試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

JR103系1200番代三鷹電車区K9F [Tc1203] 青帯冷房改造車 (クモハ102-1203,クハ103-1203 快速表示器設置)

2017-01-10 21:11:05 | 国鉄/JR301系,103系1000番台
時差。

マイクロエース製JR103系1200番代ミツK9Fが快速表示器取付を終え再出場した。
工程は快速表示器取付だけと軽度なものだった。
しかし取付位置の調整に手こずり思いの外時間を要している。




JR103系1200番代ミツK9F 青帯冷房改造車。
ミツ9F:[Tc1203]-[M1208]-[M'1206]-[M1209]-[M'c1203]。
※イメージ編成:全車非ユニット窓。

モハ103-1209(ミツK9F)の[弱冷房車]ステッカー印刷剥離失敗がミツK9F,301系ミツK10Fの方向性を決定付けた。
各々西船橋寄,中野寄5両口に限定され他編成と混結,併結への拘りが薄れている。
クハ103-1203の快速表示器撤去はマイクロエース製103系1000番代ミツK8Fに合わせたものだった。
現在LED式運行番号表示器は301系ミツK2F,ミツK8Fの2編成に採用している。
そのため運行番号表示器でグループが分かれていた。
◆幕式運行番号表示器:301系ミツK5F,103系1200番代ミツK6F。
◆LED式運行番号表示器:ミツK2F,ミツK8F。
ミツK9Fは順次LED表示器化された点を突いたがミツK10Fと釣り合いが取れない。
以前からミツK8Fとの併結を休止しておりミツK9Fは幕式運行番号表示器グループに吸収された。


103系1000番代ミツK8F 青帯車 (LED式運行番号表示器編成)。

前回の入場で少々黒Hゴム支持化に失敗したクモハ102-1203の運行番号表示器周りを修正した。
これだけで前面のバランスが向上したと思う。
容易に修正できたのはマッキーだったお陰で一般の塗料では現状回復に至らなかった可能性が高い。
構造都合もあり前面上部の塗り屋根回り込み塗装は行わなかった。
メーカー仕様でミツK8Fも回り込みは再現されておらず見切っても構わないだろう。


103系1200番代ミツK9F+301系ミツK10F。
ミツK9F+ミツK10F:[Tc1203]-[M1208]-[M'1206]-[M1209]-[M'c1203]+Tc6-M16-M'11-M18-M'c6
弱冷房車

1994年まではミツK9Fの快速表示器が存置されていた資料を確認し一連の整備に着手した。
その結果ミツK9F,ミツK10F共に運転台付車両には快速表示器が設けられた。
ミツK10Fはライトケース前面灰緑色化を施しミツK9F+ミツK10Fの見附は均整化が図れている。
クハ301-6,クモハ102-1203は暫定的に中間組込限定扱いとする。
まだ両者が先頭に立つ望みは捨てていない。
これで幕式運行番号表示器グループは全編成快速表示器付になった。
混結,併結への拘りが薄れたと同時にグループ内の統一が成される皮肉な結果になっている。
但し完全放棄した訳ではなく気分次第で組成する方向である。
それと引換えにこのグループは[01K 中野]だけに偏った。
3編成が在籍しながら差別化が図れないのは勿体ない気持ちもある。
場合によってはミツK9F+ミツK10Fで完全固定し行先変更を行うかもしれない。


301系ミツK5F,ミツK9F。

RP誌#590が快速表示器取付確定に至った一方で新たな齟齬を生んだかもしれない。
資料不足によりクハ103-1203は青帯を巻いた幌受で竣工させた。
ところが1994年当時はまだ回り込みが無く単色だった。
快速表示器撤去と幌受塗装のどちらが先行したか判らない。
そのため非ユニット窓とを併せてイメージ車両度が上がった可能性がある。
幌受の塗分けは自身初のマスキング塗装で再現した。
思い入れも重なり幌受を交換すべきか迷う。


ミツK9Fサイドビュー(クハ103-1203)。


301系ミツK10Fサイドビュー(クハ301-6)。

サイドビューでも引き立つ青帯の回り込みは棄て難い。
幌受はゴム系接着剤上下2点止めで撤去は容易である。
単色幌受に交換するかは実車の推移を調査してから判断したい。
一方クハ301-6(ミツK10F)の幌受は記憶が正しかったらしい。
実車の確認は出来ていないがミツK9FとミツK10Fで相違があったとは考え難い。
仮に回り込みがあればクハ103-1203との交換で万事収まるのだが。

再び厄介な課題を抱える事になったが快速表示器取付には概ね満足している。
103系1200番代でも個性の強いミツK9Fは同じ要素を持つミツK10Fとの混結が一番相応しいかもしれない。