始めたよ!一口馬主~チーム・ノーマンの挑戦~

競馬と少し距離を置いていたが、一口馬主を始めて、資金力が無いのに入れ込んでいるノーマンが書く備忘録

エレディータは決して忘れてはならない馬です(16/8/16)

2016-08-16 08:10:00 | 2012年産出資馬
表題は、シルク・ホースクラブ会報(2016年7月)に掲載された、奥村豊調教師のインタビューの小見出し。

出資愛馬であったエレディータ牝は、自分にとっても忘れられない馬だ。

そして、8月16日が命日。
あれから、1年が経った。



奥村豊調教師は、「(厩務員・調教助手として) 何か思い出に残っている馬や印象深いことはありますか。」という問いに対して、

「ここで挙げることが適切かどうか分からないですが、」と前置きした上で、

「私の中で決して忘れてはならない馬としてエレディータを挙げさせてください。」と答えている。


「厩舎開業時にシルクさんからお声掛けいただいて、藤岡健一厩舎から転厩で引き継ぎお預かりさせていただいたのにも関わらず、競走馬として不本意な最後となってしまいましたから・・。非常に悔しかったですし、今後同じことを起こさないようにしていかないといけないと決意を新たにしました。」


奥村師は、調教助手として藤岡厩舎に所属していた時に調教師試験に合格し、技術調教師時代にはベースを藤岡厩舎に置いていた。
技術調教師時代に藤岡厩舎に入ってきた1頭が、エレディータとなる。


「(前略) いっぱい色んなことを試して、そのほとんどが失敗になると思うんですけど、それを自分の中で蓄えていくことが後々の財産になると思うので、そういった意味でエレディータに関しては、自分の中で強くインパクトの残る馬となりましたね。」


以上が、インタビューの中でエレディータに関係する部分。



自分も、エレディータのことは決して忘れることはない。

そして、その想いから、半妹スプリングゲイル牝2にも出資している。

エレディータは勝ち上がることが出来なかったが、スプリングゲイルには是非とも勝ち上がってもらいたい。

スプリングゲイルの2戦目は、8月28日(日)に予定されている。



エレディータが安楽死(15/8/16)

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4 コメント

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Unknown (youknowname)
2016-08-16 13:43:27
エレディータの最後のレースを思い出すと、何故か申し訳なく感じてしまいます。自分の能力をこれでもかと、振り絞るようなレースぶりはまさに生き残りを掛けたサラブレッドの本能を感じさせました。
確かデビュー3、4戦目で3着以下を突き離したレースがありましたが、強い相手が1頭いたのが不運でした。
今日が命日だとは気が付きませんでしたが、ブログを見れて良かったです。
エレディータ、忘れることはできない愛馬です。
Re: (ノーマン)
2016-08-16 22:12:49
youknownameさん、コメントありがとうございます。
今日という日を認識していた訳ではないですけど、お盆休みに入って余裕が出来たら、去年の今頃だったな〜と頭に浮かんできて、自分のブログを読み直しました。

おっしゃる通り、4戦目の2着の時は1着馬が強かったですね。あの時点で勝ち上がれなかったのは、運が無かったのかもしれません。
凡走もありましたが、自身の力を出し切ろうとするタイプで、特に好走時は一生懸命走る姿が印象的でした。

自分の場合は、出資を開始した世代の1頭ですから、本当に印象に残っています。

クラブの会報ですから、エレディータの名前が出てくるのは普通ですが、奥村豊調教師があんな風に言ってくれたのは嬉しかったです。
Unknown (Unknown)
2016-08-16 22:26:46
お疲れ様です。
エレディータはノーマンさんのブログを訪れるキッカケとなった愛馬ですし、亡くなったときの記事にもコメントしたと思いますが、私にとっても忘れられない愛馬です。今の2歳馬を選ぶときもそうでしたが、エレディータの馬体は私の中では大切な教材にもなってますし、奥村先生に預託される馬をいつか持ちたいなぁと思ってます。
Re: (ノーマン)
2016-08-16 22:53:40
お疲れ様です。コメント、ありがとうございます。
自分も、機会があれば奥村豊厩舎予定の馬に出資したいと思いました。
エレディータの馬体は、お手本として頭に焼き付けておいた方が良さそうですね。

エレディータと言えば、そのタフさにも驚かされました。
出資を検討していた時(2歳4月)に、体重が450〜460kgぐらいだったのでシルクに電話を掛けて聞くと、「デビューする時は430kgくらい」と言われた記憶があります。
一般的に考えればそうなるという答えでしたが、デビューした時は450kg台で、育成場に居る時と変わりませんでした。
馬体重を維持する力というのも競走馬には必要だと、後から気付かされました。

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