始動。
グリーンマックス製京成3700形3708F登場時仕様(1次車:3708F)は3818F中期仕様(5次車:3818F)と台車を振替えた。
ところが復帰前提の休車指定中に3708F前期仕様(再生産品)導入により新登場時仕様(3708F-1)が代替出場し編成更新となった。
以後3708F元登場時仕様(→3708F-2)は新たなプロトタイプ絞込に難航し2017年9月から長期に渡り戦列を離れている。
京成3700形3708F 1次車 元登場時仕様。
3708F-2:3708-3707-3706-3705-3704-3703-3702-3701。
※休車:台車色変更,PT-4804形パンタグラフ撤去,3708,3701 分解済。
3708F-2の台車は3818Fとの相互振替でサックスブルー成型品から灰色成形品のFS-547(047)へ履き替えられている。
当初は3400形3408F登場時仕様(3408F-2)から捻出されたスカートを装着し前期仕様化する予定だった。
しかし3818Fのサックスブルー成形台車色と逆転現象が生じるため踏み切れずに終わった。
その後更新編成の3708F-1に避雷器付PT-4804形パンタグラフと行先方向幕部品を供出した。
更に3768F後期仕様(3次車:3768F→現行仕様)へ運転台側ライトケースを譲っている。
3708F-1(1次車:新登場時仕様)。
※リニューアル再生産品。
現在は3706の動力ユニット更新さえ見送られ部品取編成状態にまで成り下がっている。
この悪循環を断ち切るには早急にプロトタイプを決めなければならなかった。
常に引っ掛かっていたのは灰色成形FS-547(047)である。
3708,3701(3708F-2)へのスカート取付は決定事項だった。
各々を活かすには[K'SEI]CIマーク貼付後の後期仕様化が理想との答に至った。
3706 1次車 元登場時仕様(3708F-2:灰色成形FS-047動力台車装着車)。
使用する[K'SEI]CIマークインレタは京成3500形3540F更新車中期仕様(3540F-1)でも起用したジオマトリックス製である。
ただ予備が片側1面しかなく失敗は許されない。
徐々に[K'SEI]CIマークインレタの転写を進め8両全車への施工完了を以て後期仕様化が本格開始される。
ジオマトリックス製[K'SEI]CIマークインレタは京成3600形3618F芝山色(3618F-2)で初採用した。
3618F-2,3540F-1の何れも転写に苦戦した経緯がある。
予備数が余りに少な過ぎ3706(3708F-2)を入場させ[K'SEI]CIマークインレタ転写の感覚を取り戻す。
入工中の3726,3706 (3728F,3708F-2)。
後期仕様化は僅か2回の失敗で計画を0に戻させる。
よって転写ボーダーを大幅に下げ多少の掠れ,剥離,傾斜は見切る。
とにかく戸袋吹寄部に[K'SEI]CIマークが貼付されている状態の再現が最優先事項となった。
転写部は3618F-2,3540F-1から引き続き予め消しゴムで均す方式を採っている。
グリーンマックス製京成形式への[K'SEI]CIマークインレタ転写は初だった。
そのため消しゴム式下処理がどの程度効果を発揮するか判らない。
ほぼ験担ぎに等しい工程でしかないかもしれない。
グリーンマックス製印刷とジオマトリックス製インレタは[K'SEI]CIマークの寸法が若干異なる。
参照用に3726後期仕様(1次車:3728F)を同時入場させ大幅な差異が生じないよう手を打った。
3726を確認しインレタ上辺は窓サッシ印刷下端を基準とした。
裁断した[K'SEI]CIマークインレタをセロハンテープで覆い車体へ入念に密着させた。
後はひたすら擦るだけとなる。
↓
戸袋吹寄に転写された[K'SEI]CIマーク(海側)。
先ず海側への転写から開始した。
予想通り多少擦った程度では[K'SEI]がばらばらになる。
これでは埒が明かないと思われ文字潰れも見逃す。
静かにセロハンテープを戻し強目にバーニッシャーを押し付けた。
この作業を繰り返し漸く台紙からインレタの欠片が見えなくなった。
ゆっくり捲ると戸袋吹寄に[K'SEI]CIマークが移っていた。
押圧に頼ったため[GROUP]は判読が難しい。
それでも全体の雰囲気は悪くなく転写再開1回目にしては上出来と言えよう。
転写中に幾度か強く押し付けたバーニッシャーがセロハンテープ上を外れ車体に滑らせてしまった。
しかし凹部は見られず影響は出ていない。
山側へのインレタ転写を終えた3706 (3726,3706)。
続いて山側の[K'SEI]CIマークインレタ転写に移行した。
入念に戸袋吹寄部を消しゴムで均しインレタを載せた。
転写進行度合いは海側と全く変わらなかった。
何処かバーニッシャーの使用法に問題があると思われる。
テストピースの無い現状では再確認する術が無い。
結果が出る事を待ち何度も同じ作業を繰り返した。
苦労は報われ山側戸袋吹寄部にも[K'SEI]CIマークが再現された。
3706のインレタ転写試行はインレタを失わずに成功を迎えている。
この後に[K'SEI]CIマーク周囲の余分な転写糊とセロハンテープ糊を除去し車体表面を仕上げた。
↓
3706後期仕様(3708F-2:ジオマトリックス製[K'SEI]CIマークインレタ転写)。
約60分を要し3706(3708F-2)が仮竣工した。
[仮]が外れるにはまだ7両14箇所に上るインレタ転写が待つ。
更に3708F-2出場までに動力ユニット更新を施すため3706は再入場が確定している。
[K'SEI]CIマークインレタの剥離を要さない動力ユニット更新を迎えられると思いたい。
