試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成1000形モハ1029,モハ1040[1037F-4] 中期仕様 前面貫通幌取付施工

2016-10-24 21:04:02 | 京成線
演出。

マイクロエース製京成1000形1037F中期仕様(1037F-4)は4+4編成です。
しかし動力ユニット搭載車がモハ1029のため逆組成に向きませんでした。
現在に至るまでモハ1029,モハ1040は運転台付中間組込車で固定されています。


京成1000形1037F 4+4編成 中期仕様。
[1037F-4]:1037-1038-1039-1040+1029-1030-1031-1032
※貫通扉種別表示窓追設編成。

1037F-4はモハ1040+モハ1029の連結部だけ貫通幌がありません。
当面先頭に立つ見込みがない両車に貫通幌を取り付けてみます。
貫通幌は数量に余裕のあるグリーンマックス製を用いる計画でした。


天地が大きく異なる貫通幌 (?製,グリーンマックス製)。

ところが車体貫通幌座に対して天地が足りませんでした。
更に部品を漁ってみると出自不明の貫通幌が2個見つかりました。
この貫通幌はグリーンマックス製に比べて天地がありました。


モハ1029用貫通幌 (原形,細工品)。

スナップ嵌合式でしたがモハ1029,モハ1040には合いません。
先ずスナップ部と渡り板を根元から撤去しました。
次に貫通幌座が隠れるよう下部内側を斜めに削りました。


貫通幌取付中のモハ1029。

車体への取付はゴム系接着剤で上下2点止めです。
下側は渡り板裏面で支持されているためある程度の耐性が望めます。
幌支持モールドとの隙間はゴム系接着剤が埋めました。




モハ1029 [急行 81K 急行 西馬込]:貫通幌取付施工。

最初に取り掛かったモハ1029の前面見附は大きく変わりました。
TNカプラーSPには干渉しておらず連結性能に支障はありません。
この結果を受けモハ1040にも加工した貫通幌を取り付けました。




モハ1040 [急行 81K 急行 西馬込]:貫通幌取付施工。

全く同じ加工をしたつもりでしたが天地が足りなくなりました。
変形を嫌い妥協したため僅かに貫通幌座上部が見えます。
ただモハ1029と共に立体感が出て雰囲気はかなり良くなったと思います。




モハ1040+モハ1029 (貫通幌取付施工車+貫通幌取付施工車)。


3300形モハ3333+モハ3304 (3344F-4:貫通幌取付施工車+貫通幌取付施工車)。


3300形モハ3313+モハ3310 (3316F-2:貫通幌取付施工車+貫通幌装着車)。

肝心の側面見附も納得行く仕上がりとなりました。
貫通幌取付は良好な結果を迎えられた模様です。
1037F-4に合う貫通幌の発掘は幸いでした。




モハ1040,モハ1029 (貫通幌取付施工)。

これでモハ1029,モハ1040は竣工です。
先頭車両のモハ1032,モハ1037とは対照的な方向に進みました。
更に[]種別板に貼り替えても良さそうです。

※改訂:2024年4月12日
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