうか
・・・・・

2012年11月21日
笠原 道夫

スライドはぜひ、最大化してご覧ください(右下のマークをクリック)

京都 東山 清水寺の情景
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「 浮き草模様 」

2012年05月19日 | 




「 浮き草模様 」 

浮き草と 川面に 映る青空が 

一体となって 草模様を描く


五月の光が 池面に反射し

五月の香が 池面に漂い

五月の音が 池面に飛ぶ 


そして

五月の風が 池面を揺すると

池面の表情は 少し遅れて

静かに ゆっくりと 変わる

まるで 時間が 止まったように

新しい 草模様が 現れる

・・・・・


2012年5月19日

五月の散歩道にて
  
 笠原 道夫
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 日めくり カレンダー 

2011年08月01日 | 



「 日めくり カレンダー 」

日めくり カレンダー 一枚
昨日の 幸せは 心にしまって

今日の 幸せ探しに 歩きましょう

まだ 見ない 風景に会えるように
会いたい あの人に 会えるように

あの人に 会えたら

今しか 言えないことがあります
今しか 出来ないことがあります 

それは
偶然の できごと だったのでしょうか
必然の できごと だったのでしょうか

今日という 一日は

爽やかな風と  爽やかな香を
私の 頬と心に 置き去りにして

知らぬ顔して 足早に
振り向いても くれずに
過ぎ去って 行きましたが

また 一つ 幸せが ふえました
・・・・・

日めくり カレンダー 一枚

明日の 幸せは

・・・・・


ブログ友 Mさんのブログから想う

先日、立山黒部アルペンルートに行きました
写真は室堂 みくりケ池です

2011年8月1日
 笠原 道夫
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出雲の国

2011年02月18日 | 
  「 出雲の国 」

 日本海に面する 出雲の国は
 歌舞伎の 阿国が 生まれた国
 阿国は 出雲大社の 巫女でした

 阿国も見た 大社の しめ縄は
 雪混じりの 強風にも 揺れない

 その縄には

 幸運と 不運が
 浮揚と 沈潜が
 上昇と 下降が
 優勢と 劣勢が
 勝者と 敗者が

 時には 上になり
 時には 下になり

 絡み合っている
 
 ・・・・・
2010年1月
 出雲大社にて想う

  笠原 道夫


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「 感動 と 感謝 」

2010年10月02日 | 
「 感動 と 感謝 」

真青な空に 吸い込まれていく
楽しげな 小鳥の さえずりが
心に しみ込む この瞬間

さんさんと ふりそそぐ光
心躍る 花たちの 笑顔が
心に 写り込む この瞬間

自分の この足で 歩けて
自分の この手で 花手折り
透明な 香りに 酔う瞬間

こんな 瞬間が あるだけで

感動 と 感謝が 
不安 と 不満を
和らげて くれます

・・・・・

2010年10月
Sさんへ贈る
笠原 道夫
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尾瀬沼には 黒髪の美女が棲む

2010年09月18日 | 
「 尾瀬沼の美女 」

尾瀬沼には 黒髪の美女が棲む

水面には 美女の 黒髪が揺れ

水鏡の奥には 美女が 微笑む


幽かな風が 木々と 水に語りかけ

二つの世界が 水面で 向き合い

水鏡の 青空と 白雲が 響き合う

・・・・・

この静寂 この清澄の 永遠を 

懇願している 哀願している

黒髪の美女の 微笑が

見えるでしょうか


黒髪の美女の 美声が

聴こえるでしょうか

・・・・・

2010年8月
 尾瀬沼で想う
  笠原 道夫
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日記 とは・・・・

2010年06月05日 | 
「 日記 」

わたしの 日記は

いつか だれかに

読まれる ことを

無意識で 望んでいる

・・・・

そして 読んでほしいのは

だれかではなく あなたなのです 

あなたが 読んでいる姿を

あなたの 心のうごめきを

あなたの 揺れ始める瞳を

そして  頬に流れる涙を

想像して

期待して

切望して

書いているのでしょうか

・・・・

2010年6月5日
 Mさんの日記で感じたこと
笠原 道夫

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あいちゃん と てんとうむし

2010年05月30日 | 
あいちゃん と てんとうむし


てんとうむしさんは
ちーさな ちーさな
まーるい まーるい
七つの星を もっている

ちーさな ちーさな
ほそーい ほそーい足を 
かわいく 動かして
見えなく なっちゃった

てんとうむしさん てんとうむしさん 
どこへいったの
わたしの声が 聞こえる
隠れないで わたしと いっしょに遊ぼうよ

あいちゃんね 
ずうっと ずうっと 前から
聞きたいことが あったの
それはね 

どうして せなかに 
七つも 星を もっているのかって
おしえて おしえて

それじゃね
あいちゃんにだけに おしえるね
この七つの星はね 家族なんだよ

ぼくの おじいちゃん と おばあちゃん
お父さん と お母さん
お兄ちゃん と ぼくの妹
そして このぼくの 七人家族が

一つの場所で 
仲良く 明るく 元気に
暮らせるように 神さまが
描いてくれたんだよ

ふーん そうなのか 
家族なんだ
・・・・・・

2010年5月30日
笠原 道夫

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「 みくちゃん と みちおくんの夏 」

2010年05月23日 | 
「 みくちゃん と みちおくんの夏 」

ねえ ねえ お兄ちゃん お兄ちゃん 見てよ
かわいい ひまわりさんたちが 笑っているよ

みくね マーガレットも 好きだけれど
ひまわりも すきなのよ

だってね いつも いつも
お日さまに 向かって 
お話している みたいでしょ

それに いつも 笑顔で
時々 うなずいてくれるし
ずうっと 見てしまうのよ
・・・・・

みくちゃん みくちゃん 
なにか 聞こえてくるよ

ひまわりさんが お話してる

私はね お日さまの光を 
いっぱい いっぱい 吸って
笑顔に 変えているのよ 

そして 笑顔を 人々に 届けたいの
だからね その笑顔を 
ほかの みんなにも 届けてね

・・・・・

2010年5月23日
 みくさんの写心を見て 綴る
  笠原 道夫

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