映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『審判』

2022年10月20日 | Weblog
よい

オーソン・ウェルズ 監督・脚本
アンソニー・パーキンス、オーソン・ウェルズ、ジャンヌ・モロー、ロミー・シュナイダー、エルザ・マルティネリ、シュザンヌ・フロン、マドレーヌ・ロバンソン 出演

銀行で働く平凡な男ヨーゼフ・Kが、突然、身に覚えのない罪で逮捕を宣告される。身に迫る底知れない不安と恐怖。冷酷で不毛な現代社会の罠にはまった彼の行く末は?
(ストーリーはパッケージより)



原作はカフカ。
不条理劇は不安定で退屈である。
その退屈さをオーソン・ウェルズはどのようにごまかすのか?
彼独自の映像美とセックスのにおわせである(そんな激しいものはないが)。



まず主人公をめったやたらとモテる存在にする。
そしてその主人公をアンソニー・パーキンスにする。
すると、モテるたびに何か不安定なことが起きるのは観ているものには刷り込み済みなのである(笑)!
(↑参考資料『サイコ』より)

上品なベッドシーンと濃厚なブックスシーン!
上下からの視線の見下ろしと見上げるシーン!
迷宮を思わせる様々なつながり方。

主人公の職場の雰囲気と手続きの煩雑さ(見かけ上の無実の証明)は『未来世紀ブラジル』へ影響を与えている。


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