グリーンマックス製京成3700形3708F登場時仕様(1次車:3708F)は3818F中期仕様(5次車:3818F)と台車を振替えた。
ところが復帰前提の休車指定中に3708F前期仕様(再生産品)導入により新登場時仕様(3708F-1)が代替出場し編成更新となった。
以後3708F元登場時仕様(→3708F-2)は新たなプロトタイプ絞込に難航し2017年9月から長期に渡り戦列を離れている。
京成3700形3708F 1次車 元登場時仕様。
3708F-2:3708-3707-3706-3705-3704-3703-3702-3701。
※休車:台車色変更,PT-4804形パンタグラフ撤去,3708,3701 分解済。
3708F-2の台車は3818Fとの相互振替でサックスブルー成型品から灰色成形品のFS-547(047)へ履き替えられている。
当初は3400形3408F登場時仕様(3408F-2)から捻出されたスカートを装着し前期仕様化する予定だった。
しかし3818Fのサックスブルー成形台車色と逆転現象が生じるため踏み切れずに終わった。
その後更新編成の3708F-1に避雷器付PT-4804形パンタグラフと行先方向幕部品を供出した。
更に3768F後期仕様(3次車:3768F→現行仕様)へ運転台側ライトケースを譲っている。
3708F-1(1次車:新登場時仕様)。
※リニューアル再生産品。
現在は3706の動力ユニット更新さえ見送られ部品取編成状態にまで成り下がっている。
この悪循環を断ち切るには早急にプロトタイプを決めなければならなかった。
常に引っ掛かっていたのは灰色成形FS-547(047)である。
3708,3701(3708F-2)へのスカート取付は決定事項だった。
各々を活かすには[K'SEI]CIマーク貼付後の後期仕様化が理想との答に至った。
3706 1次車 元登場時仕様(3708F-2:灰色成形FS-047動力台車装着車)。
使用する[K'SEI]CIマークインレタは京成3500形3540F更新車中期仕様(3540F-1)でも起用したジオマトリックス製である。
ただ予備が片側1面しかなく失敗は許されない。
徐々に[K'SEI]CIマークインレタの転写を進め8両全車への施工完了を以て後期仕様化が本格開始される。
ジオマトリックス製[K'SEI]CIマークインレタは京成3600形3618F芝山色(3618F-2)で初採用した。
3618F-2,3540F-1の何れも転写に苦戦した経緯がある。
予備数が余りに少な過ぎ3706(3708F-2)を入場させ[K'SEI]CIマークインレタ転写の感覚を取り戻す。
入工中の3726,3706 (3728F,3708F-2)。
後期仕様化は僅か2回の失敗で計画を0に戻させる。
よって転写ボーダーを大幅に下げ多少の掠れ,剥離,傾斜は見切る。
とにかく戸袋吹寄部に[K'SEI]CIマークが貼付されている状態の再現が最優先事項となった。
転写部は3618F-2,3540F-1から引き続き予め消しゴムで均す方式を採っている。
グリーンマックス製京成形式への[K'SEI]CIマークインレタ転写は初だった。
そのため消しゴム式下処理がどの程度効果を発揮するか判らない。
ほぼ験担ぎに等しい工程でしかないかもしれない。
グリーンマックス製印刷とジオマトリックス製インレタは[K'SEI]CIマークの寸法が若干異なる。
参照用に3726後期仕様(1次車:3728F)を同時入場させ大幅な差異が生じないよう手を打った。
3726を確認しインレタ上辺は窓サッシ印刷下端を基準とした。
裁断した[K'SEI]CIマークインレタをセロハンテープで覆い車体へ入念に密着させた。
後はひたすら擦るだけとなる。
↓
戸袋吹寄に転写された[K'SEI]CIマーク(海側)。
先ず海側への転写から開始した。
予想通り多少擦った程度では[K'SEI]がばらばらになる。
これでは埒が明かないと思われ文字潰れも見逃す。
静かにセロハンテープを戻し強目にバーニッシャーを押し付けた。
この作業を繰り返し漸く台紙からインレタの欠片が見えなくなった。
ゆっくり捲ると戸袋吹寄に[K'SEI]CIマークが移っていた。
押圧に頼ったため[GROUP]は判読が難しい。
それでも全体の雰囲気は悪くなく転写再開1回目にしては上出来と言えよう。
転写中に幾度か強く押し付けたバーニッシャーがセロハンテープ上を外れ車体に滑らせてしまった。
しかし凹部は見られず影響は出ていない。
山側へのインレタ転写を終えた3706 (3726,3706)。
続いて山側の[K'SEI]CIマークインレタ転写に移行した。
入念に戸袋吹寄部を消しゴムで均しインレタを載せた。
転写進行度合いは海側と全く変わらなかった。
何処かバーニッシャーの使用法に問題があると思われる。
テストピースの無い現状では再確認する術が無い。
結果が出る事を待ち何度も同じ作業を繰り返した。
苦労は報われ山側戸袋吹寄部にも[K'SEI]CIマークが再現された。
3706のインレタ転写試行はインレタを失わずに成功を迎えている。
この後に[K'SEI]CIマーク周囲の余分な転写糊とセロハンテープ糊を除去し車体表面を仕上げた。
↓
3706後期仕様(3708F-2:ジオマトリックス製[K'SEI]CIマークインレタ転写)。
約60分を要し3706(3708F-2)が仮竣工した。
[仮]が外れるにはまだ7両14箇所に上るインレタ転写が待つ。
更に3708F-2出場までに動力ユニット更新を施すため3706は再入場が確定している。
[K'SEI]CIマークインレタの剥離を要さない動力ユニット更新を迎えられると思いたい。