試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

JR103系習志野電車区333F [Tc773] (クハ103-773,786 車体振替)

2017-01-22 21:15:38 | 国鉄/JR103系出場:総武・中央線
岐路。

KATO製JR103系クハ103-773,クハ103-786の車体振替を終えラシ333Fが再出場した。
編成単位で塗装変更車から塗装変更車への振替えはラシ327F以来2本目になる。
ラシ327FはTOMIX製クハ103形旧製品からKATO製クハ103形へ変更する車両振替だった。
元々KATO製クハ103形だったラシ333Fは車体振替となり更に代わり映えのしない出場を迎えている。




JR103系ラシ333F (1992/10,1993/3)。
ラシ333F-1:Tc773-M416-M'572-[T180]-[M156]-[M'289]-[T198]-M417-M'573-Tc786
ラシ333F-2:Tc773-M416-M'572-[T180]-M417-M'573-[T198]-[M156]-[M'289]-Tc786。
※クハ103-773,クハ103-786 車体振替。

クハ103-773,クハ103-786は先に車体更新で捻出された旧クハ103-295,旧クハ103-296(元ラシ334F)と車体を振り替えた。
結果的にラシ334Fのクハ103形がラシ333Fへ異動したことになる。
前面塗装状態の芳しくなかったクハ103-773,クハ103-786は少しだけ体裁が良くなったと思う。
プリズム押えは無塗装品に戻ったが殆ど変化は感じられない。
前面JRマークはTOMIX製旧インレタに転写し直し色温度に若干の変更があった。


元ラシ334F (旧クハ103-295→クハ103-773,旧クハ103-296→クハ103-786)。

入場時に行先方向幕を[千葉]から[中野]へ変更し西行運用に改まった。
ラシ333Fは同一車両構成で2種の組成が行える所有編成でも珍しい存在である。
動力ユニットはKATO製モハ103-417に搭載している。
サハ103-180はKATO製一般形車体にグリーンマックス製床板を分割取付けし竣工した。
そのせいかモハ103-417が8号車に変わるラシ333F-1では幾度かモハ102-572+サハ103-180の連結部で脱線した。
東行から西行に変わり牽引方向が逆になったためこれの解消にも期待を寄せている。
走行安定度都合で基本編成はラシ333F-2から変更していない。
運行番号は自作ステッカーを修正していないため[31C]を承継した。


ラシ322F,ラシ333F (TOMIX製旧製品,KATO製)。

車体振替,車両更新の全く進まないTOMIX製クハ103形旧製品は塗装変更車が大半を占める。
塗装変更車は何れも初期竣工組で旧クハ103-773,旧クハ103-786の状態を下回っている。
これにはクハ103形のみが一体成形車体で屋根板のマスキングを要した事が響いている。
TOMIX製クハ103形旧製品塗装変更車をKATO製クハ103形塗装変更車で車両振替を行う方が良いと思えてきた。
しかしTOMIX製クハ103形旧製品のモデリングも捨て難く編成数減少は惜しい。
しかも塗装変更車の大半にはキハ58系用排障器(PZ-900:現PZ6286)を取り付けており何とか車両更新に結び付けたい。
一時的なKATO製クハ103形の代打起用は車両番号インレタが無駄になるため行いたくない。
今回の入場で手間の割に効果が薄い車体振替自体にも疑問を持つようになった。
車体振替により旧クハ103-773,旧クハ103-786が保留車に廻った。
引き続き車体振替を継続する予定だったが一旦中断する。




ラシ333Fサイドビュー(クハ103-773:車体振替)。

旧クハ103-295,旧クハ103-296の弱点だった塗装失敗による黄緑6号の名残は黄マッキーで隠蔽された。
この車体振替で唯一不安だった箇所は黄マッキー1本で拭えている。
なお種車都合で黄色5号の赤味が薄れ編成見附は向上した。


クハ103-773+モハ103-416 (塗装変更車+メーカー塗装車)。

ベンチレーターは現行LOT化を図りたかったが予備品残数都合で断念している。
グリーンマックス製モハ103-156+モハ102-289組込がAssyベンチレーター採用の目的だった。
KATO製モハ103-416,モハ102-572,モハ102-573は少数派のベンチレーター無塗装車でKATO製ベンチレーターを塗装し再現している。
モハ103-136+モハ102-246(ラシ307F-2)でグリーンマックス製103系へのKATO製ベンチレーター搭載が可能と判った。
ベンチレーター無塗装車とコントラストを出すため何れかは全車両の現行LOTベンチレータ化を図りたい。