「ミートフリーマンデーの集い9.19」の報告

2016年09月25日 | MFM

ポールに感謝!「ミートフリーマンデーの集い」大盛況

本協会主催の「ミートフリーマンデーの集い」は新宿区の「未来食レストランカフェTUBUTUBU」

と「つぶつぶセミナーホール」で開催されました。

 

第1部に先立って12時30分から、日本ベジタリアン学会認定「アドヴァイザー講座」が開講

され、中川雅博(農学博士)さんによる「菜食と環境」、仲本桂子(栄養学博士)さんによる「菜食

と栄養」が開講されました。「菜食と環境」では、地球温暖化や水問題など現代社会が抱える問

題、「菜食と栄養」では米国栄養士会の最新情報やベジタリアン・ビーガンが望ましい食を実現

する菜食ピラミッドなどが講義されました。

 

 

 

「ミートフリーマンデーの集い」第1部は15時から、第1回日本ベジタリアンアワードMFM賞

受賞者の小野篤人さんによる「大豆は地球を救う!」の講演でスタートしました。イースター島

滅亡を教訓とした熱帯雨林の消滅危機や、タンパク源を動物性から環境負荷の低い植物性へ切

り替えるプロテインシフトなど、持続可能なライフスタイルの提案をされました。

 

 

 

続いて、朝日広告賞グランプリ受賞者で日本大学講師の南勲さんによる「MFMの海外事情」は、

主に米国での最新のベジ事情、ミシェル・オバマ大統領夫人がベジタリアンで子どもの食育に熱

心なことや、最も興味を引いたのは第2次世界大戦後、爆薬に使っていた窒素系の化学物質の使

い道が無くなり、それを化学肥料に転用し、適合する作物としてトウモロコシが飛躍的に生産さ

れるようになった背景が語られました。

 

学会認定セミナーからの受講者もおられ、約20人の出席がありました。

 

 

「第2部」音楽イベントは、小城協会評議員が企画・運営を担当しました。第1部から引き続い

て参加された方も含め、60名を超える方々が参加され、中には多数のノンベジの方々がおられ

ました。

 

冒頭の歓談タイムでは、ベジ・ノンベジの垣根を越えた交流が活発に行われ、ノンベジの方から

ベジの方に色々質問する光景もあちこちで見られました。

 

 

演奏タイムでは、シンガーソングライターの「世界ブルーあおき」さん、山梨のヴィーガンユニ

ット「あわのまにまに」さん、真打落語家の「川柳つくし」さんをはじめ、多数のプロ・アマ有

志がそれぞれのスタイルでビートルズを演奏し、大いに会場を盛り上げてくださいました。

また、小城評議員率いる、ゆるベジバンド「OKベジー」もビートルズナンバーを何曲か演奏し、

さらに、余興として、ビートルズの音楽に合わせて太極拳の各流派を表演するという「妙技(?)」

も披露し、会場から大きな拍手喝采を浴びていました。

このほか、音楽雑誌「ミュージックライフ」でビートルズやポールマッカートニー特集号の執筆

に関わった淡路和子さんからも、雑誌の紹介や取材後の所感などをお話ししてくださいました。

 

 

今回主催の垣本協会代表が参加し、挨拶の中で、ポールと出会った時のエピソードをはじめ、ミ

ートフリーマンデーの意義や、音楽とベジの融合という本会の趣旨等について興味深い話を紹

介しました。

まさに、会全体が「Beatly & Veggy」な雰囲気に包まれ、参加者の方々みなリラックスしながら

音楽とベジタリアン料理を楽しまれている様子でした。

 

終了後、参加者の方々からは、「本当に楽しかった」、「とても素敵なイベントなので、今後とも

続けてほしい」、「ベジタリアン料理がこんなに美味しいとは目から鱗だった」、「自分がいかに栄

養を摂取しすぎていたか認識できた」、「音楽の素晴らしさやベジタリアニズムの意義などがよ

く伝わってきた」、「ベジの世界は奥深い」、「週一ベジを試してみようと思う」等々、一様に肯定

的な声が寄せられました。

 

 NPO法人日本ベジタリアン協会としては、今後とも、ポールが応援してくれている「ミートフ

リーマンデー・ジャパン」活動の一環として、音楽を通じてベジタリアニズムを紹介するイベン

トを積極的に開催していきますので、皆さんのご参加を心からお待ちしています。そして、末筆

ではありますが、今回ご参加下さった方々、そしてベジタリアニズムという理念に共鳴して出演

を快諾してくださった有志の方々、並びに本会を陰で支えてくださった「つぶつぶカフェ」スタ

ッフの皆様に改めてお礼を申し上げます。

(by N.K & M.K)

 

 

 

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。