実験中に壊してしまったTRX7ですが、結局電源側のグランドと3端子レギュレーターのグランドの導通が何処かで切れたようで、直接ジャンパーでつないだら動作するようになりました。
しかし、あの圧電ブザーの様な酷い音はそのままです。
貴田さんにメールで問い合わせると、どうやらAFのオペアンプが発振している模様です。
まずはイヤホンを変えて試して見てはとのことでやって見ましたが、相変わらず。。。
次は、OPアンプの電源とグランドの間に100μF以上のパスコンを入れたらどうかと言われてやって見ましたが。。。やはり相変わらずで、ガックリ・・・
試しにと、AFの出力に以前FT101用に作ったAFのDSPフィルターに繋いで聞いてみると、フィルターはスルーの状態なのに、何故だかトーンが綺麗に聞こえるようになるんです。
ん~~~、これはAFの出力のインピーダンスがやはりイヤホンに合っていなくて発振しているのかもしれないので、この状況も含めて貴田さんい問い合わせてみると、多分そうかも・・・オペアンプを他の汎用2回路入りの4558等に替えてみたらとのアドバイスでした。
しかしスペック表を見てみると、4558はピン配置は同じですが5Vの単電源では動かなそう・・・同シリーズに低電圧用の4580というのがあったので、358と差し替えてみたら、やっと発振が止まりました。なんと、秋月では50円!
これで何とか、ジャンク箱行きは免れることができそうです。
ですが、高域のシャーシャーノイズは耳障りなので、「ラジオと電子工作」に出ているLCのAFローパスフィルターを作りました。
このフィルターを通すと、ソフトで耳に優しい音になります。
ダミーロードをつないで送信してみると、ちゃんと電波も出ているようなので、いよいよケースの加工に着手出来そうです。
そんな訳で、やっとハンドニブラーの出番がやって来ました!